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男のオーラ-その1

最高の自分を表現する 成功イメージ戦略

「存在の大きさ」

多くの人を率い、社会的影響力のある立場になればなるほど必要なのが存在の大きさ。
本当の意味の自信、余裕ともいいかえられるかもしれません。
その存在の大きさとは、実際の身長の大きさや体格の良さなどの実寸をさしているのではなく、
その人の存在におけるイメージ的な大きさ。ですから、身長が小さめの方であっても、
その存在感とオーラの強力さに、とても大きな人を思わせる方も沢山。もちろん反対もしかり。


私のクライアントを始め、存じ上げている経営者、会う機会のある誰もが見知った文化人の中でも、
実際お目にかかると、実寸が想像よりもはるかに大きくない方々が沢山です。
直接お目にかかると、ハイヒールをはいた私とあまり身長が変わらない、もしくは私の方が
大きいということもありました。まったくイメージとは偉大なものです。


それでは、存在感の大きさをイメージさせるためには何がキーポイントなのでしょうか?
勿論、内面的な要素は不可欠です。しかしながら、この大きな「存在感・オーラ」を持った人の共通項から、
それを誰もが取り入れることのできるいくつかの方法と法則があるのです。
それは、最大にして唯一とも言える「縦長バランスの法則」。
動物は、上からの力に対して「強い」と感じます。そうであれば、その人ひとりに関する見た目のサイズが、
ちょうど良い横幅とすらりと高い身長を持った、最適なバランスを実現する方法を考えればよいのです。


今回は、どなたでも今から取り入れられ、毎日行うことで確実にご自身の武器となるであろう、方法。


その1: 正しい姿勢

当たり前過ぎることではありますが、当たり前が当たり前にできることこそ、最も力があるのではないでしょうか。
そして、この姿勢の良さがどれだけ存在の大きさとオーラのある人として他者の目に映るかしれません。
それに、背筋をすっと伸ばしただけで、見た目の実寸は確実に数センチ高くなるのですから、
実行しない手はありません。そして、背筋を伸ばすことで顔が正面をむき、表情が全て見えるようになります。
自信のある人に見える要素です。(逆を解説すれば、自信がないから顔が下を向き、当然背筋が曲がり、
サイズも実際よりも小さく、貧弱に見えるという循環になります)

New Yorkで生活していると、猫背の人をみることがない事に気付きます。
そして大きな歩幅で颯爽と歩いています。この大きな歩幅も、顔を正面に向け、
背筋を伸ばして歩くからこそできる行為であり、背中を丸くして顔が下を向いていると、どんなに頑張ったところで
体の仕組み的に無理な動きなのです。(興味のある方は是非とも実験してご覧ください)


座る、立つ、歩く、走る、それぞれの姿勢を、あまり意識せずにいた方がいざ試そうとすると、
かなりあちらこちらの筋肉が使われていることも感じるはずです。
それだけ、姿勢が良いということは、身体的にも基本準備ができた使える体=パワーのある体であることが、
その動きの様子からイメージとして相手に伝わるのではないでしょうか。
そして、私の知る大きく見える人々は、大抵何らかのスポーツを続けていらっしゃり、適度に
ご自身の体・筋肉を鍛えていらっしゃいます。やはりスポーツは猫背ではできませんし、
スポーツで鍛えたメンタリティーは、スポーツでもビジネスでも共通で
「苦しい時でも顔を上げる」ことができるのでしょう。


背筋を伸ばし、胸を張り、顔をあげる。
そして、いつも気持ちのどこかに自信を持てずにいる方であっても、その姿勢を実践し、
ご自身のものにしてゆく過程で、ふと自分に自信を持てるようになる瞬間が来るはずです。
本当に内面や能力に素晴らしいものを持っている方であれば、評価されやすくなってゆくのですから。
そして、少しずつ「自信」をつけ「成功の癖」をつけ、経験にしてゆくことができるようになるのです。


外見にはその人の内面的要素が嘘のつけないほどに現れています。
だからこそ「人は見た目」といわれます。
見た目には、その人の経験や価値基準において選択した物が顕著に現れます。
だからこそ、一番癖のようになってしまっている、日常的なことや当たり前の部分が改善されることで、
ベースが一気にグレードアップし、洗練されるのです。


国際的な場面で、ご自分よりも大きな人ばかりの中に入っても、
輝くような存在感を漂わせることができるためのポイントその1は「姿勢」。
是非とも今から意識をしてご覧ください。確実に成功への道のりが近くなるはずです。

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