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第48回 『ミラノサローネで発見!客単価を上げる方法』『スペインで日本のマイナス未来を見てしまった』

第48回 『ミラノサローネで発見!客単価を上げる方法』『スペインで日本のマイナス未来を見てしまった』

ミラノサローネを観に行って
 
よくわかりました。
 
 
世界のトップクラスの経営者が、ミラノサローネを観に行く理由が。
 
 
今、世界は資本主義が成熟化しつつあり
 
なかなか動きが出ないという課題があります。
 
 
特に日本をはじめとする先進国では
 
新しいものを買うことがまずありません。
 
 
車を買う、それは、初めて買うより買い替えです。
 
時計を買う、これも買い替えか買い増しです。
 
 
バッグもパソコンも、スマホもそうです。
 
新しく買うのではなく、買い替えなのです。
 
 
つまり、
 
何かの刺激が無いと、動かず停滞しやすいのです。
 
 
ひとまず使えるからこのままでいいんじゃないと言うことです。
 
 
 
では、日本のように、成熟している国では
 
経済つまり、お金の流れを停滞しないで動かすにはどうするか?
 
それが、
 
今持っているものを買い換える原動力になる事でないといけないのです。
 
 
ミラノサローネでハッキリ見えたのが
 
「デザイン」です。
 
 
同じ椅子でも、机でも
 
デザインであまりにも雰囲気や、イメージが変わります。
 
 
 
 
(車のパーツからスタートした家具メーカーKartell)
 
keizoku48no01.jpg
 
 
それが、ブランドの世界観になり
 
興味を示し、購買行動につながるようです。
 
 
これが、機能だけだったら、
 
「今、持ってるから、要らない」となってしまうのです。
 
 
 
もちろん機能あった上での話ですが
 
「デザインの進化」これを
 
日本の経営者、どんな業種でも勉強し
 
変化していくことがすごく大切なことを
 
イタリアミラノで学びました。
 
(ミラノサローネの会場。会場は市内とコンベンションの大きく2箇所)
 
keizoku48no02.jpg
 
 
 
(会場は非常に混雑している)
 
keizoku48no03.jpg
 
 
 
(Kartellの椅子。真ん中は吉岡徳仁が2年かけてデザインした椅子。
 椅子一つでも良いデザインに変わると、単価が高くとも購買の原動力になる)
 
keizoku48no04.jpg
 
 
 
(moooiのブースは圧倒的な世界観だった)
 
keizoku48no05.jpg keizoku48no06.jpg
 
 
 
これからの日本は、単価を上げる努力が必要です。
その一つの方策として
 
「デザイン」があるのだというのをつくづく感じました。
 
 
「スペインで日本のマイナス未来を見てしまった」
 
スペインは観光がとても盛んです。
 
 
2016年の観光客数は
 
1位 フランス 8260.0万人 (人口 6281万人、1.3倍)
 
2位 アメリカ 7560.8万人 (人口 3億2314万人 0.23倍)
 
3位 スペイン 7556.3万人 (人口 4652万人 1.6倍)
 
 
観光収入では
 
1位 アメリカ 2059.40億ドル(約21兆円)
 
2位 スペイン 603.46億ドル(約6兆円)
 
3位 タイ   498.71億ドル(約5兆円)
 
 
スペインの観光産業は国内総生産(GDP)の11%
 
日本は、約3%
 
 
就労者の8人に1人が観光関係の職業に従事しています。
 
 
 
スペインが
 
近隣のイタリアよりも、こんなに観光ビジネスがうまくいっているのか?
 
イタリアとスペインをよく知っている人には
 
まったく違って見えるかも知れませんが
 
僕にはよく似た国に見えます。
 
 
 
 
 
(イタリアミラノの町並み)
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(スペイン マドリッドの町並み)
keizoku48no08.jpg
 
 
 
言葉も、ありがとうが
 
イタリア グラッチェ
 
スペインが グラシャス似ています。
 
 
しかし、
 
ブランドでいうと、圧倒的にイタリアが多いです。
 
グッチ、プラダ、フェンディ、ブルガリなどなど
 
 
スペインは?エトロは知っているが
 
ZARAは、ファストファッションだし、、、
 
 
実際、行ってみても物価が違うのです。
 
 
ホテルも、タクシーも、飲食も、買い物も安い。
 
人件費も、安いそうです。
 
 
だいたい、バルセロナでは
 
大卒で、1000ユーロ(13万円)もらえればよいそうで
 
20歳~29歳の人は、失業率50%です。
 
 
つまり、
 
物価が安いから、観光客が集まるのです。
 
 
観光産業が大きな割合を占めているので
 
物価も上がらない。
 
 
人件費がなぜ上がらないのか?不思議に思い聞くと
 
アフリカから移民が数多く来ているそうです。
 
モロッコとスペイン最も近い距離は14キロメートル。
 
 
 
その移民が、観光業になくてはならない接客業に就くそうで
 
賃金が抑えられているようです。
 
 
そして、賃金が欲しいスペイン人は
 
ドイツに出稼ぎに行くとか。
 
 
 
観光業にシフトしようとしている日本。
 
10年で外国人観光客数は、3.4倍になりました。
 
2007年 8346千人
 
2017年 28691千人
 
 
それは、世界の先進国の中で
 
日本の物価が安いからです。
 
 
将来の日本が、スペインのように
 
賃金が上がらず
 
観光業でGDPをまかなうようになり
 
失業率が上がるということが無いように
 
もっと付加価値のあるものをビジネスとして考えていきたいです。
 
(観光の街 バルセロナのガウディ建築 サグラダファミリア)
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(カサミラ)
keizoku48no10.jpg keizoku48no11.jpg
 
 
 
 
(カサバトリョ)
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(ドミニク設計 世界遺産サンパウ病院)
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経営コラムニスト紹介

ビジネスミート代表 野田宜成氏

継続経営コンサルタント/ビジネスミート代表 野田宜成氏

事業を永続させるには、社長が我社の守るべきもの、変えていくべきのものを明確にし、手を打ち続けることが重要と主唱する継続経営コンサルタント。

神奈川大学卒業後、日産車体に入社。エンジニアとしてプロジェクトの第一線で継続した品質向上、生産効率の改善に従事。その後、大手経営コンサルタント会社に転身し、不易流行を元とし、改善と継続を経営指導に 導入。メーカー、サービス、物販店、通販会社などの売上向上の指導で辣腕を奮う。

独立後も継続経営をテーマに経営指導を実践。今までに7000人以上の経営者と会い、500社以上の企業を指導。短期的な視点だけの数字にとらわれず、常に売上を向上させ、事業を継続させる仕組みを指導する。また、成熟した日本市場を背景に、経営者のアンテナ代わりとなり、中国、シンガポール、タイ、ミャンマーなどアジア新興地域、英国、米国などの先進国にも積極的に足を運び オーナー経営に役立つ経営情報を取集。豊富な実務経験とその行動力から生まれる新しい視点は全国の社長から定評を博す。愛知県出身、1966年生まれ。

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