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第28回「水分補給で、脳を整える」

リーダー脳の鍛え方

健康・メンタルヘルス

2017.04.07

加藤俊徳(医師・医学博士/脳の学校代表)
最高のパフォーマンスを発揮したいのであれば、
「喉の渇き」程度であっても、放置するべきではありません!
 
人間の身体の60~70%は水です。水があることで身体のすみずみまで、身体のエネルギーとなる酸素や栄養を運ぶことができています。
 
身体の中の水分は、自分で自覚することなく汗、呼吸、排泄物などを介して、失われてきます。身体の水分量が約1~2%でも失われると、「のどが渇いた!」などの身体の変化を感じ始めます。
 
この喉が渇いている状態は、喉が渇いていない状態と比べて、どのようなパフォーマンスの違いを生むのか?
 
画面上に正方形が表示されたら、できるだけ早くボタンを押すという課題を通じて、判断をして行動を起こすまでの反応速度がどう変わるかを調査した報告によれば(Edmonds,2013.Front Hum Neurosci.)、
 
喉の渇きを訴えていた人が、水分補給後に行うと、反応速度が約14%上昇したということです。(尚、喉が渇いていない人は、反応速度は変わらなかった)。
この他にも、水分補給が認知機能の好影響を及ぼすという報告もなされています。
 
つまり、水分補給をすることが脳の働きには重要だということです。自分がいつでもベストなパフォーマンスを発揮でするためにも、のどの渇きにも気を使ってのどが渇いたので、水を飲む!ことが必要です。
 
ちょっと忙しい時には、我慢してしまいそうな何気ないことかもしれませんが、その場合は、事前に水補給をしておきましょう。
 
このように、身体の反応に耳を傾けることで、気が付く体の変化サインを見逃さずケアすることで、脳もより良いパフォーマンスを引き起こせるようになります。
 
日々、素早い情報の処理や判断が必要となるリーダーにとって、
水分補給は、最近流行のマインドフルネスと肩を並べるほど、
脳にとっても大切なケア法と言えるのではないでしょうか。
 
そこで、今月の月刊脳番地トレーニングは、
「朝、昼、晩とコップ一杯の水分補給をする!」です。
 
気温が低い時には、ついつい水分不足に対して鈍感になりやすくなります。
意識的な水分補給を通じて、脳全体のコンディションを高めていきましょう。
経営者と社員の脳の健康のために!  
 
 
 
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講師紹介

加藤俊徳(医師・医学博士/脳の学校代表)

1961年新潟県生まれ。株式会社「脳の学校」代表。加藤プラチナクリニック院長。昭和大学客員教授。発達脳科学・MRI脳画像診断の専門家。14歳のときに「脳を鍛える方法」を知るために医学部への進学を決意する。1991年、脳活動計測法fNIRSを発見。現在、世界700カ所以上で脳研究に使用され、新東名高速...>もっと見る

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