【新春・全国経営者セミナー】事業家・若手起業家…日本最大級、経営者700名が集う3日間 

日本経営合理化協会の関連サイト
継続経営 百話百行 | 社長の経営セミナー・本・ダウンロード・CD&DVD【日本経営合理化協会】

文字の大きさ

日本経営合理化協会 BOOK&CD・DVD
お電話でのご注文も承っております:03-3293-0041

第25回「働きがいと儲けの融合パート2 生き方、生きがいを教える企業は人が辞めにくい!?」

第25回「働きがいと儲けの融合パート2 生き方、生きがいを教える企業は人が辞めにくい!?」


パート1は、こちらです>> http://www.jmca.jp/column/keizoku/keizoku24.html

7)生き方、生きがいを教える企業は人が辞めにくい
 
サウスウエスト航空の本社に訪問するといたるところの壁で、創業トップのハーブ氏の写真を目にします。(創業者で元CEOのハーブ・ケラハー氏)

keizoku25no_01.jpg

社員に「サウスウエスト航空、または、ハーブさんがすごいのはどんなところですか?」と、質問すると「生き方を教えてくれる」「人生の楽しみ方を教えてくれる」という答えが返ってくるのです。写真を見ても分かるように何か楽しそうです。腕相撲は、アメリカの航空会社のトップに話をしてトップが集まり腕相撲大会をしたそうです。(写真は、壁に貼ってある、腕相撲大会の様子)
keizoku25no_01p.png

どうすると、人生が楽しくなるか?
これを教えている組織は確かに強いです!!なぜなら、ここにいると人生が楽しくなる。強いては、良い人生を送れると思えるからです。それでいて仕事をしないかというと他の会社と比べると3倍忙しいと言うくらい仕事は貪欲にします。
 
それも、また、トップがしているので社内の雰囲気がそうなるようです。「よく学び、よく働き、よく遊ぶ」この雰囲気作りがすごいのです。(壁が顔出しパネルになっている。これも遊び心の1つですね)
 
keizoku25no_02p.png
 
 
 
8)モチベーションを上げるには、「個人名を大事にする」
アメリカは、よく個人を大事にすると言いますが日本は、「個人主義」を「利己主義」と勘違いして輸入してしまったように思います。
 
本当の個人主義は責任が伴い組織の中の「個人」とは何かを追求しているのが「個人主義」のように思います。
 
そして、それだけがんばっている人を表彰する、誇りに思ってもらうというのも非常に、上手です。
 
 
企業、お店で「個人を大事」にする事例がありました。フロリダ オーランドの地元企業で、すごいおいしく人気店であるステーキハウス、「チャーリーズ」には2つの個人名を大事にするものがありました。1つはお客様、「Most preferred Guests」(最も大切なお客様)として、テーブルに名前が刻んであります。(ゲストテーブルに銘板が貼ってある)
 
keizoku25no_02.jpg
 
 
keizoku25no_03.jpg
 
これは嬉しいはずです。もう1つは従業員で「Employees of the Quater」と表して3ヶ月ごとに、従業員を表彰しています。(Employees of the Quater が、お客様から見えるところに掲示)
keizoku25no_04.jpg
 
keizoku25no_06.jpg
 
この銘板の作りなどを見て会社が本気だと分かります。
 
テプラなどとってつけた表彰では無く本気で表彰しているというのが良いようです。従業員も嬉しいと思います。
 
他にこんなレストランもあります。ディズニーワールド内にあるレストランの1つです。
 
全米自動車協会(American Automobile Association、AAA)が、毎年、ホテルとレストランの格付けをしています。アメリカではミシュランと並ぶ評価の1つです。その最高峰表彰の「ファイブダイヤモンド賞(AAA Five Diamond Award)」を受賞したレストランが、フロリダに2つあり、その1つです。
 
 
そこのメニューは日本語になっていてちゃんと全員の名前が刻んでいました。(メニューは、日本語が併記されている。)
 
keizoku25no_03p.png
 
(拡大するとMr.Nodaと書いてあるのが分かる) 
keizoku25no_04p.png
 
 
 
ポートランドのバーではバーカウンターに亡くなられたお客様の銘板が埋め込まれ、よく来ていた人に敬意を表しているのです。
 
 
これは、他のお客様にとってもお客様思いを知ってもらう良い機会になります。(バーのカウンターに銘板が埋め込まれている)
 
keizoku25no_05p.png
 
ギブキッザワールドという余命1年以内の子供たちの夢を叶えてあげるという遊園地。
 
そこは、権利の厳しいディズニーやライバルのユニバーサルスタジオのキャラクター達に同時に会えそして、使用許可は、握手で決まったというすごい遊園地なのですがそこは、100%寄付で成り立っていてその寄付をした人の名前を床に刻んであります。(入り口すぐの床、どこかに野田の名前もあるはずです。)
 
keizoku25no_07.jpg
 
 
9)特化させる企業は強い!
 
何が特長か?これが、ビジネスにおいては非常に重要です。なぜなら、たくさんある選択肢の中から選んでもらうには、印象に残ってもらわないといけないのです。
 
そして印象に残るためには他との違い、特長が非常に重要になってきます。フロリダを中心に展開しているスーパー、パブリックスは
 
keizoku25no_08.jpg
 
 
顧客フレンドリーを標榜し徹底して、挨拶やサービスをしています。
 
すれ違うとこんにちは、は、もちろんお元気?今日はどうだった?などすれ違うと必ず聞いてきます。
 
そして荷物が多いと駐車場に運んで運び入れるお手伝いもしてくれます。
 
keizoku25no_09.jpg
 
 
シーズン52というレストランは、これまた面白く年間52週から、名前を取り、週毎にメニューが変わり、そして最大の特徴は一皿475kcal以内なのです。ありそうでなかった特長です。
 
keizoku25no_11.jpg
 
 
特長出しをするには、「そぎ落とし」、「際立たせる」と良いのですが、最近では、ただそれだけでは長続きしないようです。
 
今は一つの特長ではダメで、
・安さとおいしさ
・スタイリッシュと安さ
・良いものとサービス
のように、2つ同時が良いようです。
 
10)人は未来が見えるとわくわくする
今回の視察で、経営者の人たちがわくわく、興奮した中の一つが豪邸見学、豪邸訪問でした。
 
プール付き、ダイニングルーム3つ、ベッドルーム5つなどすごい家を見学しそんな生活をしている友人宅でご飯を食べながら話を聞き興奮したのです。
 
なぜか?
手が出る値段だったからです。日本の3分の1~下手すると5分の1でしょうか。これなら、自分も住めると、未来が見えると人は現実が近くなるので興奮します。
 
社員に対しても、顧客に対しても「無理」というイメージではなく「あり得る」とイメージできるにはどうしたらよいか?ここにヒントがあるように思うのです。
 
keizoku25no_06p.png
 
keizoku25no_08p.png

11)SNSは緊急対応?

サウスウエスト航空で、SNSの対応室の役割と活動を教えてもらいました。
今は、瞬時に情報が拡散します。だから、悪いことが拡散する前に対応しないといけないのです。

それをチェックし、そして、すぐに対応するようにしているそうです。そして、こんなエピソードがあったそうです。

機内で不具合があったときにお客様が機内でSNSに上げたときにその機が到着したときドアが開くところで責任者が待ちお客様に即謝り対応したそうです。その結果、お客様は、すぐにその対応の早さ、良さをSNSで上げ、不具合から、お客様がファンになる要素に変えてしまったそうです。(SNS監視室での各部署の方が集まりミーティング)keizoku25no_12.jpg
(随時、SNSで会社について言われていることをモニターできるようになっている)
keizoku25no_10p.png
 
 
12)働きやすい会社は滅び、働きがいのある会社は残る
 
働きがいと働きやすいとは何が違うのだろうか?
私はこう考えています。働きがいとは、自分の使命、役割を達成できる場所。つまり、世のため、人のために何をできるか?何をするか?これがやれる場所を指し、働きやすいとは労働するために、環境が整っている場所を指すように思います。だから、働きがいのある場所には、「何のために存在しているのか?」「どこに向かうのか?」と言うビジョンがしっかりあるのが全体のように思います。これがないとお金のかかる事務所作りになってしまいます。「ナイキは、スポーツにイノベーションを起こせる」ここにやりがいを感じ「サウスウエスト航空は、移動を快適に」です。
 
企業でも、個人でもこの質問はし続けないといけないように思います。「何のために存在しているのか?」「どこに向かうのか?」(ポートランドにある、ナイキ本社)
 
keizoku25no_13.jpg
 
keizoku25no_14.jpg
 
13)手段は、多い方が良い、米国の支払いツールの多様性
 
買い物体験時に鼓動が高くなるのは、3つあるそうです。
 
 
1つ、入店時、2つ、商品を手に取るとき(商品決定時)、3つ、支払う時
 
 
この3つの時には少しでも、マイナス要因があるとお客様は、強烈に負の印象が残り二度とリピートしてくれなくなります。例えば入店、何屋か分からない価格帯が分からないお店などは入りにくいです。商品手に取る時に商品が崩れたりすると戻すのが必死で、戻し終わると退店してしまいます。お金もそうです。クレジットカードが使えなく恥ずかしいとなるのも強い負の印象になり、リピートしなくなります。なので、この3つは多様性があると良いのです。ここには効率は求めない方が良いのです。
 
入店の入り口は今では、ホームページインターネット決済は当たり前と言えるのかもしれません。支払いも多様性が求められます。このときに効率を考えこのクレジットカードは
支払い比率、例えば5%で少ないから止めようと、止めると、5%以上売り上げが下がったりします。「お客様の手段は多く」その分「お客様の見えないところでは徹底的に効率を上げ、費用を捻出する」というのが良い会社運営のように思います。(アメリカでは、もうすでに、アップルペイが当たり前になっている)
keizoku25no_16.jpg
 
次号に続きます。
 
 

バックナンバー

2019.02.15
第51回 アメリカは、キャッシュを生むのが上手、日本はお金にならない商売が上手!?
2018.12.21
第50回 シリコンバレーで知った中小企業が大企業に勝つ方法!?
2018.10.12
第49回『劇的変化の上海で思う、成長させる社長と失速させる社長』
2018.09.07
第48回 『ミラノサローネで発見!客単価を上げる方法』『スペインで日本のマイナス未来を見てしまった』
2018.06.01
第47回 「今、良い企業は何に力を入れているのか?~ヨーロッパ視察編~」
  1. ≫記事一覧

経営コラムニスト紹介

ビジネスミート代表 野田宜成氏

継続経営コンサルタント/ビジネスミート代表 野田宜成氏

事業を永続させるには、社長が我社の守るべきもの、変えていくべきのものを明確にし、手を打ち続けることが重要と主唱する継続経営コンサルタント。

神奈川大学卒業後、日産車体に入社。エンジニアとしてプロジェクトの第一線で継続した品質向上、生産効率の改善に従事。その後、大手経営コンサルタント会社に転身し、不易流行を元とし、改善と継続を経営指導に 導入。メーカー、サービス、物販店、通販会社などの売上向上の指導で辣腕を奮う。

独立後も継続経営をテーマに経営指導を実践。今までに7000人以上の経営者と会い、500社以上の企業を指導。短期的な視点だけの数字にとらわれず、常に売上を向上させ、事業を継続させる仕組みを指導する。また、成熟した日本市場を背景に、経営者のアンテナ代わりとなり、中国、シンガポール、タイ、ミャンマーなどアジア新興地域、英国、米国などの先進国にも積極的に足を運び オーナー経営に役立つ経営情報を取集。豊富な実務経験とその行動力から生まれる新しい視点は全国の社長から定評を博す。愛知県出身、1966年生まれ。

【野田宜成氏の講演CD・DVDシリーズ】
朝礼や面談、会議…名言の教えをスピーチで活かす
●社員を鼓舞する“1話2分”180話のスピーチ集

《予約受付中》「リーダーの名言講話集」CD

 今のアセアン市場をどのように押さえ、活用していくべきか
●「アジアビジネス最前線 成功の鉄則」DVDシリーズ 好評発売中!

【第1弾】「アジアビジネス最前線 成功の鉄則シリーズDVD ミャンマー篇」
【第2弾】「アジアビジネス最前線 成功の鉄則シリーズDVD タ イ篇」
【第3弾】「アジアビジネス最前線 成功の鉄則シリーズDVD シンガポール篇」
《好評既刊》野田宜成の「継続の法則CD」
「飛躍するASEANに未来を見るCD・MP3」

ビジネスミート代表野田宜成氏の経営コラムに関するお問い合わせ