野田宜成 (継続経営コンサルタント/ビジネスミート代表)
指導者たる者かくあるべし
宇惠一郎氏は、元読売新聞東京本社国際部編集委員、現在、多方面で活躍するフリージャーナリスト。
本シリーズは、宇惠一郎氏が独自の眼で、古今東西の政治、経済、スポーツなど各界の指導者の秘話を拾い上げ、本物のリーダーシップとは何かを示唆するものである。
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最新記事 03/09日更新挑戦の決断(10) 所得倍増(池田勇人)
経済発展こそが日本の歩む道 1960年(昭和35年)7月14日、与党である自民党総裁選挙を制した池田勇人が総理大臣に事実上内定した。池田は、官房長官に内定していた大平正芳を呼び、独特のダミ声で勢い込んで宣言した。 「わしは経済でいくぞ」 前首相の岸信介は日米安保条約の改定を強行した。学生・労働者のデモ隊が連日国会に押しかけ、騒然とした中で強引に採決が行われた。騒動の中で女子学生が機動隊と揉み合う中で死亡し、国民世論は真っ二つに割れた。ミャンンマーで現在進行中の事態がこの国でもあった。政…続きを読む
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経営コラムニスト紹介
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宇惠一郎氏 元読売新聞東京本社国際部編集委員
早稲田大学卒業後、商社を経て、1978年読売新聞社入社。社会部、外報部、95~98年ソウル支局長。帰国後、解説部次長、2007年編集委員。2011年4月〜2012年8月ソウル支局長(専任部長)、2012年9月編集委員、現在フリージャーナリストとして活躍している。
主な著書と受賞歴
「20XX年地方都市はどう生きるか」
「やさしい政治家 早稲田出身国会議員54人の研究」
「理解と誤解 特派員の読む金大中の韓国」
1997年「第1回 サムスン言論大賞特別賞(海外部門)」受賞
連絡先 ueichi@nifty.com
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