日本経営合理化協会の関連サイト
眼と耳で楽しむ読書術 | 日本経営合理化協会BOOK&CD・DVD

文字の大きさ

日本経営合理化協会 BOOK&CD・DVD
お電話でのご注文も承っております:03-3293-0041

第67回 『おしえて北斎!』 (著・いわきりなおと)

第67回 『おしえて北斎!』 (著・いわきりなおと)

渋谷駅前、センター街入口の大盛堂書店にて、
『シブヤ駅前読書大学(通称シブ読)』という、著者を招いての特別トークイベントが、
ほぼ毎月開催されています。
 
僕は学長、及びMCとして運営に携わり、丸10年が過ぎました。
 
登場したゲストは、経営者はもちろん、小説家、漫画家、芸術家、専門職など
かなり多岐にわたるもの。
 
本を読むだけでなく、著者の話を直接聞くことで、
思いがけない魅力や価値を発見したり、
自分では気づけなかったことがわかることも!
 
実は、このコラムで取り上げた本には、
シブ読出演者のものが、いくつか含まれています。 
 
今回紹介する本も、シブ読での著者トークを聞いて
紹介することを決めました。
 
それは、
 
『おしえて北斎!』(いわきりなおと著)

67-1.jpg
 
です。
 
夢をかなえる爆笑! 日本美術マンガ おしえて北斎!/amazonへ
 
 
才能もヤル気も欠ける女子高生の夢をかなえるため、
葛飾北斎や伊藤若冲、尾形光琳ら日本美術界の巨匠10人が、
現代に現れて直接指導する、という漫画。
 
著者によると、この作品はあの大ベストセラー『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーのマネジメントを読んだら』を意識したとのこと。
誰にでもわかりやすい形で、自己実現や日本美術について学べるよう、
工夫されているのが、最大の魅力です。
 
経営者やリーダーにとっては、部下を指導したり、士気を高めるためのヒントが豊富。
教養面でも、日本美術界の巨匠たちの特徴を手早くつかむために、
またとない一冊となっています。
 
文中に登場する印象的な名言をいくつか挙げると、
 
・絵は才能やおまへん。
絵が上手な人ってただ練習をめっちゃしてきた人でっせ(尾形光琳)
 
・あんたの絵が上達しないのは練習が間違っていたからだ! 
やり方を知ってる人に正しい練習法を習え! それが上達への近道!
一流の人は生まれつき一流だったわけじゃない! 
正しい練習の積み重ねが人を一流にするんだ!(高橋由一)
 
・既存のアイデアとアイデアを掛け合わせて爆発させるのがクリエイティブなんだよ!
好きなもの同士を掛け合わせた時、それがオリジナルになるんだ(歌川国芳)
 
・見る者の心にツメあとを残せ!(岸田劉生)
 
・心がモヤモヤした時はそれから逃げたらあきまへんで。
何もできない時ほどアウトプットするんや(上村松園)
 
・社会に出たら何事も必死にやらなあかん。
どうせやるなら自分が好きなことを必死にやった方がいいと思いまへんか?(伊藤若冲)
 
・最後までやり抜くこと! 不格好でもいい。最後までやり抜いた時に人は成長する! 
完成と未完成ではもらえる経験値はまったく違うんだ!(雪舟)
 
いずれも、ビジネスにも通じるものですね。
 
日本美術愛好家や夢を求める人だけでなく、
経営者やリーダーにこそ、ぜひ読んでいただきたい一冊です。
思いがけない収穫がたくさんありますよ、きっと!
 
尚、本書を読む際に、おすすめの音楽は
 
『シューベルト:ピアノ五重奏曲<ます>/モーァルト:ピアノ四重奏曲第1番』
(演奏:アルフレッド・ブレンデル)
です。

67-2.jpg
 
合せてお楽しみいただければ幸いです。
 

シューベルト:ピアノ五重奏曲<ます>/モーァルト:ピアノ四重奏曲第1番/amazonへ

 

では、また次回。
 
 

バックナンバー

2017.09.22
第68回
『ガルシアへの手紙』
(著:エルバート・ハバード、 アンドリュー・S・ローワン/訳:三浦 広)
2017.08.25
第67回 『おしえて北斎!』 (著・いわきりなおと)
2017.07.28
第66回 『「週刊文春」編集長の仕事術』 (著・新谷 学)
2017.06.23
第65回 『血を繋げる。』(著・鈴木 満)
2017.05.26
第64回 『師弟』(著:野村克也・宮本信也)
  1. ≫記事一覧

経営コラムニスト紹介

本のソムリエ・団長

本のソムリエ・団長 シブヤ駅前読書大学 学長 一里塚華劇団 主宰

パリ、ロンドン、オーストラリア…国内外で活動を展開する、インディーズ・エンタメロックバンド
「一里塚華劇団」を主宰。ボーカル&ギター。

音楽分野のみならず、ラジオDJ、写真家、講演&教育活動、食文化研究家、翻訳家…はじめ、テレビ出演や各雑誌への寄稿など幅広く、ビートルズの ポール・マッカートニー生家で流れる日本語ナレーションも担当するなど、その活動範囲は、とどまるところを知らない。

特に、年間1000冊以上の読書を楽しむ “本のソムリエ” としてつとに著名で、小中学校や教育機関からの、読書授業の依頼が殺到。 活字離れが加速化する現代、独特の読み聞かせを始めとするユニークな授業を通じて、読書と親しむキッカケづくり、日本語教育に情熱を注いでいる。

シブヤ駅前読書大学・学長、NPO読書普及協会・専任講師、文部科学省「青少年のためのオーサービジット」講師、 日本学びテーナー協会・名誉会長、ワクバカアカデミー・主任教授などを兼務。趣味は帽子集め。世界各地の100個以上所有。大の甘党で"スイーツプリンス"の異名をとる。 著書に「夢は見つかる。必ず叶う!」、「わたしの読書日記(寄稿)」などがある。

※本名非公表。“団長”の名は「一里塚華劇団」リーダーの肩書きと芸名も兼ねています
『本のソムリエ団長』ホームページ http://www.honsom.com

本のソムリエ・団長シブヤ駅前読書大学学長の経営コラムに関するお問い合わせ