東京・銀座5丁目の元ユニクロだった場所に3月6日にオープンしたソフトバンクショップは、売り場面積が国内最大(B1F~2F、610m2)で、接客カウンターが55ヶ所あるソフトバンクブランドの発信拠点となる旗艦店だ。
この店の一番の特徴は2階にある「白戸家のリビングルーム」のセットを再現したスペースで、初日には孫正義社長の他にお父さん犬、樋口可南子、上戸彩、ダンテ・カーヴァーらテレビCMに出ている本物の白戸家一家も来場したようだが、通常は彼らにそっくりのマネキンが座っており、CMでお父さん犬が立候補した選挙戦で活躍した自動車も展示されている。
店舗の外側には目印となる「お父さん犬」がおり、1時間ごとに時報を知らせてくれるし、ソフトバンク銀座のみで購入できる「ハードケース for iPhone 4S/4 GINZA special」(2980円)というiPhoneケースや、老舗家具メーカー天童木工とコラボレーションした「KINOWAZA for iPhone 4S/4」という木製iPhone用ケースの先行販売も行われている。
私が行ったのはオープン翌日だったが、行列に並んでの入店だったし、店内に入ってからも2階に上がるために更に並んで待たなければならなかったが、オープン記念のお父さん犬がプリントされたトートバックがもらえた。
2階の「白戸家のリビングルーム」など店内での写真撮影ができたので、来場者はマネキンや車と一緒に記念撮影などを行なっていたが、オープン直後ということもあり見学の人がほとんどだった。
■新しいiPad
3月7日(日本時間3月8日未明)にアップルから発表された第3世代のiPadは、iPad2の4倍の解像度となる鮮明なディスプレイを搭載し、5メガピクセルと大幅に性能が上がったカメラが搭載されているもので、「iPad Wi-Fi + 4Gモデル」という高速携帯電話ネットワークに接続できるモデルも発売になる。
同時に発表になった基本ソフトのアップグレード(iOS5.1)により、iPhone4Sで音声で天気や時間や場所などを聞くと教えてくれ、電話をかけたり、メールを書いたりもできる音声認識アシスタント機能の「siri(シリ)」が日本語でも使えるようになったため、iPhone4Sもまた売れそうだ。
これまでiPhone、iPadなどの発売の時はソフトバンク表参道に徹夜組や長い行列ができ、マスコミも取材に行っていたが、3月16日に発売される新しいiPadでは銀座通りに徹夜の列ができそうだ。
ソフトバンク銀座では、iPadを使って商品やサービスの説明を行なう新たな接客法も採用していることから、従来よりもスムースな対応が期待される。
======== DATA =========
●ソフトバンクショップ銀座
http://ginza.softbank.jp/
●新しいiPad
http://www.apple.com/jp/ipad/
●Siri
http://www.apple.com/jp/iphone/features/siri.html