第2回  家賃収入を、売上高に計上していますか?

おカネが残る決算書にするために、やっておきたいこと

財務・会計

2018.07.06

古山喜章(アイ・シー・オーコンサルティング社長)

今回のキーワード「雑収入を売上高に計上する」

 損益計算書の雑収入に、家賃収入が入っているケースをよく見かけます。
雑収入なので、営業利益と経常利益の間の、営業外収益に計上されています。
その家賃収入を、売上高に計上するのです。

科目は、「その他売上高」で構いません。雑収入を売上高に計上すれば、営業利益が増えます。経常利益、税引前利益には影響がなく、数字は変わりません。
ただ、営業利益が大きくなることで、銀行の評価にプラスの影響を与えることができます。銀行は、営業利益を重視するのです。
一方、税引前利益は変わらないので、税務署は何も言いません。

銀行借入れがある会社で、雑収入に家賃収入があるのなら、ぜひ、検討してほしい決算対策なのです。

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講師紹介

古山喜章(アイ・シー・オーコンサルティング社長)

 オーナー社長の困りごとを解決する助っ人として活躍する実力コンサルタント。  大学卒業後、兵庫県の中堅食品メーカーに入社。主に管理部門のキーマンとして活躍、さまざまな経営改革や制度導入にたずさわる。  2005年、儲けの構造を知り尽くした、わが国屈指の名経営コンサルタント井上和弘...>もっと見る

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