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第18回 タイプ別の教え方(4)

学び上手な社員を育てる 社員教育のすすめ方

社員教育・マネジメント

2010.06.11

関根雅泰(ラーンウェル代表取締役)

色々なタイプに対して「一対一(マンツーマン)で学ばせる」方法について見ていきます。
今回は「言ったことしかやらない人」と「細かいところまで聞いてく る人」への教え方です。

 

言ったことしかやらない人

 こちらが言ったことしかやらない人もいます。
「あれもやっといてくれた?」「いえ、特に言われませんでしたから」
「言われなくても、ついでにやっておいてくれても・・・」。
派遣社員など、過剰な要求がしづらい相手もいますが、
言ったこと以上をやってもらうためにどうしたらよいかを見てみます。

期待を伝える

 こちらが何を期待しているかを伝えます。
特に若手に対しては、以心伝心は通用しません。言われないとわからないのです。

指示しすぎない

 こちらが指示しすぎたり、チェックが厳しすぎたりするがために、萎縮してしまって
「言われたことしかやらない」というケースもあります。

創意工夫の余地を与える

 本人に仕事を任せて、好きなようにやらせてみます。
言われたことをこなす能力はあるのですから、今度は自身の裁量で仕事ができるよう任せてみるのです。

細かいところまで聞いてくる人

 「なんでいちいちそんな細かいところまで・・・」と、こちらが嫌になるくらい細部にこだわり聞いてくる人もいます。
「もういいよ。とりあえずやっといて よ」と投げ出したくような相手もいます。

詳細に説明する

 こういう人に対しては、説明するしかないでしょう。彼らは動く前に得られるだけの情報を得たいのです。
熟慮した上で行動する。検討の余地がないか、最後 まで確認する。
そういう仕事の進め方をする人ですから、こちらは説明につきあわざるを得ません。

質問はまとめて受け付ける

 毎回何かあるたびに質問されると、それに答えるのが嫌になります。
質問はある程度まとめてもらった上で、説明する時間をとります。

今まで教わった内容をマニュアル化させる

 こういう人の多くは、文章を書くことを厭いません。
ですから、彼らが質問してきたことや、こちらが答えたことを、マニュアル化させ、次の新人の育成に流用します。


以上、今回はタイプ別の教え方として「言ったことしかやらない人」「細かいところまで聞いてくる人」への
対応を見てきました。次回もお楽しみに!

参考書籍:
「これだけはおさえておきたい仕事の教え方」
関根雅泰著 日本能率協会マネジメントセンター

講師紹介

関根雅泰(ラーンウェル代表取締役)

 デキル社員を育成するためには仕事の覚え方と学び方、それを支える社内体制づくりが必須条件と主唱する人育てのプロ。デキル社員は、総じて仕事の覚えが早く、学び上手であることに着目し、仕事の教え方と社員教育の仕組みを開発。社員育成指導に採用したところ「指示待ち社員がいなくなった」「自ら...>もっと見る

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