【新春・全国経営者セミナー】事業家・若手起業家…日本最大級、経営者700名が集う3日間 

日本経営合理化協会の関連サイト
眼と耳で楽しむ読書術 | 社長の経営セミナー・本・ダウンロード・CD&DVD【日本経営合理化協会】

文字の大きさ

日本経営合理化協会 BOOK&CD・DVD
お電話でのご注文も承っております:03-3293-0041

第87回『参謀論』(著:橋上秀樹)

第87回『参謀論』(著:橋上秀樹)

 
我4月は新入社員が入ってきて、職場がフレッシュに華やぐ時期。
 
経営者やリーダーは、そんな彼らを育てる意欲に
燃える時期でもありますよね。
 
そこで、ぜひオススメしたいのが、
 

87-1.jpg
『参謀論: プロ野球最強コーチの「組織と人を動かす」言葉』(著:橋上秀樹)
 
 
著者の橋上秀樹氏は、プロ野球界で、
17年間もの輝かしいキャリアを持つ名指導者。
 
楽天では、名将・野村克也監督の下で球団史上初のクライマックスシリーズ出場、
巨人では、原辰徳監督の下でリーグ3連覇と一度の日本一、
西武では、辻初彦監督の下で、昨シーズン、10年ぶりのリーグ優勝に貢献。
 
現在は、ヤクルトスワローズにて、2軍チーフコーチを務めている、
まさに、プロ中のプロの指導者です。
 
そんな橋上氏が、
「現在までの経験で得た指導者としてのスキルをすべて語りたい」
というのが、本書。
 
その言葉に偽りなく、この上なくリーダー必読の一冊となっています!
 
たとえば、
 
 ・「昔はこれが当たり前だった」と言いたい気持ちをかなぐり捨てて、
  「今までとは違う自分像」を作りあげる
 
 ・「どうしてわからないんだ」ではなく、
  「どこがわからないのか」を一緒に考える
 
  ・自分の成功体験と方法論だけで教えているようでは、
   これからの時代、指導者として生き残っていけない
 
  ・当たり前の言葉しか出てこない指導者は、
   はっきり言って必要ない。
   大切なのは、自分の経験以外のことを、
   きちんと言葉で語ることができるかだ
 
  ・「指導論」と呼ばれるものはいくつもあるが、
   「これなら絶対にうまくいく」と
   言い切ってしまうのは、指導者の独りよがりだ
 
  ・自分が受けてきた指導の呪縛からは逃れられない
 
  ・失敗がわかっている者に、
   指導者が追い打ちをかけるように叱れば、
   さらにマイナス思考になってしまう
 
  ・「信念を曲げない」ことと、「頑固である」ことは違う
 
など、例を挙げれば、キリがありません。
 
また、
 
  ・指導者自身に「教える」ことに対する向上心がないと、
   どこかの段階で指導者としての能力は止まってしまうのだ
 
との言葉が、非常に心に残っています。
 
というのも、厳しいことを申し上げるようで恐縮ですが、
経営者やリーダーの方たちとお話させていただくと、
ご自信が「部下を育てる立場、役割」との認識はあるものの、
「部下を育てるプロ」とまでは思っていない、と感じることが、
ままあるからです。
 
 
もしご自身がビジネスマンである以上に、
「プロの指導者である」という自覚を持つことができるならば、
部下や組織に対して、今までと言動が変わってくるのではないでしょうか。
そして、それは結果にも反映されるはず!
 
新しい方はもちろん、古い頭の指導者をも唸らせてくれる、この一冊。
大いにお役立ていただければ幸いです。
 
尚、本書を読む際に、おすすめの音楽は

87-2.jpg
 
『エヴァンス・イン・イングランド』(演奏:ビル・エヴァンス他)
 
 
ロンドンにある名クラブ"ロニー・スコッツ"での
エヴァンスの未発表ライブ音源が、ついに登場!
エディ・ゴメス、マーティ・モレルによる第二期トリオでの熱き名演、
合せてお楽しみいただければ幸いです。
 
では、また次回。
 



 
 

バックナンバー

2019.09.27
第92回『未来をつくる図書館』(著:菅谷明子)
2019.08.30
第91回『なぜ本を踏んではいけないのか』(著:齋藤 孝)
2019.07.26
第90回『思わず考えちゃう』(著:ヨシタケシンスケ)
2019.06.28
第89回「『氣』の道場 一流経営者やリーダーはなぜ『氣』を学ぶのか」』(著:藤平信一)
2019.05.31
第88回『きちんと理解するイギリスの歴史』(著:内藤博文)
  1. ≫記事一覧

経営コラムニスト紹介

本のソムリエ・団長

本のソムリエ・団長 シブヤ駅前読書大学 学長 一里塚華劇団 主宰

パリ、ロンドン、オーストラリア…国内外で活動を展開する、インディーズ・エンタメロックバンド
「一里塚華劇団」を主宰。ボーカル&ギター。

音楽分野のみならず、ラジオDJ、写真家、講演&教育活動、食文化研究家、翻訳家…はじめ、テレビ出演や各雑誌への寄稿など幅広く、ビートルズの ポール・マッカートニー生家で流れる日本語ナレーションも担当するなど、その活動範囲は、とどまるところを知らない。

特に、年間1000冊以上の読書を楽しむ “本のソムリエ” としてつとに著名で、小中学校や教育機関からの、読書授業の依頼が殺到。 活字離れが加速化する現代、独特の読み聞かせを始めとするユニークな授業を通じて、読書と親しむキッカケづくり、日本語教育に情熱を注いでいる。

シブヤ駅前読書大学・学長、NPO読書普及協会・専任講師、文部科学省「青少年のためのオーサービジット」講師、 日本学びテーナー協会・名誉会長、ワクバカアカデミー・主任教授などを兼務。趣味は帽子集め。世界各地の100個以上所有。大の甘党で"スイーツプリンス"の異名をとる。 著書に「夢は見つかる。必ず叶う!」、「わたしの読書日記(寄稿)」などがある。

※本名非公表。“団長”の名は「一里塚華劇団」リーダーの肩書きと芸名も兼ねています
『本のソムリエ団長』ホームページ http://www.honsom.com

本のソムリエ・団長シブヤ駅前読書大学学長の経営コラムに関するお問い合わせ