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第9話 「My Spaceのすすめ」

第9話 「My Spaceのすすめ」

1年くらい前からだろうか、インディーズミュージシャンの仲間や
事務所関係の人たちから「My Space」という言葉をよく聞くようになった。

My Spaceはインターネット上の世界最大のソーシャルネットワーキングサービス(SNS)で、
そのネットワーク中でも自分の音源を公開することのできるらしい。
しかも多数存在する類似サイトに比べ、手軽にアップロードできるのが魅力だと言うのである。


正直、それを聞いたとき、さほど興味を持たなかった。理由は2つある。

1つは先に述べたように、この手のサイトは本当にたくさん存在するため、選んでアップロード
していかなければ管理が大変であるし、SNSにたくさん登録している人にありがちなのだが、
自分のプロフィールページを更新することを忘れ、いつ見ても古い情報しか載っていないことがある。
たくさんページを持っていると、どれを更新し、どれを更新していないか忘れがちになるものだ。
まぁ、個人の趣味のページならまだいいが、私のような職業では致命的...。「最近は活動していない」と思われてしまう。

そして2つ目は「無料で配信する」ということに抵抗があったためである。私はCDを制作し、ライブ会場で販売もしている。
だからインターネット上で気軽に聴かれてしまってはどうしても商品の売り上げにも影響する・・・と思っていたのである。


その認識がここ数カ月で変わった。なぜか。簡単に言えば「My Spaceが世界的に流行しているから」である。
なんと全世界で2億人以上が登録している...。それほど流行しているものに乗っかることは悪いことではない。
そこには多くの新たなリスナーが存在するし、「My Spaceに登録していることがミュージシャンにとってのステータス」
とも成り得るからである。(ひと昔前の「ホームページを持っていることがミュージシャンのステータス」的な考えに似ている)
それなりの宣伝効果、ブランド力アップの効果もあるわけである。

そして無料で配信することに抵抗があったのだが、このサイトの良いところは、
ストリーミングはできてもダウンロードができないという点にある。
つまりページを開いていれば聞けるが、閉じるともう聞けなくなる。
そこで何度も聴かれてしまったら飽きられるかも知れない。
しかし、音質的なもの(アップロードされている音源はmp3が主。)を考えると、
そんなに何度も聴く程好きだったらCDを買おうと思うわけで、やはり全体的に考えると宣伝効果の方が高いように思える。
これはラジオなどをテープに録音し、何度も聴いているようなモチベーションに似ているのではないだろうか。
そういう人は必ず「ちゃんとした製品」が欲しくなるものである。


以上述べたことは、あくまでインディーズミュージシャン側からの視点であるし推測も交えているのであるが、
一般ユーザー視点から考えるとこのサイトはかなり便利でオトクだとも言える。
最近ではアメリカ・日本のメジャーアーティストがこぞって登録し、多くの楽曲を無料で配信しているからである。

もちろん、彼らも宣伝目的なのであるが、ユーザーからすればそれはどうでもいい問題で、
大切なことは「無料で試聴することができる」という点にある。
CDを買う程ではないが、気になるアーティストの作品だったり、
暇に持て余して音楽をかけたくなったり、そんなときに非常に便利なサイトである。

検索サイトで有名なyahooでも、音楽無料配信のページがある。
こちらもやはりダウンロードができずストリーミングのみの配信であるが、
サイト内に入ると最新曲や懐かしの名曲などがジュークボックスのようにエンドレスで流れるようになっている。
やはり何か適当に音楽を流しておきたいときなどに便利なのである。


社会の流れとして「インターネット上で無料で音楽を楽しむ」ということが常識になりつつある。

供給側からの視点としてマイナスな面ばかりに着目し、そこにとらわれてしまうと、新しいことが何も見えなくなる。
良い面をとらえ、活用することで、今まで届かなかった顧客やアイデアをも手に入れることができるだろう。

使い手としては、一度、サイトを訪れてみて、今まで興味のなかった音楽、音楽家など探してみて欲しい。
新しい発見や出会いがあるのではないだろうか。


■My Space 
http://jp.myspace.com/

■yahoo!Music
http://music.yahoo.co.jp/

松尾貴臣     

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経営コラムニスト紹介

株式会社こころざし音楽工房代表 松尾貴臣氏

松尾貴臣 株式会社こころざし 音楽工房 代表

学生時代から音楽活動の傍ら、デジタル化がすすむ“音”を取り巻く世界を先見し、ユーザー
視点のネット、パソコン、デジタル機器を研究。一方で音楽を通じた企業広報に従事。

現在、オンリーワンの音楽活動を志し、千葉を拠点とし「NEO社会派シンガーソングライター」
として「地域活性化」「医療・ホスピス」「環境保全」などのフィールドを中心にライブ活動を行う。
聞き手1人1人に直に生歌と元気を届けたいと、ギター1本抱え日本全国のライブハウス・
カフェ・病院・養護施設・各種シンポジウムへ東奔西走の毎日を送る。

千葉大学大学院卒業後、株式会社こころざし音楽工房設立。千葉県音楽文化振興方針
検討委員、「日本ホスピス・在宅ケア研究会全国大会in千葉」イメージソング担当、千葉県
「地球温暖化防止と生物多様性保全」推進きゃらばん隊イメージキャラクター歴任。
1979年長崎市生まれ。

CD
ファーストシングル「そっと」(2005年)
セカンドシングル「ゆりのき」(2006年)
サードシングル「きみに読む物語」(2007年)

公式ホームページ http://www.omitaka.com/

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