【新春・全国経営者セミナー】事業家・若手起業家…日本最大級、経営者700名が集う3日間 

日本経営合理化協会の関連サイト
新・会計経営と実学 | 社長の経営セミナー・本・ダウンロード・CD&DVD【日本経営合理化協会】

文字の大きさ

日本経営合理化協会 BOOK&CD・DVD
お電話でのご注文も承っております:03-3293-0041

第32回 第5回経営会議の進め方

第32回 第5回経営会議の進め方

 「紆余曲折はありましたが、何とか第4回目の会議を終えることができました。
    今では前月実績と、3カ月先の予定を立てて発表しています。
      しかし、回を重ねるにつれて、気になることが出てきました。
  それは、わが社で立てている年初の目標を、
  この経営会議にどう反映させればよいのかということです。

      私どもの会社では、年初に経営計画発表会を行っています。
    この数字には、わが社の命運がかかっており、何としても達成しなければなりません。
      毎月の経営会議では、前月実績を見ながら、現状に即した予定を立てています。
    この予定を12カ月分足しても、到底、年間の経営計画を達成できそうにありません。
    今後どのように、会議を進めていけばよいのでしょうか?・・・」

厳しい状況に、危機感を持つ社長は悩んでいました。
 
 
下の図は、11月の経営会議の様子です。
 
そこで用いる表では、「10月実績」と「10月予定」だけでなく、
新たに「10月経営計画」という数字を挙げています。

tam32.jpg
「10月予定」は、9月に立てた10月分の予定数字です。
一方、「10月経営計画」は年初に立てた10月の計画数字です。
つまり、2つの明日を追いかけるのです。
 
経営計画の数字は、年初から時間も経っているので、現状に合わなくなっている場合もあります。
しかし、それは達成すべき重要な数字です。
そこで、年初の目標数字と、現状を考慮した目標数字の両方を挙げ、実績と比較検討することにしたのです。
 
こうした会議では、図の①のように、
「前月の実績は90で、予定に比べて10、経営計画に比べて20低かった」という発表になります。
 
さらに、「10月実績」を踏まえて「11月予定」と、年初に立てた「11月経営計画」を達成するために
どうすればよいのかを述べます。
 
その発表を受けて、会議リーダーからは、
 「10月経営計画から離れているぞ。このままでは、年度計画を達成することができない。
  売上が少なく暇だったら、忙しい部門へ出稼ぎに行け。自分一人でジタバタしても何もできないぞ。
  メンバー全員の知恵を結集しなければ、計画目標を達成できるはずがない。
  そのために部門会議をもっとしっかりやれ!」
と、厳しい突っ込みが入ることになります。
 
 
この経営会議の後、部門の責任者は、メンバー全員を集めて部門会議をすることになります。
そして、経営計画を達成するためにどうすればよいのか、メンバー全員の意見を集約します。
 
そこで最も大切なことは、
部門の責任者が、社長のように熱い思いでメンバーに語りかけることです。
 
この思いがメンバーに伝わってはじめて、全員が利益に向って走り出し、その結果、
経営計画を達成することができるようになるのです。
 

バックナンバー

2014.01.10
第37回 社員が数字に強くなれば、必ず利益が出てくる
2013.12.06
第36回 経営計画発表会で決意表明する
2013.11.01
第35回 部門会議で日々の目標を追いかける
2013.10.04
第34回 社長の熱い思いが全社員に伝わる仕組みづくり
2013.09.06
第33回 売上が減ったら忙しい部門へ応援に行け
  1. ≫記事一覧

経営コラムニスト紹介

株式会社経営ステーション京都代表取締役。京セラ株式会社監査役。公認会計士・税理士。 田村 繁和氏

田村 繁和氏 株式会社経営ステーション京都代表取締役。京セラ株式会社(元)監査役。公認会計士・税理士。

早稲田大学卒業後、大阪国税局国税調査官を経て、経営ステーション京都を創業。
2005年6月、京セラの監査役に就任(~2009年)
京セラ実学をベースとした中小企業のためのわかりやすい経営と会計を提案。
実学にもとづく、キャッシュフロー経営と部門採算制での経営会議で、
会社が生まれ変わっていただくことを使命としている。


最新刊DVD 『会計経営と実学』 の他、著書に、
「京セラに学ぶ新・会計経営のすべて」(共著、実業之日本社)
「社長の疑問に答える会計の本」(共著、中経出版)
「お金を残す強い会社の101の教え」(共著、清文社)
「小さな会社の必ずお金が残る経営の本」(共著、実業之日本社)他多数。
株式会社経営ステーション京都。 公認会計士・税理士。 小長谷 敦子氏

小長谷 敦子氏 株式会社経営ステーション京都。公認会計士・税理士。

早稲田大学卒業後、西武百貨店を経て、結婚・出産後、公認会計士・税理士となる。
中小企業のためのキャッシュフロー制度の構築と経営会議の指導に定評がある。


「子育て主婦の公認会計士合格記」(中経出版)
DVD「実学に学ぶ お金を残す3つの秘訣」(清文社)

経営ステーション京都代表、京セラ(元)監査役 田村繁和氏の経営コラムに関するお問い合わせ