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第2弾~ベトナム編~ (6)ベトナムの物流事情

第2弾~ベトナム編~ (6)ベトナムの物流事情

 こんにちは、海外進出コンサルタント及びコーディネーターの野田久美子です。

 先週末から台風19号が香港直撃となる進路となり、(この原稿を書いています本日)22日から23日午前にかけては欠航便が続出の状態ですが、実は私自身も23日夕方に国際線搭乗予定があり、運航状況が非常に気になっております。今年は(特に香港では例年以上に)台風到来の多い年となりました。
 
 さて、今回は日系物流会社でホーチミン在住の“物流のプロ”にベトナムにおける貿易事情のポイントをホーチミンとハノイ、それぞれについてお伺いいたしましたので、インタビュー形式にてお届けいたします。
 
 

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【ホーチミンについて】

 海上輸送における玄関口とは?

 ベトナムは河川港で、ホーチミンではCat Lai港とVICT(ベトナム・インターナショナル・コンテナ・ターミナル)の2港が中心になり、09年の世界のコンテナ取扱量ではホーチミンは349万TEU(20フィートコンテナ換算)で28位と、決してゲートウェイとはまだ言えませんが、年々確実に増加しており、名古屋や大阪よりは上回っている状態です。

 日本間(海上輸送)の日数や費用面では?

 リードタイムは、東京、神戸まで最短6日で距離は中国の倍となりますが、中国から日本への輸送時にかかるターミナルチャージが高いことも踏まえると、トータルでの海上運賃は中国発よりは若干安くなります。

 輸出入において日系企業のベトナム進出におけるメリットとは?

 まずは、FTA(自由貿易協定)→EPA(経済連携協定)、AJCEP(日・アセアン包括経済連携協定)、そして、JVEPA(日・ベトナム経済連携協定)が結ばれているため、税制の優遇ですね。

 例えば、男子用スーツ、合成繊維(毛皮を除く)は関税がかからないという利点から、人件費が安いベトナムへシフトを考えるというのも手段の一つになるかと思われます。

 では、その反面となる問題点とは?

 資材がないことですね。ですので、そんなリスクヘッジ部分は最短2日のシンガポール、香港、タイからの資材調達となります。よって、ベトナムでは、資材を輸入し現地で加工。そして輸出となるEPE(輸出加工型企業)の形態が望ましいと言えるでしょう。

 

【ハノイについて】

 海上輸送における玄関口とは?

 メインはハイフォン港で、こちらも河川港で海底が浅いんです。ハノイ市内から150キロとなるため、ホーチミン(50キロ圏内)に比べると遠くに位置しており、コンテナ取扱量もまだホーチミンの5分の3ほどとなります。

 ホーチミンと比べ、ハノイのメリットと問題点とは?

 大型投資案件であれば政府の御膝元であり、条件の整った工業団地が多く、誘致も積極的で港湾設備が拡充し、幹線道路が港へつながっている点がメリットではないかと思います。

 ただリードタイムが少々長くなりますね。それから、我々日本人駐在員にとっては、子供の学校(教育)も含め、生活面では都市化が進んでいるホーチミンの方がまだ便利かな(?)と個人的に思います(笑)

 では、最後に物流・貿易におけるベトナムをどう見ていますか?

 例えば、地方の橋などは重量規制があったりと、これも一つのインフラ。またバイクが多く、国内輸送時に交通規制もありますが、EPE(輸出加工型企業)であれば関税は発生せず、また輸入に関税がかかっても輸出時に還付されるケースもあります。

 このあたりの事情を上手く利用できる企業(業種)であれば、ベトナム進出は有効的ではないでしょうか?

 

*ベトナム進出をお考えの方へ

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経営コラムニスト紹介

Wild Berry International Co., Ltd.代表 / (株)ワイルドベリー・インターナショナル 代表 野田久美子氏

野田久美子氏 ワイルドベリー・インターナショナル 代表

日本企業のアジア諸国進出を強力にサポートする実力コンサルタント。
1996年香港を訪れた際に日本ブームが起こりつつある現地にビジネスチャンスを感じ98年から移住。06年香港永久居民ID取得と同時に現Wild Berry International Co., Ltd.を設立し香港を拠点にビジネス展開中。日本国内のクライアントへは主に海外進出へのコンサルティング、現地コーディネートをおこなっており、なかでも実務経験が豊富な小売・卸し 飲食などの店舗展開、サービス業向けを得意としている。愛知県名古屋市生まれ。ワイルドベリー・インターナショナルホームページ http://www.wildberry-intl.com/

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