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第19号 「坐禅するときの正しい姿勢とは」

第19号 「坐禅するときの正しい姿勢とは」

(読者からの質問)
 以前に、西嶋先生に、坐禅するときの姿勢について、きちんとまっすぐに座っているか、前後に倒れていないかが気になって、質問させていただきました。
 その後、練習してみましたが、また一つ、お教えいただきたく存じます。
 写真2を見ていただくとわかると思いますが、私は普段の坐った状態の姿勢が。少々猫背気味です。
 腰椎(ようつい)を可能な限り垂直に立てるという努力をした姿勢が、写真3と4です。
 ただ、この姿勢は、苦しいのと、少々腰が痛くなり、長時間続けられません。 一方、少し楽に座った写真が1と2です。これだと楽で続きます。
 ただ、間違っていたのでは、本来の目的から外れてしまうので心配です。
 恐れ入りますが、写真をご覧いただいた上でご指導よろしくお願いします。

1 楽に座ったときの正面写真

nishi19-1.jpg

2 楽に座ったときの側面写真

nishi19-2.jpg

3 腰椎を立てた正面写真

nishi19-3.jpg

4 腰椎を立てた側面写真

nishi19-4.jpg(西嶋先生の回答)
  坐禅中の姿勢に対するご質問ありがとうございました。
 お送りいただきました4枚の写真を拝見した場合、3と4の2枚が正しいものに近く,1と2の2枚は姿勢が崩れておりますから、正しくありません。
 最初の2枚で直す必要のある点は,視線が水平になつているために、首筋の骨が前方に曲がつた形になつておりますが、これを直すには、頭の天辺に綱をつけて, 天井に向って引き上げるような気持ちで坐ります。
 そして、顎(あご)をできるだけ後下の方向に向って引き下げますと、視線が45度位の角度まで下がります。
 とにかく、大事なポイントは、首の後ろがまっすぐ伸びているかどうか。
 首の後ろが天に向かって、まっすぐ伸びている状態のときは、視線が自然と、45度ぐらい下へ下がります。
 いずれにせよ、これが坐禅の正しい姿勢でありますから、あまり最初から無理することを避け、毎日の修行によって、少しずつ良い方向に近づけていくことが、修行の実情ということになります。

 

バックナンバー

2008.10.21
第20号 佛教の勉強を何から始めればよいか
2008.09.10
第19号 「坐禅するときの正しい姿勢とは」
2008.08.05
第18号 「自律神経をバランスさせることが大事」
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第17号 「科学でわかること、わからないこと」
2008.07.08
第16号 「坐禅と直感」
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経営コラムニスト紹介

西嶋和夫氏

西嶋和夫氏

 1919年(大正8年)横浜生まれ。東京大学法学部卒業後、大蔵省証券局を経て、日本証券金融(株)常任監査役、その後、(株)井田両国堂の社長に請われて、平成17年まで同社の顧問を務める。

 そもそも、師が仏教を探求するきっかけは、師の少年時代にさかのぼる。体の弱かった小学校低学年のとき、息子のからだを心配した父親が、毎日、師を散歩に連れ出し、走らせたという。 3年後には、毎朝、数キロ走るのが日課となったが、師は毎日1人で走るうちに、子ども心に「走っていると、どうしてこんなに気持ちが落ち着くのだろうか」と疑問に思うようになった。
 以来、その疑問を解くための探求がはじまる。

 18歳のとき、栃木県大中寺において、昭和を代表する名僧・澤木興道(さわきこうどう)老師に出会い、師が長年、疑問に思っていた答えが、仏教にあると直感。以後、25年にわたって、澤木興道老師の教えを受ける。  1973年、師が54歳の時、在家のまま出家、法名・愚道和夫(ぐどうわふ)となる。

 世界が少しでも真実に近き、真に豊かで平和な社会となるために、道元禅師の教えを世界に広めたいという願いから、ドーゲン・サンガ・インターナショナルを設立し、海外での普及に尽力する。2014年1月逝去。

 主な著書「現代語訳 正法眼蔵 全12巻」「仏教-第三の世界観」「坐禅のやり方」「中論提唱」「道元禅師と仏道」「仏道は実在論である」「仏教問答」「正法眼蔵提唱録 全34巻」「永平廣録」 その他多数。

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