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直木賞作家・作詩家

なかにし礼 (なかにしれい)

1938年中国黒龍江省牡丹江市生まれ。ハルビンで終戦を迎え、46年引揚げ船で長崎に着き、北海道小樽市へ。立教大学仏文科卒。大学在学中より、シャンソンの訳詩を手掛け、その後作詩家として活躍。日本レコード大賞ほか多くの音楽賞を受賞。作品は4000曲以上にも及ぶ。その後、作家活動を開始。98年『兄弟』を発表。次作『長崎ぶらぶら節』で、第122回直木賞を受賞。満州からの引き上げ体験を描いた『赤い月』は100万部に迫るロングセラー。2012年3月テレビのレギュラー番組の放送、ならびに近著『人生の教科書』でがんを告白し、治療のために休業宣言。「陽子線療法」と出会い闘病の結果、ガン克服。同年10月に復帰し、執筆活動も再開。 

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