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第193回 『5年、10年単位で目標を設定できる人』

第193回 『5年、10年単位で目標を設定できる人』

ビジネスマンとして第一に心すべきことは、理想や目標を明確にすることである。
 
人生のゴールに何を目指すのか、それをはっきりさせることが大切だ。
 
「こうしたい」「ああなりたい」といくら言ったところで、
明確な理想や目標が決まらない限り、一歩も前進することはできない。
 
「目標なくして成功なし」であるからだ。
 
 
手っ取り早くハウツーを身に着けたいという方々には、
「なんだ!?」と思われるかもしれない。
 
しかし、ビジネスマンとして成功するには、
目標を明確に描き、その目標達成に向かって基本をしっかりと身に着け、
つねに情熱を燃やしながらコツコツと努力を積み重ねることに尽きるのではないか。
 
私自身、営業、マーケティング、企画、経営といった様々な仕事を36年以上経験してきたが、
ビジネスの世界で成功を得る特別の秘密・秘訣といったものはない…、
というのが掛け値なしの実感である。
 
 
もちろん、そうは言うものの、
ビジネスマンとして何を学び、学習していくか、基本的な道筋はある。
 
私自身、20代の頃に以下のような目標を立てた。
 
 ・つねに、同期・同年配グループの中でトップの実力と立場を保つ
 ・マーケティングのオーソリティになる
 ・英語の資格の主なものはすべて取る
 ・45歳までに経営者の立場に立つ(この目標は32歳のときに立てた)
 
いま振り返って、前の二つは具体性に欠けていたきらいがある。
 
それでも英語の資格はほとんど取得したし、
ちょうど45歳の年でジョンソン・エンド・ジョンソンで社長になったように、
ほぼ目標を達成することができた。
 
 
目標を達成することは誰にでもできる。
もちろん、ただ目標を決めればいいというものでないのは明白である。
要は、やるかやらないか、ということなのだが…。
 
目標をクリア可能なところに定め、もし達成できないときは、
「目標設定」そのものを変えればよいのである。
 
その上でアドバイスするとすれば、目標は「段階的」に作るのがよい。
 
どの企業にも、質の程度の差はあれ、長・中・短期の経営計画がある。
それと同じように、「自分自身の長・中・短期の計画」を持とう・・・
これが私の持論である。
 
例えば、短期目標とは、今年・来年の目標である。
5年から10年先に達成すべき目標は中期計画、そして、
長期目標とは最終的な目標である。
 
あるいは人生を、5年、10年単位で区切るのもいいだろう。
 
 
目標のテーマはあくまでも「自分にとって価値のあるもの」でなければならない。
 
すると、だいたい
(1)会社での立場、(2)収入、(3)教養、(4)家族、(5)健康、
の5項目に絞られてくる。
 
(4)と(5)については、若いうちはさほど関係ないだろう。
 
とすれば、新入社員時代は、
何歳までにどんな仕事にチャレンジするとか、どんな地位に就くとか、
地位や収入、資格やスキル …などを、具体的に考えればよいことになる。
 
 
そして、必ずメモにすることがポイントだ。
 
また、目標を書き出したら、
目標達成のために具体的に何を行い、いかなる力を養うか、
そのための戦略を記しておくことも大切である。
 

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経営コラムニスト紹介

国際ビジネスブレイン代表取締役 新 将命氏

新 将命 (あたらし まさみ)氏
国際ビジネスブレイン 代表取締役

海外留学の経験なしで、MBA出身者がしのぎを削る外資系企業に挑戦。
卓越した実行力・実務能力とバイタリティで、抜群の実績を上げ頭角を現わし、
社長業はじめ数々の要職を歴任してきたグローバル経営時代の先駆者。

目先の業績ばかりが重視されがちな外資企業にあって、
“企業は人なり”を経営信条に中長期的な会社づくりを展開。
四半期毎の業績獲得はもちろん、永続繁栄のための基盤づくりに貢献する。

1936年東京生まれ。早大卒業後、シェル石油入社。
その後、米国コカ・コーラカンパニー・オブ・カリフォルニア、
ジョンソン・エンド・ジョンソン社長、
米国フォーチュン500でも著名なサラ・リー社の日本法人社長、米国総本社の副社長、
日本フィリップス代表取締役副社長、日本ホールマーク社長などを務める。

国内にても、堂々と多国籍企業と渡りあえる企業の育成を主眼とした経営指導機関
「国際ビジネスブレイン」を設立。
住友商事アドバイザリーボードメンバー、ファーストリテーリングアドバイザー、
健康コーポレーション取締役、グローバル・リンケージ取締役など、
大中小企業の取締役や社外重役等を歴任する。

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