「トヨタ式経営の技術」CD版・デジタル版

◎トップ企業の組織の強みを築いた、改善・ムダ取り・問題解決・見える化・人づくり…変化対応の稼ぐ組織の仕組みを経営に活かす
　物価高やインフレ加速、景気後退懸念…企業を取り巻く未曾有の経営環境の変化。トップを独走するトヨタも幾度の経営危機に遭遇し、カイゼンをはじめ、トヨタ式の経営法と呼ばれる手法を生み出し乗り越えてきた。

　社長は環境変化対応業。そのトヨタ式の仕組みには、業種・業態を問わずどの企業でも変化を乗り越え、稼ぎ続けるノウハウが詰まっている。

　本講話は、トヨタ式の指導や導入で著名な若松義人氏の企業顧問として多数のトヨタ式の教材作成を主導、また、トヨタ式の実践現場やトヨタ式生産方式の生みの親大野耐一氏直系のトヨタマンを取材し続け、その実務を知り尽くす桑原晃弥氏が、どの企業でも実践できる強い組織づくりと経営法を集約。

　変化を日常にする「トヨタ式カイゼン」の仕組み、問題・進捗・能力・原価・経営…を「見える化」させる方法、コストを下げ、競争力を高める「ムダどり」、真因をつぶす「トヨタ式問題解決法」のやり方、自分を凌駕する部下を育てる「トヨタ式チームと人づくり」をはじめ、変化を日常に、人と組織を動かし、景気後退ももろともせず会社が強くなる経営の仕組みの実践法を解説指導するものです。

形　態	定　価	会員価格	購　入
音声（どの形態でも内容は同じです）
CD版	55,000円	51,700円	カートに入れる
デジタル音声版（配信＋ダウンロード）	55,000円	51,700円	カートに入れる
USB版(MP3音声)	55,000円	51,700円	カートに入れる
その他
追加テキスト	2,200円	2,200円	カートに入れる

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商品情報

形態

※ＣＤ版・ＵＳＢ版・デジタル版は同内容となります。

●「ＣＤ版」
・音声ＣＤ版５巻組
・専用テキスト1部

●「デジタル音声版（ダウンロード＋配信）」
・講話をダウンロードまたはマイページ上からネット配信（ストリーミング）で視聴いただけます。
・専用テキストＰＤＦ

●「ＵＳＢ版(ＭＰ３音声)」
・講話音声ファイルを保存してお送りします。
　カーステレオ、パソコンのプレーヤー等で視聴いただけます。
・専用テキスト1部

※同注文で他商品もＵＳＢ版で選ばれた場合、１つのＵＳＢにまとめてお送りします。

デジタル商品と視聴方法について

収録時間: 4時間55分

発刊年: 2022年

講師紹介

桑原晃弥 (くわばらてるや)「トヨタ式５W１H思考」著者

慶応義塾大学卒業後、業界紙記者として活躍。不動産会社に請われ、人事・採用にて活躍。売り手市場でも優秀な人材を採用する手法が注目され、多数の取材を受ける。その後、トヨタ式の指導や導入で有名な若松義人氏と邂逅。同社の会社の顧問として、トヨタ式の実践現場や、トヨタ生産方式の大野耐一氏直系のトヨタマンを幅広く取材。トヨタ式の書籍やテキストなどの制作を主導。また、国内外を問わず創業者や起業家の研究をすすめ、人材育成や成功法を発信し続けている。主な著書に『トヨタ式「人を動かす人」になれる６つのすごい！仕事術』、『トヨタは、どう勝ち残るのか』他多数。

商品の主な内容

変化が日常になる強い組織をつくる「トヨタ式経営の仕組み」とは
■業種・業態を問わず実践できて効果絶大！「トヨタ式経営の活かし方」
◎組織が変化を日常にし、強い会社をつくる「改善の仕組み」
◎コストがみるみる下がり、競争力を高める「ムダどり」のやり方
◎問題・進捗・能力・原価・経営…を「見える化」させるポイント
◎同じ失敗を繰り返さない「トヨタ式問題解決」のやり方
◎知恵を出す部下を育て、自ら動く組織になる「トヨタ式人づくり」

■倒産の危機から生まれた「トヨタ式改善」とは何か
●ヒト・モノ・カネもない時代からトヨタが実践し磨いてきた手法の強み
●お金をかけずに実行できる！中小企業こそ効果が出る仕組み
●需要を無視した製造と在庫がもたらすもの　●人間の知恵を出す仕掛け
●ジェフ・ペゾス、スティーブ・ジョブスも惚れ込んだトヨタ式改善法とは

■トヨタ式改善で我社にいったい何ができるのか？
●ムダが省け、コストが下がり、競争力が上がる「改善」
●改善の基本と毎日行う理由　●なぜ、変わることができないか？
●トヨタ式の改善の種類　●改善が改悪になった場合はどうするか
●３年変わらなければ企業は潰れる

■我社で実践する時に気をつけるべき改善の急所
●改善への着眼点と確認ポイント　●「ウチは大丈夫か？」の習慣のつけ方
●問題に気づいたらアイデアを形にさせろ　●トヨタ式にまつわる誤解
●原価を半分に…高い目標を目指す改善の考え方とすすめ方

■変化に強い組織が作れ、社長の仕事も楽になる「トヨタ式改善のすすめ方」
●問題が見えなかったら知恵は出てこない　●なぜを５回、繰り返す
●トヨタ式の生みの親大野耐一氏の教え　●成功も失敗もみんなの共有財産にする法
●社長が改善の背中を押せ！失敗を恐れない強い組織へ
●社員のやる気をそこなう言葉と引き出す言葉

仕事のやり方が進化し、儲かる企業体質になる「ムダどり」のすすめ方
■なぜ、ムダどりが必要なのか？「トヨタ式ムダどり」の考え方
●「ムダどり」とは何か？　●社内に隠れたムダの見つけ方
●トヨタがムダどりを始めた理由　●「動作」と「作業」
●要確認！生産現場の７つのムダと間接部門の７つのムダ
●何もしなければ原価は上がり、ムダは知らずと増える
●ムダどりのない機械化、DX化はムダの温存と拡大へつながる

■企業の付加価値を高める効果的な「ムダ取り」と実行ポイント
●モノを探すことは仕事ではない　●松下幸之助のムダ取り
●ムダが多いままで生産性を上げると労働強化になる現実
●「整理」と「整頓」の違い　●社長にしかできない「整理」とは
●「整頓」の４つの定義　●行動が変わるビューティータイムの実行　

■なぜ、我社の仕事にムダがでるのか？「ムダ取り」を定着させる法
●重力と太陽はタダ！ムダ取りする順番　●後処理より前処理
●机上ではなく現地現物を追う　●「１」にこだわる
●ムダは進化する　●仕事を２種類の作業とムダに分けるポイント
●改善ごっこにさせないやり方　●真因の探し方「なぜ、いつもモノを探すのか」

問題が見えなければ知恵は出てこない！「トヨタ式見える化」のやり方
■我社を取り巻く課題解決は「見える化」からすべてが始まる
●見える化とはいったい何か　●見える化を「見せる化」にさせない方法
●「問題はあるか？」と聞いたら「何もありません」と社員に返される怖さ
●アイデアが出ないのではなく、問題が見えるようになっていないだけ
●鉄道会社が実践する、社員からアイデアを引き出す「見える化ストリート」
●見るつもりがない人にも見えるようにする方法

■社内を「見える化」させる４つのルール
●問題は改善のチャンスととらえる　●報告した人に感謝する
●責任追及より原因追及する　●見えるからこそ知恵が出る！
●全員参加から全員参画へ変えるには　●銀行頭取の失敗の教え

■問題、失敗、進捗、原価、経営…「見える化」の種類と実行ポイント
●隠れた問題を見える化させる方法と正しい対処法
●旅館業が実践する問題の見える化の仕組み
●社長が会社に導入しても徐々に尻すぼみになる理由
●事例で学ぶ化学メーカーの事故対策　●認めてはいけないミスの理由
●仕事の「できる」がひと目で分かる星取表と使い方
●大野耐一流の原価の伝え方　●社員の能力を高め、質が高まる経営の見える化

問題は最大のチャンスである！「トヨタ式問題解決」の実践法
■問題はあって当然、起きて当然！会社の問題を見つけ出す方法
●トヨタ式問題解決の考え方と仕組み　●「あっわかった」は禁句
●全会一致はない！異論がないなら異論をつくらせる
●診断士ではなく治療士になれ　●自社にあわせて改善する

■どんな課題も解決できる「問題解決８大ステップ」実践法
●問題の明確化とチェックポイント　●我社の正常を決めておく理由
●真因は現行犯で捕まえる！　●対案を用意する大切さ
●計画通りに行かないのは当たり前、ではどうするか？
●効果の確認と評価の考え方　●良いアイデアはヨコテンする

■《事例で学ぶ》ケース別問題解決のやり方とポイント
◎クレーム多発をどうやって解決するか〈食品製造業〉
◎負担を増やさずゴミゼロを実現したい〈事務機器メーカー〉
◎長すぎる待ち時間を短縮したい〈病院〉
◎シェアの低下を解決したい〈機器工場〉…

企業は人なり「トヨタ式人づくり」のすすめ方
■動くを働きに変える「人育て」の仕組みの実践
●言われて動くだけの社員にしないためのトヨタの仕組み
●1億円の予算も、ゼロを一つとって考えさせる
●「人間の知恵の上に立つ」トヨタ式の考え方
●経営者は人を育てるのが務めである
●育てた社員がより良い商品をつくる好循環をまわす組織へ

■「やる気」と「知恵」を引き出す人づくりの６大ポイント
●働くのではなく、知恵を出しに出社する社員
●仕事を半分にできないか、予算を半分にできないか…
●自分で考えるから仕事が楽しくなる！サッシ企業の女性社員の改善の取組み
●「標準作業」をみんなで決めさせる利点　●問題に対する社長の姿勢

■「自ら育つ」社員と組織をいかに育てるか？
●自分を凌駕する部下を育てよ　●採用の考え方
●常にプラスアルファを　●仲良しクラブにしない組織づくり
●チームが機能しない時に社長が確認すべき１５のポイント…他

《トヨタ式経営の技術実践シート》

トヨタ式経営の技術で解説した手法を実践するシートをダウンロードいただけます。
詳細は付属テキストをご参照ください

◎仕事のムダ取り分類シート
◎間接部門のムダチェックリスト　
◎年度計画の管理表　◎星取表
◎チームリーダーの１５のチェックシート…

講師インタビュー　桑原晃弥氏

Ｑ：トヨタ式経営とはどのようなものでしょうか？

桑原氏
　トヨタ式経営は「人間の知恵の上に自働化とジャスト・イン・タイムという２本の柱が立っている」と言われるように「人間の知恵」を基本にした仕組みです。人間の知恵を信じ、人間の知恵を活かしながら「より良いものを、より早く、より安く」を実現するのがトヨタ式経営です。トヨタ式経営の原点は「ものづくり」にありますが、それは同時に「人づくり」の仕組みでもあるのです。

Ｑ：いまのような経営環境の変化において、トヨタ式経営は、どのように企業に活用できるのでしょうか？

桑原氏
　トヨタ式経営の基本は「日々改善、日々実践」や「昨日より今日、今日より明日」という言葉が表しているように「より良いものを求めて変わり続ける」ところにあります。社会は常に変化し、お客さまのニーズも変化し続けます。企業が成長し続けるためにはこうした変化に追い越されることなく変わり続けることです。変化スピードの速い今だからこそトヨタ式経営で変化に負けない企業体質をつくることが大切なのではないでしょうか。

Ｑ：本講話は、製造業以外の企業でも活用できるのでしょうか？

桑原氏
　トヨタ式経営はものづくりに使えることはもちろんですが、それ以外のサービス業や病院、保育所、官公庁、さらに海外などでも広く活用されています。人間がモノをつくり、人間がサービスを提供する以上、あらゆる業界業種に通用する普遍的な仕組みでもあるのです。

Ｑ：「トヨタ式　経営の技術」講話で会社の何が変わるのでしょうか？

桑原氏
　トヨタ式経営は人の知恵をベースにした仕組みだけに、たとえば改善を通して働く１人１人がムダや問題に気づき、自分でその真因を探り、真因を潰すための改善策を考えることを求められます。このサイクルを通して人は知恵を出すことを覚え、失敗や問題を迎え撃つ力を身につけます。トヨタ式経営を導入することで企業は「より良くより早くより安く」を実現できますが、同時に「知恵を出して働く人」を育てることができます。これが一番の変化です。

Ｑ：これからトヨタ式を活用するにあたって、まず、社長は何から始めるべきでしょうか？

桑原氏
　トヨタ式経営の導入を考える経営者が最も気をつけるべきは「一気にすべてが変わり、一気に経営体質が強くなる」ことですが、それではトヨタ式で最も大切な人が育たなくなります。最初は５Ｓや小さな改善、ひとつの店舗や工場の一本の生産ラインなど規模の小さな、あまりお金のかからない改善からスタートしてはいかがでしょうか。小さな改善を時間をかけて、しかし徹底的に行うことで働く人たちは改善の面白さを知り、変えていくことの素晴らしさを実感します。それがやがて大きな改善を可能にしてくれます。

Ｑ：最後に、トヨタ式経営の技術を聞かれる社長の方々にメッセージをお願いします。

桑原氏
　トヨタ式の経営やトヨタ式改善については「知っている」という経営者はたくさんいらっしゃいます。恐らく講話を聞いて「あっ、これはもう聞いたことがある」と思う方も多いと思いますが、トヨタ式で大切なのは「知っている」ことではなく「やっている」「成果を出している」ことなのです。

　ぜひ講話の中で「これはいいな」と思うものがあれば、「明日」ではなく「すぐに」実行してください。そしてそこに自社の知恵を付けてください。それは企業が大きく成長する力になるはずです。

社長の経営セミナー・本・講演オーディオ音声・動画・CD＆DVD「MIMIGAKU／ミミガク／耳学」【日本経営合理化協会】

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