第81回 「聞こえを」改善!耳の老眼鏡的イヤホン

デジタルAVを味方に!新・仕事術

トレンド・新技術

2018.06.22

鴻池賢三(ディー・エー・シー・ジャパン代表)

聴覚は加齢と共に衰えることが知られています。日常生活では問題を感じず、補聴器を必要とせずとも、「聞き直し」の頻度が増えてはいないでしょうか?
そんな方に最適な製品が登場しました。Nuheara( ニューヒエラ)のIQbuds (アイキュー・バッズ)です。
老眼鏡が必要になったら、耳の「聞こえ」にも関心を持ってみてはいかがでしょうか?

■製品概要

見た目は最新の完全ワイヤレスイヤホンで、スマホと組み合わせて通話や音楽リスニングに利用できます。最大の特徴は、集音マイクを搭載し、周囲の音を「選択」して取り込める機能。
イヤホンは耳栓のように装着するので、騒音も含めて周囲の音をある程度遮断。ヒトの「声」を透過させると、相対的に聞こえ易くなるという仕組みです。

■ユーザーに合わせて調整が可能

IQbudsは、使用場所や各人で異なる聞こえ具合に合わせて、詳細に調整することが可能です。
簡単には、「ローケーション」を選ぶだけで適した聞こえ方が実現し、さらに取り込む音の周波数帯域(低い音や高い音)や大きさを調整すると、より各人に快適な「聞こえ」が実現します。

■ 実際に試してみました

実際に試してみると、生活の中で、以下のような効果が得られました。

● カフェや居酒屋で相手の声が聞き易くなる
周りが騒がしくて相手の声が聞き取りにくい時も、目の前の話し相手の声が聴き取り易くなりました。

●電車内でアナウンスが聴き取り易くなる
走行や空調の騒音が大きくても、車内放送が聴き取り易くなりました。

● 街中で自動車の騒音を低減しつつ、警告音や声は聞こえる。
街の喧噪は耳栓効果で低減でき、警告音やヒトの声は聞き取れました。

●自宅でテレビの音が聴き取り易い(音量を大きくしなくて済む)
高齢者はついついテレビの音が大きくなりがちですが、本機があれば音量を小さめにしても聴き取り易く、家族みんなで視聴するのも快適です。

■ さいごに

「聞こえ」自体が改善すると、脳内での処理(必要な音の分離や、欠落した言葉および意図の推測)が減るのか、疲れも少なくなるように感じます。
また、聞き直しの頻度が少なくなると、コミュニケーションもスムーズで効率的にできるでしょう。
最新のデジタルグッズを活かせば、生活も仕事もより快適にできるかもしれません。


【製品紹介】
メーカー名: Nuheara( ニューヒエラ)
製品名: IQbuds (アイキュー・バッズ)
製品URL: http://kakaku.com/item/K0001058711/
価格: 3万9880円(税別)

講師紹介

鴻池賢三(ディー・エー・シー・ジャパン代表)

株式会社オンキヨーにてAV機器の商品企画職、米国シリコンバレーのデジタルAV機器用ICを手がけるベンチャー企業を経て独立。 現在、WEB・テレビ・雑誌等のメディアを通じて、AV機器の評論家/製品アドバイザーとして活躍中。その他、「ディー・エー・シー ジャパン」を設立し、AV機器関連企業の商品企...>もっと見る

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