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第17回 タイプ別の仕事の教え方(3)

学び上手な社員を育てる 社員教育のすすめ方

社員教育・マネジメント

2010.06.11

関根雅泰(ラーンウェル代表取締役)

色々なタイプに対して「一対一(マンツーマン)で学ばせる」方法について見ていきます。
今回は教えていて嫌になる「同じことを何度も言わせる人」と 「作業にミスが多い人」への教え方です。


同じことを何度も言わせる人

「またかよ。前に教えただろう・・・」何回も同じことを言わせる人もいます。
教えているこちらが嫌になるくらい、もの覚えの悪い人もいます。

自分の説明が下手なのでは

最初にふり返るのは、自分の説明力です。
こちらは伝えたつもりでも、相手に伝わっていない場合、多くの原因は伝える側の説明にあります。
こちらには自明のことでも、初めて教わる相手にはよくわからないことも多いのです。
だから、何度も聞かれるのです。

口頭で復唱させる

「確認+説明+確認」をセットにして説明します。
まず、今どこまでわかっているのかを確認した上で説明し、話し終わったら、口頭で復唱させます。
「今話し たことを、復唱してみて」時間はかかりますが、効果的です。

共有ノートを作る
 

教えた内容を記録に残すノートを作らせます。メモだと、どこで何を言ったか、あとでふり返るのが大変です。
お互い1冊のノー トを使い、教えた内容を記録していきます。
「あ、それは確かノートのこのヘンで教えたと思うよ」書いてあれば、
教わる側も「すみません。前も聞きましたよね。」と自分の理解不足を認めてくれます。



作業にミスが多い人

作業にミスが多い、書類に誤字脱字が多い、計算に間違いが多い。
こういう人はいます。いちいちチェックしないといけないので、こちらの仕事も増えます。

見直しをさせる

書類や計算等なら、提出前に見直しをさせます。
「見直しなんて当たり前だろう」「言わなくてもやるだろう」と思っていると、そうでもないのです。
教える側 が当たり前だと思っていることも、教わる側は「知らなかった」ということも多いのです。
見直しをさせましょう。

ダブルチェックをする

しばらくは手間がかかりますが、私たちがチェックをします。
彼らにチェックをさせた後、もう一度チェックする。当たり前のことですが、基本ですね。
 

他人の仕事をチェックさせる

自分の仕事のアラは見えなくても、他人の仕事のアラは見えるものです。
私たちの資料のチェックを、彼らにやらせて見るのも手です。
「君に見てもらってか ら、上に提出するから」と言えば、責任感の重さからしっかりとチェックをしてくれます。

以上、今回はタイプ別の教え方として「同じことを何度も言わせる人」「作業にミスが多い人」への
対応を見てきました。次回もお楽しみに!

講師紹介

関根雅泰(ラーンウェル代表取締役)

 デキル社員を育成するためには仕事の覚え方と学び方、それを支える社内体制づくりが必須条件と主唱する人育てのプロ。デキル社員は、総じて仕事の覚えが早く、学び上手であることに着目し、仕事の教え方と社員教育の仕組みを開発。社員育成指導に採用したところ「指示待ち社員がいなくなった」「自ら...>もっと見る

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