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第37回 社員が数字に強くなれば、必ず利益が出てくる

第37回 社員が数字に強くなれば、必ず利益が出てくる

「経営会議を始めてから半年が経過し、経営計画発表会も行っています。
  しかし、社員がまだまだ数字に弱くて困っています。もう少し数字に強くなれば
  経営会議にも成果が出てくると思うのですが・・・・。
    これからの経営会議が行き詰らないかどうか心配です。
  どうすればいいでしょうか?」

と、3年後事業承継を考えている社長は焦っています。
 
自分の部門の成績に対して、
平気で「頑張りましたが、赤字になってしまいました」と言う社員は、
数字に弱いとしか言いようがありません。
 
このような状態では、いつまで経っても会社の赤字は解消しません。
 
しかし、経営会議を毎月開催していくと、数字に弱かった社員が変わってくるのです。
 
次第に数字執着するようになり、部門の赤字に対して、"何とかしなければならない"と
自ら動くようになるのです。
社員の意識が変われば、必ず会社の利益は上向いてきます。
 
下の表を見て下さい。
経営会議を始めた当初は"やらされている"という意識でしたが、
半年ほどで自分の数字に執着し始めます。
 
tam37.jpg
 
自分の部門の数字に執着すると、まず経費に目を向けるようになり、
経費のブラックボックスの中味を知りたくなります。
 
それは、自分の部門の利益を何としても出すためには、
まず経費を最小にしなければならないと気付くからです。
 
そのためには、経費の内容と金額を把握する必要があります。
経費明細を科目と業者ごとに作って、自分たちの部門のムダを徹底的に見つけ出します。
そして、経費削減の決意表明をするまでになるのです。
 
経費の中で大きなウエイトを占めるのは、人件費です。
この人件費を削減するために、暇になったら忙しい部門へ出稼ぎに行き、
部門の利益を出すようになります。
 
2年目には、1年目の努力の成果が数字に出てきて、社員のやる気が高まり、
来月の予定を真剣に考えるようになります。
 
このように社員が明日のことを前向きに考えるようになると、
仕事の効率が高まり、残業が減ります。
また、仕損じが減って材料費も削減されます。その結果、確実に利益が増えるのです。
 
3年目は、幹部の意識が変わり、ミニ社長として部門会議で熱く語るようになります。
その結果、全社員が経営に参加して、利益に向って走り出すようになるのです。
 
このようにして、経営会議を長いスパンで行っていくことにより、
数字に弱かった幹部や社員が生まれ変わり、数字に執着するようになります。
そして、社長に替わって経営を考えてくれるようになるのです。
 
皆様の会社でも、経営会議を通して、全員参加経営を行い、
利益の残る強い会社になっていただきたいと思います。
 
そのようになれば、事業承継もスムーズに進み、社員も社長も幸せになれるのでなないでしょうか。
 

バックナンバー

2014.01.10
第37回 社員が数字に強くなれば、必ず利益が出てくる
2013.12.06
第36回 経営計画発表会で決意表明する
2013.11.01
第35回 部門会議で日々の目標を追いかける
2013.10.04
第34回 社長の熱い思いが全社員に伝わる仕組みづくり
2013.09.06
第33回 売上が減ったら忙しい部門へ応援に行け
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経営コラムニスト紹介

株式会社経営ステーション京都代表取締役。京セラ株式会社監査役。公認会計士・税理士。 田村 繁和氏

田村 繁和氏 株式会社経営ステーション京都代表取締役。京セラ株式会社(元)監査役。公認会計士・税理士。

早稲田大学卒業後、大阪国税局国税調査官を経て、経営ステーション京都を創業。
2005年6月、京セラの監査役に就任(~2009年)
京セラ実学をベースとした中小企業のためのわかりやすい経営と会計を提案。
実学にもとづく、キャッシュフロー経営と部門採算制での経営会議で、
会社が生まれ変わっていただくことを使命としている。


最新刊DVD 『会計経営と実学』 の他、著書に、
「京セラに学ぶ新・会計経営のすべて」(共著、実業之日本社)
「社長の疑問に答える会計の本」(共著、中経出版)
「お金を残す強い会社の101の教え」(共著、清文社)
「小さな会社の必ずお金が残る経営の本」(共著、実業之日本社)他多数。
株式会社経営ステーション京都。 公認会計士・税理士。 小長谷 敦子氏

小長谷 敦子氏 株式会社経営ステーション京都。公認会計士・税理士。

早稲田大学卒業後、西武百貨店を経て、結婚・出産後、公認会計士・税理士となる。
中小企業のためのキャッシュフロー制度の構築と経営会議の指導に定評がある。


「子育て主婦の公認会計士合格記」(中経出版)
DVD「実学に学ぶ お金を残す3つの秘訣」(清文社)

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