大塚 実 (おおつかみのる)大塚商会 会長 1922年10月生まれ。中央大学卒。理研工学工業(現リコー)を経て、1961年に39歳で事務機販売の大塚商会を設立。顧客から連絡があれば15分以内で担当者を派遣できるスピード対応を最大の売りにし、多店舗展開を推進。主要店舗はすべて自社ビル。ところが、バブル崩壊後は保有土地の含み損を抱え、借金はいつのまにか850億円に。それでも、窮状を誰にも伝えず、果敢に経営改革を進め、社員に夢と感動と興奮を与え大発展、変化対応力に優れた「強靭な会社」を一代で築きあげた名経営者。