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財務・会計

2019.02.01

第9回 貸借対書評の不良資産を探して、総資産を縮めよ!~(4)「仮払金」「貸付金」は、銀行の判断材料になっていますよ!~

おカネが残る決算書にするために、やっておきたいこと

今回のキーワード「『仮払金』『貸付金』を銀行がどう見るか」

 決算書を拝見すると、資産の項目に、『仮払金』『貸付金』という勘定科目を見かけることがあります。しかし、5年分の貸借対照表を拝見すると、『仮払金』や『貸付金』の額が、ほとんど変わっていない、ということがあるのです。

 そのような状況を銀行はどう評価するのか、です。
「この会社はお金の管理がずさんだな。」と判断します。

 お金の管理がずさんだと判断すると、金利などの条件も強気で提示してきます。
 「ずさんだから、金利を多少高く提示しても、すんなり通るだろう。」
 と考えるのです。

 実際、このような決算書である場合、金利や条件に対して厳しい交渉をする経営者は、少ないのです。つまり、『仮払金』や『貸付金』の額が何年もほぼ変わらない、という会社は、銀行にすれば、高めの金利を取れる、おいしい会社、ということなのです。

 そう見られないよう、年度末には、『仮払金』や『貸付金』の精算を、しっかりと行なっていただきたいのです。

講師紹介

古山喜章(アイ・シー・オーコンサルティング社長)

 オーナー社長の困りごとを解決する助っ人として活躍する実力コンサルタント。  大学卒業後、兵庫県の中堅食品メーカーに入社。主に管理部門のキーマンとして活躍、さまざまな経営改革や制度導入にたずさわる。  2005年、儲けの構造を知り尽くした、わが国屈指の名経営コンサルタント井上和弘...>もっと見る

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