陳 海騰 (百度 駐日首席代表)
第2弾~ベトナム編~ (4)進出における現地の実情
第2弾~ベトナム編~ (4)進出における現地の実情
こんにちは、海外進出コンサルタント及びコーディネーターの野田久美子です。
今年は日本ベトナム友好40周年
さて、ベトナムの話題に移りますが、今年は日本ベトナム外交関係樹立40周年とあり、街なかでは、それぞれの国花の桜と蓮の花を象り、国旗に用いられている共通の赤を基調としたロゴをよく見かけ、年間様々な行事が繰り広げられ、9月4~6日にはハノイ市文化宮殿にて「日本ものづくり技術展」も開催されます。
海外からの独資の難しさ
単刀直入に日本からの海外進出先として考える場合、ベトナムの位置づけとはやはり「ものづくり」、そしてそれらに関連されるコンサル支援などのサービス事業に尽きる見解を抱き、他、可能性がある分野としてはジョイントベンチャー形態でなければ展開が非常に困難。それは社会主義国がゆえのお国柄……。
まず、現地法人の設立についてですが、駐在事務所の登記であればまだ容易ではありますが、現地リサーチや橋渡し等の役割となるため営業拠点にはできず、多くが現地法人を目指すことになりますが、細々としたライセンス申請問題など制約が複雑で、100%独資では極めて難しいところ。
政府機関との関係がポイント
ベトナムはビジネスにおいて政府機関との関係が一番のポイントで、きれいごとなど言っておられないことばかり……。
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バックナンバー
- 2013.10.01
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- 2013.09.17
- 第2弾~ベトナム編~ (5)風土、環境的事情
- 2013.08.27
- 第2弾~ベトナム編~ (4)進出における現地の実情
- 2013.08.13
- 第2弾~ベトナム編~ (3)食と環境
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- 第2弾~ベトナム編~ (2)ベトナム人とは?そして雇用事情
経営コラムニスト紹介
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野田久美子氏 ワイルドベリー・インターナショナル 代表
日本企業のアジア諸国進出を強力にサポートする実力コンサルタント。
1996年香港を訪れた際に日本ブームが起こりつつある現地にビジネスチャンスを感じ98年から移住。06年香港永久居民ID取得と同時に現Wild Berry International Co., Ltd.を設立し香港を拠点にビジネス展開中。日本国内のクライアントへは主に海外進出へのコンサルティング、現地コーディネートをおこなっており、なかでも実務経験が豊富な小売・卸し 飲食などの店舗展開、サービス業向けを得意としている。愛知県名古屋市生まれ。ワイルドベリー・インターナショナルホームページ http://www.wildberry-intl.com/
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