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第24回「働きがいと儲けの融合 潜在意識に働きかける社内作り!?」

第24回「働きがいと儲けの融合 潜在意識に働きかける社内作り!?」

アメリカが 今、面白いです。

「儲け」と「やりがい」その両方が融合しているものがいっぱいあります。
今回のアメリカ視察(2015年4月11~18日)で感じたのは、15個。新しい発見も!
 
■なぜ今、アメリカのか?
 
・人口が増えている
・GDPが伸びている
・今 景気がよい
 
データで見ても一目瞭然です。
 
■アメリカGDP推移
 
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■人口推移
 
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1) 投資は、何を基準にするか?
こっちの方が何となく良いから!
 
そんな理由で投資を決めてしまうことって、実は多いのです。
 
 
でも、それでは、キャッシュフロー的に良くないのも分かります。
 
では、何を基準にすると良いのか?
 
投資はそもそも投資をした方が、
 
現在より「得だ」という時に投資をするべきです。
 
そして、その「得」には
 
2つの基軸があると思います。
 
一つが 人件費⇔自動化
 
便利になるという基軸で
 
人件費と投資額を比べて
 
今と比べて、人件費が下がるかどうかで判断します。
 
 
今の人件費 ⇔ 投資額+今後の人件費
 
でドッチが良いか?ということです。
 
 
もう一つは、投資額⇔未来
 
投資をすることにより
 
投資直後の得する部分の比較では無く
 
 
投資後、何年後かに これが、意味をなすというものです。
 
 
売上の増加が見込める、利益の増加が見込める、経費の削減が見込める
 
いわゆる未来への先行投資がこれに当たります。
 
ちゃんと数値化しておくというのが大事だと思うのです。
 
 
なにでこれを感じたのか?
 
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自動車業界にいた野田としては、
 
設備が工場と言うより町工場(こうば)という感じがした。
 
しかし、これが、一番費用対効果が良いだろうなと感じた。
 
 
むやみやたらに
 
自動化するのが効率というわけは無いことを思い起こさせてくれました。
 
 
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これは、サウスウエスト航空の飛行中につながるサイトです。
 
自分のスマホやパソコンにwifiでつなぐと無料で、飛行マップ、飛行時間、テレビ、音楽などが楽しめ
 
有料で、映画(1日5ドル)やインターネット接続(1日8ドル)で楽しめます。
 
飛行機のシートに音楽、テレビ画面等の投資と比べると非常に効率の良い投資です。
 
 
2) 人が集まるにはどうすると良いか?
 
単純に人は「一番」 世界一、日本一、東京一など一番
 
「初」 世界初、○○業界初など、初めて
 
そして、「すごい」「ここまでやるか」
 
というのがあると人は集まります。
 
 
それを実感できたのが42種類も便座がある、ホームデポ
 
3500カテゴリーの本屋さん パウエルブック
 
淡水魚世界一の水族館
 
24時間歩き続けるイベントの アメリカガン協会など、改めて納得するのでした。
 
 
■人が集まるにはどうすると良いか?
 
世界最大と言われると、ちょっとのぞいてみたくなるのが、人情のようです。
 
ただし、商売的に在庫過多になるので回転率、交差率が低いと人は来るが、利益が出ないという事になりますので注意が必要です。
 
 
商品回転率=売上高/平均在庫投資額(売価評価)
 
交差比率=粗利益率×商品回転率(売価評価)
 
 
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●ポートランドにある本屋さん
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カテゴリー、3500
 
中古も新書も同じところに並ぶ。
 
ここまで集めれば人は来る。
 
ただし、前述したが 人が来る=儲かる ではない。
 
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●American Cancer Society(アメリカがん協会)
1913年設立の情報提供、患者支援、がんに関する調査研究の3つを活動の柱とした非営利団体。
 
 
啓蒙活動、寄付を促す活動としてイベントをしていた。
 
これは、学校のグランドを利用し、そこを、24時間歩き続けるというものがん患者のガンは、24時間休むこと無く進行しているから24時間歩くことで、それを体現しようというもの。
 
ここまでやると、メディアが取材したくなると思った。
 
3) 未来を創造するには何が必要か?
 
歴史が無いので歴史を大事にするのが良いようです。
 
未来を想像するために、「過去を知る」
 
過去を知ることで、未来を創造できるのです。
 
ここまでできたなら、これからもできるなということなのです
 
 
■未来を創造するには何が必要か?
 
●レッカー博物館
 
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世界で最初のレッカー車
 
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ナイキ本社には、歴史を伝える場所がある
 
 
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ナイキは40年前、鬼塚タイガーの販売から始まり
 
最初はバンで、回りながら売ってたそうです。
 
その時の契約書も残っています。
 
 
 
4) 人が集まるにはどうすると良いか?
 
人は、潜在意識に刻み込まれると成果が出やすいそうです。
 
つまり、自動操縦で目的地に行く感覚です。
 
通勤時、一番最初は、すごく意識をしながら
 
「ここに花壇がある」とか、「ここにコンビニがある」など気になることが多いです。
 
しかし、
 
毎日何度も通勤すると
 
いつしか「あれ?気づいたら会社だった」と言うことがあると思うのです。
 
 
それと同じように自分のお店、会社はこうなりたい
 
それが無意識レベルに近づいたら良いのです。
 
そのために意識して欲しいことを無意識に働きかけるのです。
 
それには、「しつこく」「目につく」のが、コツです。
 
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いたる所にレッカーの写真が掲示されている
 
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世界最大のレッカーメーカーの事務所・壁紙そのものがレッカー
 
写真ではレッカーメーカーの事務所がレッカーの写真だらけ。無意識にレッカー好きが刻まれます。
 
 
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会社の理念が至る所に掲示してあるサウスウエスト航空
 
そして、同じくサウスウエスト航空には、数値を意識するために至る所に数字の掲載もあります。
 
 
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↑ 意識して欲しい数字が、これも、モニター、ホワイトボードと形は違えど至る所に掲示。
 
無意識に何を意識させるか?そして、それを壁を使ってできないか?
 
↓ CA(客室乗務員)の良い事例が会話形式で掲示。
 
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考えると面白いと思います。
 
5) 面倒を解消するビジネスが良い
 
ビジネスには、いろんな考えの出発点があります。
 
「より便利にするために提供するもの」「必要なものを運んであげる」
 
などなど その中で 一つの考え方に「面倒を解消する」というものがあります。
 
 
アウトソーシングなどはこれに当たります。
 
 
アメリカで「面倒」これは改めて考えるべきだなと思い起こしてもらいました。
 
 
一つはレッカーメーカー置いてあった自販機。
 
ドリルの自販機です。
 
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レッカーメーカーの工場サイドにある自動販売機
 
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拡大するとドリルです。
 
ドリルのメーカーまたは、商社が置いていく。
 
それに伴い、メーカーは、在庫管理もしなくて良いし
 
必要なときにはすぐに取り出せるのすごく便利です。
 
 
 
日本の自動車メーカーのラインサイドが部品メーカー在庫に変わっていったのも
 
この考え方があります。
 
 
スーパーにあったのはメニューのレシピとそれを集めたコーナー。
 
コーナーのものを全部買い、レシピを見ながらできあがってしまう。
 
 
 
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レシピがいっぱいあります
 
 
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その一つのレシピが、購入できる場所がある
 
レシピを考え、それを店内で買いそろえると言う面倒を解消しています。
 
6) 良い企業は、世界観を作るのがうまい
 
ディズニーが、あるオーランドに行ってきました!!
 
アメリカがスゴイなと思う一つに「世界観」作りがあります。
 
 
「世界観」が作ることができるとブランド価値が高まります。

同じ事をするならば、「ブランド価値」がある方に3倍の価格でも消費者は支払いたくなるようです。

その最たるものの一つが「ディズニー」だと思います。

オーランドにあるディズニーワールドは4つのディズニーパーク、2つのディズニーウォーターパーク、

6つのゴルフコース、レースサーキット、20のリゾートホテル等を内包する世界最大のアミューズメントリゾート。

約122km2という広大な敷地内は、東京の山手線の内側2つ分が丸ごと入ってしまうほど。

ウォルト・ディズニーはカリフォルニア州のディズニーランドから得た成功と失敗を踏まえ、周囲の環境ごとコントロールできる新たなディズニーパーク作りの計画を進める。

新たなディズニーパーク作りの計画を進める。
 
その頃フロリダ州では大規模な土地の売り出しが始まっていたが、
 
湿地帯のため手を出す人は少なく、土地の値段も安かった。
 
ディズニーはこの湿地帯ならではの多くの水を生かしたディズニーパーク作りに目をつけ、
 
この「フロリダ・プロジェクト」の構想として
 
EPCOT(EPCOT = Experimental Prototype Community of Tomorrow の頭文字)を発案する。
 
計画は順調に進んでいたが、
 
建設中の1966年12月15日にウォルトが逝去。
ディズニー・ワールドに自身の夢を懸けていたディズニーだったが、
 
パークの完成をその目に見ることはなかった。
 
しかし、兄のロイ・O・ディズニーが弟の意思を引き継ぎ、転換社債を大量に発行して無借金で建設費用を調達する。(結果ディズニー一族の持株比率は大幅に下がり、後の乗っ取り騒動につながる)
 
 
そして5年後の1971年10月1日、ディズニーランドのフロリダ版ともいえるマジック・キングダムを
 
核にウォルト・ディズニー・ワールドは開園。
 
その際、ロイがウォルトの死を悼み、名称をディズニー・ワールドからウォルト・ディズニー・ワールドに変更している。
 
 
テーマパークの域を超えて、アメリカ文化の象徴としての側面も持っており、長年、世界一の入場者数を誇っている。(wikipediaより)
 
という巨大な、ディズニーです。
 
 
ディズニーがいつもスゴイと思うのが
 
「世界観」です。
 
どこを見ても、ディズニーとわかる事もすごいのですが
 
最もすごいのがニセモノがニセモノと認められ
 
それをホンモノのように振る舞う世界観がすごいと、思うのです。
 
 
ディズニーのホテルのラウンジに置いてあった
 
本棚、どう見てもペイントとわかります。
 
 
でも、OKです。
 
 
ビクトリア調のホテルグランドフロリダ内の高級レストラン ビクトリア・アルバートは、
 
いつの時代?という制服ですがOKです。
 
これが、ホンモノの高級、ホンモノの昔の装飾物、ホンモノの建物だとかしこまりすぎて楽しめません。
 
そして、
 
人間誰しも、はじけたい、変身したいという願望があるのですがそれも実生活ではなかなかできないですが
 
 
ディズニーだと、ニセモノだからこそ自分もニセモノになりきれるのです。
 
 
では、世界観とは何か?
 
 
それは、徹底的な、統一感です。
 
 
・色
 
・言語
 
・時代
 
・場面
 
・ストーリー
 
など、例外を許さず
 
徹底的に統一するとそれが、世界観になります。
 
そして、徹底するからこそファンができやすいのです。
 
そのファンのためにどうしているか?
 
ディズニーのホテルはすごく高くて、予約が取りにくいと、思ったことあるのでは?
 
 
そうなのです、
 
とりにくい仕組みにしているのです。
 
なぜか?
 
 
ファンの人=(イコール)会員クラブがあります。
 
 
ディズニーには、ディズニーバケーションクラブというのがあり
 
そこの会員になると安く、そして一般の人より約半年早く予約を入れることができるのです。
 
 
話は変わって、ホテルを見に行くと隠れミッキーがあります。
 
隠れミッキーもまた、世界観作りにはもってこいなのです。
 
 
1. 何を大切にしますか?
 
2. 1.に向かうために、共通する価値観は何ですか?
 
1.2.に向かうために
 
3. 色の統一をできますか?
 
4. 統一できる言語はありますか?
 
5. ○○している人が、うちの会社の人という文化がありますか?
 
 
 
これらを、考え そして、徹底していくと「世界観」ができあがります。
 
 
しかし、それは、一朝一夕でできるものでは無く
 
時間がかかり形だけではない本質の世界観は、「人の言動と行動」なので
 
 
時間をかけて作り上げるしか無く時間をかけるからこそホンモノになっていくのです。
 
 
カルチャーは、根ざした文化。
 
フィロソフィーは、まだ根ざしていないこれからしていくものという違いがあるそうですが
 
世界観とは、最終的にはカルチャー(文化)になっていくのです。
 
 
次の項目は次号に続きます。
 
■生き方、生きがいを教える企業は人が辞めにくい
 
■モチベーションを上げるには、「個人名を大事にする」
 
■特化させる企業は強い!
 
■人は未来が見えるとわくわくする
 
■SNSは緊急対応?
 
■働きやすい会社は滅び、働きがいのある会社は残る
 
■手段は、多い方が良い、米国の支払いツールの多様性
 
■戦えるところで戦う
 
■今回一番の発見「お金をいただきながら広告宣伝をする」方法!?
 

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継続経営コンサルタント/ビジネスミート代表 野田宜成氏

事業を永続させるには、社長が我社の守るべきもの、変えていくべきのものを明確にし、手を打ち続けることが重要と主唱する継続経営コンサルタント。

神奈川大学卒業後、日産車体に入社。エンジニアとしてプロジェクトの第一線で継続した品質向上、生産効率の改善に従事。その後、大手経営コンサルタント会社に転身し、不易流行を元とし、改善と継続を経営指導に 導入。メーカー、サービス、物販店、通販会社などの売上向上の指導で辣腕を奮う。

独立後も継続経営をテーマに経営指導を実践。今までに7000人以上の経営者と会い、500社以上の企業を指導。短期的な視点だけの数字にとらわれず、常に売上を向上させ、事業を継続させる仕組みを指導する。また、成熟した日本市場を背景に、経営者のアンテナ代わりとなり、中国、シンガポール、タイ、ミャンマーなどアジア新興地域、英国、米国などの先進国にも積極的に足を運び オーナー経営に役立つ経営情報を取集。豊富な実務経験とその行動力から生まれる新しい視点は全国の社長から定評を博す。愛知県出身、1966年生まれ。

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