山下正夫 (やましたまさお)

1953年東京都生まれ。77年近畿大学理工学部建築学科を卒業後、サブコンの（株）佐藤工務店に入社。現場の鉄筋職人や営業職を経て、子会社の（株）大宮サトー社長に就任。96年佐藤工務店の負債総額220億円での倒産を機に、社員30人とともに（株）アイコーへ移籍。施工革命を巻き起こし、潰れない会社づくりのメソッドを確立する。2020年アイコーの副社長を最後に退社。現在はアイコーグループのＩＴ会社・デーバーインフォメーションネットワークスで顧問を務めている。
地震の多い日本では、大きな地震が起きるごとに建築基準法が変わり、鉄筋量が増える。その結果、相当な過密配筋となり鉄筋が躯体内に収まらない状態が起きている。それらをＩＴと人材を使い、確認申請前に解明して、手戻りを無くし、全体の施工及び材料のコストＤＮを考え、事業活動をしている。一級建築士、一級施工管理技士、一級鉄筋技能士。著書に『潰れた会社にいたから、潰れない会社をつくった』（カナリアコミュニケーションズ）がある。