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健康・メンタルヘルス

2015.10.09

第10回 脳を鍛える際に欠かせない2つの法則

リーダー脳の鍛え方

先日の敬老の日に、総務省から報告された日本の人口統計によれば、65歳以上の人口は、総人口の26.7%となり、日本の高齢化が着々と進行しています。
 
人口の構成が急速に変化する中で、高齢化に伴い増加する認知症を予防しようとする動きも盛んになっており、脳を鍛える「第二次脳トレブーム」を耳にするようになりました。
 
しかし、何度、脳トレブームがやって来ようとも、脳を鍛える際に欠かせない2つの法則をおさえておくことが肝要です。
 
【第1の法則】脳は、日光が良く当たっている枝葉が大きく成長する植物のように、経験という栄養を糧にして鍛えられること。
 
【第2の法則】ひとつの経験で脳全体が一様に鍛えられるのではなく、脳の部位(脳番地)ごとに機能が異なるため、刺激された脳番地だけが鍛えられること。
 
つまり、繰り返し行い、多くの経験を費やされた脳番地ほど良く鍛えられるということです。「好きこそものの上手なれ」という言葉がありますが、まさに脳が成長する法則を言いえて不思議な諺の1つです。
 
論語に述べられている「学びは水に逆らい舟行くが如し」という諺も脳を鍛える法則を示しています。この諺は、学びは、川の流れに逆らい、舟を進めるようなものであり、進むことをやめると戻ってしまう、即ち継続的に学ぶことの大切さを説いています。
 
脳は筋肉のように使えば鍛えられる一方で、使わなければ衰えることもあります。脳を鍛えてイキイキした脳を保つためには、脳番地への継続的な刺激が大切になりますので、まさに「“脳トレ”は水に逆らい舟行くが如し」なのです。
 
最近、「記憶力が低下してきた」と感じている人はいないでしょうか?
自覚している記憶力の低下は、聞いた事や見たことをすぐに覚えられないことや、すぐに忘れてしまうということを指していないでしょうか?
 
現代は、調べ事をする際に辞書を引いて調べるよりも、インターネットですぐに検索できるようになり、記憶系脳番地の刺激として大切な情報を留めておこうとする意識そのものが低下し、記憶系脳番地の働きが鈍りやすい環境です。
 
学生のように、見聞きした事を一字一句忘れないように意識し続けるような生活習慣を持つことはなかなか難しいかもしれません。しかし、周辺の社会状況が変化していく中で、会社の戦略を変えるように、脳も今の生活に合わせた使い方をすることが大切です!
 
 
記憶は、記憶することそのものが手段であり、目的になってはいけません。
俳優が、セリフを覚えることは、舞台で良い演技をするための道具であることと一緒です。その道具を繰り返し洗練して、自らを高め演じることで本物になっていくでしょう。
 
そこで、トップに立つ人ができる今月の月刊脳番地トレーニングは、
 
●記憶系脳番地トレーニング
 
1. 新たな諺を覚え、社員へのスピーチに使ってみる。
 
2. プライベートの時間には、電子機器に頼らずにアナログな生活を送ってみる。
 
是非、このテーマで、今月を過ごしてみましょう。経営者と社員の脳の健康のために!
 
 

 

■脳の学校 加藤俊徳氏 特別講話CD

社長の決断も、事業の成功も、運を呼び込むのも、すべてリーダーの脳の働きや成長で決まる! 「最先端の脳の成長の仕組みと鍛え方」、「事業や人生に成功する脳の特徴と能力の伸ばし方」、「運と金を呼び込む脳のつくり方」、「人を動かす人心掌握術」、「脳の仕組みから見た効果的な学び方」…。5つの項目に即し、成功と、運と金をも手に入れる、脳の鍛え方の実務をわかりやすく解説指導。
 

《講演CD》「脳」は、中高年で一番成長する 講演CD・講演DVD
何歳になっても脳は成長する!胎児から100歳以上の老人まで一万人以上の脳画像分析で解明した最先端の脳の世界。経営にフル活用する「社長脳・勝負脳」の鍛え方、ボケない脳の作り方 

 

講師紹介

加藤俊徳(医師・医学博士/脳の学校代表)

1961年新潟県生まれ。株式会社「脳の学校」代表。加藤プラチナクリニック院長。昭和大学客員教授。発達脳科学・MRI脳画像診断の専門家。14歳のときに「脳を鍛える方法」を知るために医学部への進学を決意する。1991年、脳活動計測法fNIRSを発見。現在、世界700カ所以上で脳研究に使用され、新東名高速...>もっと見る

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