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シャボン玉石けん 社長

森田隼人 (もりたはやと)

化学物質や合成添加物を含まない、無添加石けん製造のパイオニア。1910年、先々代の森田範治郎が、日用雑貨小売「森田範治郎商店」を北九州市で創業。その後、石けん卸、石けん製造へと軸足をシフト。先代・父の光徳が事業を受け継いだ60年代の後半には、合成洗剤の爆発的な需要増加を背景に事業を急拡大。74年自身が長年悩まされた湿疹の原因が合成洗剤にあることを知った先代は、全製品を無添加へ切り替える事を決断。しかし、当時はコスト面で合成洗剤に劣る“人に優しい石けん”へのニーズはほとんどなく、業績は急降下。無添加石けん専業になって以降、17期連続で会社は赤字を続ける。

“石けん屋”という家業に愛着が持てなかった森田社長の少年時代。ある出来事をきっかけに、この事業にかけた父の覚悟と苦労を知ることとなり、その志を継ぐ意を固める。「健康な体ときれいな水を守る」石けんを届けることが使命と自らに課した三代目は、父の想いとともに、消費者に支持される100年企業へと牽引。

社長の森田氏は、1976年福岡県生まれ。2000年専修大学経営学部卒業後、シャボン玉石けんに入社。関東エリアの卸店、百貨店、スーパー、ドラッグストアチェーンなどへの営業を担当。2007年代表取締役社長に就任。無添加石けんを通じた現在の環境問題を広く社会に伝えるため、社長業のかたわら、講演活動を積極的に実施している。

〔シャボン玉せっけん〕
1949年設立。売上60億円、従業員70名。グループ資本金5億7420万円。本社:福岡県北九州市

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