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第36回「いい会社・魅力カンパニーの作り方!?」後編

第36回「いい会社・魅力カンパニーの作り方!?」後編

前編では、「いい会社とは?」というお題を考えてみました。
そして、私が見てきた「世界のいい会社、5つの事例」の2つを紹介しました。
 
 
(1)「いい会社」とは、どんな会社?
 
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(2)そもそも、いい会社になって欲しい理由は?
 
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(3)世界のいい会社、5つの事例
 
1.組織のための人ではなく、人のための組織
2.潜在意識に働きかける
 
 
思い出していただけましたか? では、続きに入ります。
 
 
3.未来が見える
 
いろんないい会社を見たり、聞いたりすると
従業員の人から聞いても
トップの人から聞いても
いい会社にするには
未来が見えることが、ものすごく重要で有り
 
そのために
3つのことが、分かるようになっているのです。
 
 
それは、
1) 会社がどうなるか未来が見えていること。
  会社の将来は、どのようになっているかをちゃんと分かるようになっていて
  けっして、行き先が分からないミステリートレインのようには、なっていないのです。
  明確なビジョンがあるのです。
 
 
2) 何をどうがんばったら、自分がどうなるかが分かる
  これは、一番わかりやすいのが、給料です。
  どうがんばると、いくら稼げるかが分かっています。
  そして、何をがんばると、どんな仕事が出来るのかも、わかるのです。
 
 
3) 人生が分かる
  「生き方、生きがいを教える」ちょっと大げさかも知れませんが、
  しかし、いろんな会社で聞いてきたのは、
  会社でトップから教わったことは、人生が豊かになることだ。
  どう生きたら良いか、生きがいを教えてくれる。という方が多いのです。
 
 
この3つがよく理解できたのが
アメリカの航空会社、サウスウエスト航空やパタゴニア
日本の伊那食品さんなどがそうでした。
 
 
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(パタゴニアの本社の従業員出入り口横には、サーフ置き場がある)
 
 
 
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(サウスウエスト航空のトップが、他の航空会社トップと腕相撲大会をしている)
 
 
未来がこうなると、見えると
今はそうでなくとも、人間はがんばれるそうです。
 
「将来、どうなっていそうですか?」
コレに答えられるかどうか、すごく大切のようです。
 
 
 
4.家族のように
 
いい家族は、家族仲が良いように
いい会社は、仲が良いようです。
 
それも、
いい家族は、仲が良くても、ちゃんとしつけが出来ていたり
厳しさもあるように
いい会社も、同じで
仲良し倶楽部ではなく
ピリッとしたところがあります。
 
コレが大前提だからこそ。
 
他の会社では
・なれ合いにならないのか?
・甘えが出てしまうのではないか?
・もっと管理しないと、サボりや盗難が出たりするのではないか?
・不倫になってしまうのではないか?
 
といわれることも
 
ピリッとした中にも、仲良しだとそういうことには成らないようです。
そして、それらの特長は
 
■ 集中力が高い
■ 収益が出ている
■ 自分のやるべき事が分かっている
なのです。
 
そのためには、家族のように会社が接しているのもまた
やる気につながるようです。
 
「大事にされている」が、大事で有り
「甘やかされている」ではないのです。
 
家族のように、というのは何をしているか?
アメリカで、約430店舗ある、世界で初めてのオーガニックスーパーをしたとされている
ホールフーズマーケットは、
あるときに、勤めている人にインタビューすると
前は、2000km離れていたところに勤めていたそうですが
家族の転勤で引っ越さないといけない
お店を変わりたいと、申し入れたらすんなり通ったそうです。
 
40年も、世界で赤字になったことがない唯一の航空会社、サウスウエスト航空は
2年に一度の社員旅行は、家族一緒に行くそうです。
 
そして、週に一度、毎週金曜日は
夜ハッピーアワーが有り、
その時間は、会社内のテラスで、バーベQ、お酒も出るそうです。
そこに、家族を呼ぶことが出来、家族が働いている場所を見ることが出来るのです。
 
さらには、
社内結婚がすごく多いのです。
聞いてびっくりだったのですが
 
社員が36,000人の時代に、2500組、5000人が社内結婚だそうです。
実に、13.9%が、社内なのです。
 
これは、よき時代の日本でも同じでした。
社内結婚の方が、お互い仕事内容がよく分かっているので
配偶者が不安になることがないそうです。
 
しかし、
社内恋愛OKとすると、不倫の温床に成りそうですが
人間性が高い集まりだとそうならず、良いことだらけになるということだと思うのです。
 
家族のように接し
家族になっていく。
それがいい会社の共通点です。
 
 
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(サウスウエスト航空は、会議室に名前がついていて
大切にしたいことが部屋の名前になっている)
 
 
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(会議室の入り口に掲示されている
サウスウエスト航空のカップル達
社員1人1人の個性を活かす会社にとって、サウスウエスト航空内で愛が芽生えることはただただ自然なことである。
私達はキャリアを見出した社員だけでなく、サウスウエスト航空でソウルメイトを見つけた社員も賞賛する。)
 
 
 
5.本当に大切なことが分かる
 
そして、
いい会社の特長が
その会社に勤めていると
人生で本当に大切なことは何か
分かってくるそうです。
 
それは、リーダーシップにもつながり
良いリーダーは
2つのことを的確にしている人で
 
【あなたにとって何が大切ですか?】
これが、明確になっている。
 
そして、
【他人はどのようにして
  それを分かりますか?】
 
思っているだけでもダメ。
言っているだけでもダメ。
 
大切なことをちゃんと大切にしている行動があるか?
ということなのです。
 
これは、すごく身にしみます。
先日、ミシュラン3つ星、世界ベストレストラン50に入っているお店の
ヘッドソムリエの知人に聞いたのですが
ムダをそぎ落とし、余白の美学をモットーとし、料理を提供しているそうです。
 
そこのお店は
キッチンも含め
余分な物は置かない、なぜなら、ほこりがたまるから。
だから、週一度の休みの前の日は、お店が終了後、徹底して掃除をするそうです。
 
キッチンの上でも、余分なモノを出していると、片付けてから作業を始めろと
怒鳴るそうです。
 
何を大切にするか?
それを、周りの人はどうやって分かるか?
すごく、身にしみるお話しでした。
 
そういえば思い出しました、掃除道の
イエローハット 鍵山秀三郎さんのお話。
 
『銀行から頼まれて、
  倒産した施設をずいぶん買ってきました。
 けれども、いまだかつて、
  倒産した企業で、
  きれいに整然と掃除が
  行き届いていた会社はありません。』
 
掃除をきっちりしようと思うのでした。 
 
 
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最後に
イイ会社は、必ずと言って良いほど下記の10個があてはまるようです。
参考になれば幸いです。
1) 儲けている(ただし、結果として)
2) 従業員が誇りを持って働いている
3) お客様もその会社を誇りに思っている
4) 急成長ではなく、徐々にそして確実に成長
5) 会社の向かっている先が、皆が幸せになる
6) 前より快適、幸せになったと感じる
7) 目立つより、しっかりしている
8) 取引先を大切にしている
9) 世のため、人のため、未来のためにやっている(反対は、今だけ、自分だけ、お金だけ)
10) 値引きではなく、高価格ではなく、適正価格の取引をしている
 
 

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経営コラムニスト紹介

ビジネスミート代表 野田宜成氏

継続経営コンサルタント/ビジネスミート代表 野田宜成氏

事業を永続させるには、社長が我社の守るべきもの、変えていくべきのものを明確にし、手を打ち続けることが重要と主唱する継続経営コンサルタント。

神奈川大学卒業後、日産車体に入社。エンジニアとしてプロジェクトの第一線で継続した品質向上、生産効率の改善に従事。その後、大手経営コンサルタント会社に転身し、不易流行を元とし、改善と継続を経営指導に 導入。メーカー、サービス、物販店、通販会社などの売上向上の指導で辣腕を奮う。

独立後も継続経営をテーマに経営指導を実践。今までに7000人以上の経営者と会い、500社以上の企業を指導。短期的な視点だけの数字にとらわれず、常に売上を向上させ、事業を継続させる仕組みを指導する。また、成熟した日本市場を背景に、経営者のアンテナ代わりとなり、中国、シンガポール、タイ、ミャンマーなどアジア新興地域、英国、米国などの先進国にも積極的に足を運び オーナー経営に役立つ経営情報を取集。豊富な実務経験とその行動力から生まれる新しい視点は全国の社長から定評を博す。愛知県出身、1966年生まれ。

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