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第41回 『後は任せたで!-マッサン.』

第41回 『後は任せたで!-マッサン.』

NHK朝ドラ「マッサン」で西川きよし扮する大阪住吉酒造の店主は、
主人公・政春がスコットランドにウィスキー修行へ行く前に、
「後は任せたで!」と言います。
 
店主は、
「2年間の修行中の費用を持つから、帰ってきたら、
 娘の優子をもらい、店を継いでくれ」
という意味を、
「後は任せたで!」というひと言で、済ませたのです。
 
英文ですべてを表現しますと、以下のようになります。
  I will leave you to get marry my daughter
  and take care of my business
  after your coming back from Scotland.
 
日本語のセリフは「leave」部分だけです。
 
主人公・政春は、
「住吉酒造のウィスキー造りを任せた」と意味を取ります。
そして、スコットランド人のお嫁さんエリーを連れ帰ってきたことで、
住吉酒造とひと悶着が起きます。
 
何を任せたのか、という
「to get marry my daughter and take care of my business」
が、省略されています。
 
 
日本語は省略の文化です。
全てを言わず、″あとはわかっているね、よろしく頼んだよ″の、文化なのです。
 
娘の優子も、
スコットランドに立つ前一緒に観劇に行った帰り道、政春に
「結婚したら何人ぐらい子供が欲しい」と尋ね、政春は、
「そうですね、野球チームが出来るくらい」と答えます。
 
優子の質問を英文にしますと、以下のようになります。
「If you get merry me, I wonder how many children you would like to have.」
 
ここで重要なのは、「私と」結婚したらという「me」です。
「私と結婚したら、何人子供が欲しい」と聞いていれば、
誤解は生じませんでした。
 
このように、日本語は、主語はほとんど言われることはなく、
また、目的語も省略されます。
ご自分の発言を振り返ってご覧になれば、
同じように、話されている事に気づくと思います。
 
ビジネスになれば大丈夫、と言い切れますか。
 
会社幹部研修で、スピーチの原稿などを添削させていただいていますが、
この『マッサン省略現象』は、自社や、自社製品・サービス説明の時にも頻出します。
 
このような時、まず日本語が英語の基本《4要素5文型》になっているか。
そして、「英語日本語」―省略のない4要素5文型による英文ルールで書かれた
不自然な日本語の原稿を作っていただきます。
 
そうすることで、自分が省略の文化で生きていて、
それをビジネスシーンにも使っていることに気づいていただくのです。
 
実際のビジネスシーンで、このようなマッサン現象から、
言った、言わないなどのトラブルが生じないようにするためには、
英語でビジネスをする時、主語、目的語をきっちり言うことが必要かと思います。
 
<ワンポイント・レッスン>
日本語を話ときの作法・ルールと、英語で話してビジネスをする場合、
違うことを、先ずは「認識すること」が重要です。
日本語をそのまま英文にすると、主語や目的語は往々にして省略されています。
それにより誤解が生じないよう、
英語のルールに従って日本語を組み立てる事を試していただければと思います。
 
 

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経営コラムニスト紹介

HMメソッド開発者 原 眞理子氏

原 眞理子氏 メソッド株式会社 代表取締役

英語が苦手だった人でも、“聞く、話す、読み書きできる”英語力が、自然にアップする上達法「HMメソッド」の開発者。 メソッド株式会社 代表取締役。

横浜市立大学文理学部卒業後、ドイツ パダボーン大学留学。
帰国後、インターコンチネンタルアート、日仏貿易、グレイ大広、日本サラ・リー社などの外資系会社にて、アドミ、人事、プロジェクトマネジメント等の業務に従事。また、東証一部上場の日本企業の内部監査、海外人事を経験する。

海外旅行や教養としての英語ではなく、正確で実践的な英語スキルが求められる外資系にあって、ドイツ留学の経験は有しながらも英語には不慣れであった氏は、いくつもの英会話スクールや専門講座、語学教材での失敗の経験を積み重ねる中で、無理なくビジネス英語力が伸びる独自の習得法を生み出し、「HMメソッド」として体系化する。
その後、同メソッドによる英語教育と、日本企業の海外進出を言葉の面からサポートするコンサルタントとして独立。

氏の指導を受けた受講生は、英語力が短期間でみるみる上達。例えば、

〔鍛工所社長 40代後半〕(半年 12回のレッスンの後)
  ・大学卒業以来英語25年ぐらい使っていなかった。
   ハノーバーメッセに出展し新規来客対応、製品、会社理念について
   語る事ができた。

〔技術部の25才の男性社員〕
   TOEICが450点→700点に上昇 (2年 45回のレッスン後)
  ・英語の仕様書を読むことや英文メールに抵抗がなくなり、
   また、海外サプライアー対応などの仕事の領域が広がっている。
   将来は、海外勤務も経験したい。

〔社会保険労務士の39才の女性社員〕
   TOEICが670点→775点に上昇 (4ヶ月 16回のレッスン後)
  ・外国人社員への英語での社会保険の説明対応ができるようになった。

など、日常会話レベルはもちろん、ビジネスにおいても十分に対応できる、英語
コミュニケーション能力へと向上させる実績をあげる。

信条は、「明日世界が滅びようとも、君は、今日、林檎の木を植える」。

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