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日本老化制御研究所所長・日研フード社長

越智宏倫 (おちひろみち)

1964年、29歳だった越智宏倫社長が天然調味料製造を目的に資本金200万円で創立。小児喘息で苦しんだ体験が健康を追求する企業理念につながったという。天然のおいしさの追求は創業以来の方針で、350種類以上の天然調味料を製造、業界のリーダー的存在。越智社長が現在最も力を入れているのが、85年に設立した「日本老化制御研究所」だ。「老化制御の具体化も生体制御技術の裏付けがあって、はじめて可能となる。栄養学を中心として、医学、免疫学、分子生物学などの最先端の学問を基に、老化制御を具体的な研究テーマとして捉える」というのが設立の動機である。今後も老化制御に関する情報の収集、加工、提供のほか、多数の書籍出版、若さを保つメニューの研究、外部機関との共同研究、異分野との交流を積極的に進めていく方針だ。
1934年、兵庫県生まれ。大阪府立大学卒。

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