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第35回「いい会社・魅力カンパニーの作り方!?」前編

第35回「いい会社・魅力カンパニーの作り方!?」前編

 
(1)「いい会社」とは、どんな会社?
 
あなたの考えるいい会社とは、どんな会社でしょうか?
 
人間は定義したことしか実現しないようです。
 
幸せになりたい。では、幸せには、成れず。
幸せを定義し、例えば、毎日ラーメンが食べられることと、定義すると実現する可能性が出てくるのです。まず、いい会社を作りたい場合には、いい会社を定義しないといけません。
 
さて、あなたの考える「いい会社」とはどんな会社でしょうか?
 
■ワーク1 「あなたの考える いい会社とは、どんな会社でしょうか?」

野田が考える「いい会社」は、「関わる人、みんなが幸せに向かっている会社」
もっと具体的に言うと従業員が、月曜日会社に来たくなる月曜日が待ち遠しい会社。
そんな、ワクワク楽しい会社が、いっぱい増えたら良いなと思います。
 
(2)そもそも、「いい会社」になって欲しい理由は

日本はいい国で、次世代に渡したい。
 
そのためには、日本の99.7%の会社がいい会社になって欲しい。
99.7%の会社が中小企業なので中小企業を応援するのが我々の会社のお仕事になっています。

keizoku35no1.jpg
 
もう少し詳しいデータで言うと
中小企業とは中小企業基本法によると
製造業は、資本金3億円以下または、従業員300人以下
卸売業は、1億円以下または、100人以下
サービス業は、5千万円以下または、100人以下
小売業は、5千万円以下、50人以下
になっています。
 
これにあてはまる数を見てみると
大企業は、11,000社
中小企業は、3,809,000社 で、99.7%です。
うち、小企業は、85.1%と、小さい企業の数が多いのが日本です。
 
企業の数以外では
従業員数で見ると
大企業は1社当たり多いので比率が下がりますが
大企業 1433万人 29.9%
中小企業 3,361万人 70.1%
うち、小企業だけでは、1,127万社 23.5%
と、中小企業の割合は減ったといえど、7割あります。
 
keizoku35no2.jpg
売上ベースでは、
大企業 6,635,207億円で、 56.1%
中小企業で、5,188,141億円 43.9%
 
 
keizoku35no3.jpg
 
と、非常に中小企業の割合が多いのです。
その割合の多い中小企業が楽しい会社、元気な会社になれば
日本は、もっともっと面白い国になると信じて中小企業のお手伝いをしていきたいと思います。
 
さて次に、この質問に答えてください。

■自分の考える「いい会社」に対して、自社で不足しているのは何ですか?
 
さて、世界の「いい会社」はどんなことをしているのでしょうか?
世界のいい会社、5つの事例
 
(3) 世界のいい会社、5つの事例
 
1.組織のための人ではなく、人のための組織
 
企業組織のために、従業員が働くという発想ではなく従業員、その人その人が、働きたいようにするのが組織という発想がある会社がいい会社のようです。
 
すごくいい会社だなと思えるところにアメリカの、サウスウエスト航空があります。
 
その会社は創業以来、42年間赤字になったことがない、世界で唯一の会社であり、離職率が5%以下という驚異の会社なのです。
 
行くと、なるほどなーというのがよく分かります。
そこの会社の習慣の1つに「Walk a mile  in my shoes」というのがあるのですが、「自分と同じ立場に立つ」ということわざのようです。
 
これは、他部署を経験してみようというモノで資格がないとできない仕事、パイロットやスチュワーデスは別として荷物係や、地上係員などを他の部署が、時間外休み時間に経験するそうです。それが、参加率80%というから驚きです。
 
さらには、デッドヘッドと言うそうですが、パイロットさんや、スチュワーデスさんが仕事ではなく移動する場合に、他のお客様と一緒に客席に座っているのですが水平飛行に移り、シートベルトのサインが消えると立ち上がり、飲み物やピーナッツを配るのを手伝うのです。パイロットもです。
 
keizoku35no4.jpg
 
(写真は、デッドヘッドのパイロットが、ピーナッツ配るのを手伝っている)
 
一度尋ねたことがあるのですが
「なぜやるの?」
「仲間の仕事だからね。手伝うのは当然だよ」の答え
だから、私はてっきり
「あっ、友達が乗務していたんだね」と、仲の良い友達だから、手伝おうと思ったのかなと思い聞くと、
「イヤ、今日のクルーは初めて会うよ、はじめてでも同じ会社の仲間だからね」
と、教えてくれました。
 
なるほどと、感心したのです。
これが一度ではなく、何度も遭遇するからここの会社の習慣なんだろうと思うのです。
 
休んでも良いときに、手伝う。
この習慣が、まさに人を気遣うことが随所で出来るようになり、そして、結果、良いコミュニケーションになり、人が辞めにくいとなるのです。
 
2.潜在意識に働きかける
 
通勤をするとき、通学をするとき、最初はキョロキョロしながらここの道を曲がってとか、この次の駅で降りるとか、かなり、意識をしてゴールに向かいます。
 
それが、どれくらい経つとでしょうか。気づくと、会社に着いていた。気づくと、学校に着いていたとなるはずです。ゴールに向かうのに無意識に着いてしまう。
 
これが、潜在意識(自分で意識していない意識)が動かしている結果だそうです。
 
なので、気づくと、成功してしまった。気づくと、いい会社になっていたと言うようになるのが一番です。
 
実は、ほとんどのすごいと言われている人は努力家ですが、その努力は、苦しんで苦しんでやっているわけではなく振り返るとやっていた、というモノなのだそうです。
 
だからこの潜在意識を利用すると、自動操縦でゴールに行ける感覚です。そして潜在意識に働きかけないといけないのは
 
会社の場合
「どこへ向かうか?」
「何を大切にするか?」
究極にはこの2つのようです。
 
これを、無意識に働きかけるには、よく目につくところにこれがあるか?ということです。
 
「どこへ向かうか」では?
グーグルがあまりにも、有名でしょうか?
入り口にある巨大ホワイトボードに書いてある、誰もが書き込める「MASTER PLAN」です。
これは、一度書くと見るから意識するのではなく、前を通るたびに、書いたときの感情を思い出します。だから、掲示は良いそうです。
 
keizoku35no5.jpg
(写真は、世界一のレッカー会社。至る所にレッカーの写真が掲示してある。
自分の会社には、製品商品が、たくさん掲示されているだろうか?)
 
 
そして、
「何を大切にするか?」
いい会社だなと思う1つに、「サウスウエスト航空」があります。
その会社は、ものすごい数、至る所に我々の目的、我々のビジョン、我々の価値、我々の使命などが掲示されています。
 
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(至る所に、ビジョンなどが貼ってある)
 
本当に、至る所に!!
 
ここの会社はもう1つ、自分たちが利益を得るために守らなければならない数値があり、それが、
「オンタイム率」「クレーム率」「荷物のロス率」だそうです。それも、至る所に掲示してあります。
 
 
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このことで、動かなければならないことが自然に、無意識に意識され、動いてしまうようになるようです。
 
良い言葉を壁に貼っておくのも意味があるのです。
 
見えるところに何を掲示するか?
これは、大事です!!
 
これ以降は、次号でお伝えします。
 
気になる方もいらっしゃると思いますので、予告として、ちょっと続きの項目だけ、箇条書きでお知らせします。
 
3.未来が見える
1) 会社がどうなるか未来が見えていること。
2) 何をどうがんばったら、自分がどうなるかが分かる
3) 人生が分かる
 
そして、具体例として、これに当てはまる3つの企業をわかりやすく紹介します。
 
 
 
 
 
 
 

 

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経営コラムニスト紹介

ビジネスミート代表 野田宜成氏

継続経営コンサルタント/ビジネスミート代表 野田宜成氏

事業を永続させるには、社長が我社の守るべきもの、変えていくべきのものを明確にし、手を打ち続けることが重要と主唱する継続経営コンサルタント。

神奈川大学卒業後、日産車体に入社。エンジニアとしてプロジェクトの第一線で継続した品質向上、生産効率の改善に従事。その後、大手経営コンサルタント会社に転身し、不易流行を元とし、改善と継続を経営指導に 導入。メーカー、サービス、物販店、通販会社などの売上向上の指導で辣腕を奮う。

独立後も継続経営をテーマに経営指導を実践。今までに7000人以上の経営者と会い、500社以上の企業を指導。短期的な視点だけの数字にとらわれず、常に売上を向上させ、事業を継続させる仕組みを指導する。また、成熟した日本市場を背景に、経営者のアンテナ代わりとなり、中国、シンガポール、タイ、ミャンマーなどアジア新興地域、英国、米国などの先進国にも積極的に足を運び オーナー経営に役立つ経営情報を取集。豊富な実務経験とその行動力から生まれる新しい視点は全国の社長から定評を博す。愛知県出身、1966年生まれ。

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