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慶應義塾大学教授

清水 浩(しみずひろし)

最高時速370km。加速度0.68G。超高性能のリチウムイオン電池自動車「Eliica(エリーカ)」は排気ガスを出さない、エンジン騒音もない、ガソリン車の4分の1のエネルギーで走る究極のエコカーだ。8つの車輪ひとつひとつにモーターを搭載することで800馬力を実現。既存の車と根本的に仕組みを変え、パワーロスを極端に少なくした。乗用車としては、世界最速、加速はポルシェ911ターボを超える。「大学発環境ベンチャー」として協賛企業35社からの協力を得る。
1947年、宮城県生まれ。1975年東北大学大学院中退(工学博士)。国立環境研究所(旧国立公害研究所)主任研究員、室長、総合研究官を経て、1997年より現職。自動車が好きで、環境保護にも強い関心があったことから、電気自動車の研究開発を始める。25年にわたる7台の試作車開発を経て、2004年「Eliica」の実現に至る。現在、Eliicaプロジェクト技術統括リーダーとして開発チームを率い、市販に向けて研究を進めている。