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第24回 第1回経営会議の進め方

第24回 第1回経営会議の進め方

「いよいよ、わが社でも念願の経営会議をスタートさせることになりました。
  来月第1回の経営会議をするのですが、具体的にどのように進めるとよいのでしょうか、
  また、注意することはありますか」

という質問を受けました。


この経営会議の目的は、各部門のリーダーが成長し、経営者意識を持つようになることです。

その目的を達成するためには、経営会議の年間計画を立て、会議を進行するリーダーを決め、
その計画に基づいて毎月1歩1歩前に進んでいくことが必要です。

会議を進行するリーダーは、一般的には経営管理部や総務経理部門に所属し、
部門別の損益をまとめ、さらに会議の司会を務めなければなりません。

したがって会議のリーダーはたいへん重要な役目を担うことになります。


そこで今回は、第1回経営会議の進め方について、
会議のリーダーと各部門のリーダーとのやり取りを中心に説明したいと思います。


まず第1回目は、会議のリーダーが先月の各部門の経営成績、つまり、部門ごとの
売上、経費、利益を説明します。

会議のリーダーが全部門の経営成績を発表した後、すべての部門のリーダーから
意見と感想を聞きます。

ある会社の第1回経営会議では、こんなやり取りがありました。


会議リーダー:
「これで各部門の経営成績の発表を終わります。意見や質問ありませんか」

営業部門のリーダー:
「自分の部門がこんな状況だとは知らなかった! びっくりした」

会議リーダー:
「数字は、お金なんですよ」

製造部門のリーダー:
「今まで何個作れとしか言われなかったから、こんな大きなお金を使っていたとは知らなかった」

会議リーダー:
「まずは利益が出る仕組みを知ることです」

製造部門のリーダー:
「自分の仕事の成果がすべて数字で出ている。赤字だなんて恥ずかしいなあ」

会議のリーダー:
「利益を出すには、売上を最大にし、経費を最小にすることです。
 何も難しいことはありません。シンプルに考えて下さい」

営業部門のリーダー:
「自分の部門は儲かっているとばかり思っていた。
 この数字を見て、改めて頑張らないといけないと思いました」


このやり取りから分かるように、今までは各部門のリーダーであっても、
自部門の利益まで見たことがありませんでしたので、部門別の損益の数字を見てびっくりした
というのも無理はないのです。


そこで、まずは数字で成果を教えてあげ、現状をしっかり認識してもらうことが大切です。
現状を知って初めて、「利益を出すにはどうすればよいか」が見えてくるからです。

第1回の経営会議では、会議のリーダーが各部門の成績を発表しましたが、第2回目からは、
各部門のリーダーが、部門の社長として、みんなの前で自部門の数字を堂々と語ってもらうように
するのです。

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経営コラムニスト紹介

株式会社経営ステーション京都代表取締役。京セラ株式会社監査役。公認会計士・税理士。 田村 繁和氏

田村 繁和氏 株式会社経営ステーション京都代表取締役。京セラ株式会社(元)監査役。公認会計士・税理士。

早稲田大学卒業後、大阪国税局国税調査官を経て、経営ステーション京都を創業。
2005年6月、京セラの監査役に就任(~2009年)
京セラ実学をベースとした中小企業のためのわかりやすい経営と会計を提案。
実学にもとづく、キャッシュフロー経営と部門採算制での経営会議で、
会社が生まれ変わっていただくことを使命としている。


最新刊DVD 『会計経営と実学』 の他、著書に、
「京セラに学ぶ新・会計経営のすべて」(共著、実業之日本社)
「社長の疑問に答える会計の本」(共著、中経出版)
「お金を残す強い会社の101の教え」(共著、清文社)
「小さな会社の必ずお金が残る経営の本」(共著、実業之日本社)他多数。
株式会社経営ステーション京都。 公認会計士・税理士。 小長谷 敦子氏

小長谷 敦子氏 株式会社経営ステーション京都。公認会計士・税理士。

早稲田大学卒業後、西武百貨店を経て、結婚・出産後、公認会計士・税理士となる。
中小企業のためのキャッシュフロー制度の構築と経営会議の指導に定評がある。


「子育て主婦の公認会計士合格記」(中経出版)
DVD「実学に学ぶ お金を残す3つの秘訣」(清文社)

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