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第18回 解約できない定期預金、ありませんか?

第18回 解約できない定期預金、ありませんか?

今回のキーワード
「歩積両建預金」(ぶづみりょうだてよきん)

融資と抱き合わせで設定された、拘束性のある定期預金等の総称を、「歩積両建預金」と言います。
 
「何かあったときに解約して使えますから、融資をいたしますので、その資金を定期預金にしておかれたらどうですか?」
という銀行の誘いにのせられ、不要な定期預金と短期借入金が記載されている、という決算書を、今も見かけます。
金融庁は銀行に対して、『歩積両建預金はしてはならない』という通達を出しています。してはいけないことなのです。
なぜなら、銀行による優越的地位の濫用に当たるからです。
 
多くの経営者や経理担当役員は今でも、
「何かあったらどうしよう」という不安を抱えています。
その不安につけこむのが、「歩積両建預金」なのです。担当の銀行員にすれば、融資額を増やせて金利も得れます。しかも概ね、
「いざというときのものなので、返済されずに、そのままにしておいてください。」などと言います。
不安な経営者や経理担当は、「ありがたい。」と感じてしまいます。銀行員にすれば、その融資は減らず金利が入り続けるので、了解してもらえる融資先があれば、超ラッキーなのです。
このような申し入れを受けた際は、
「それは歩積両建預金で、金融庁が禁止しているはずでしょ!」
と、言い返してほしいのです。
 

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経営コラムニスト紹介

古山喜章氏 アイ・シー・オー コンサルティング社長

古山喜章(ふるやまよしあき) 氏
アイ・シー・オー コンサルティング社長

1965年大阪府生まれ。89年関西大学卒業後、高級洋菓子の超優良企業アンリ・シャルパンティエに入社。
同社が年商20億円から160億円へ事業発展をたどる中、経理、人事、生産管理、広報など、主たる管理部門でのキーマンとして、成長する会社に不可欠な様々な制度導入や経営改革を先陣で指揮する。

2005年著名実力コンサルタント 井上和弘氏の経営指導機関、アイ・シー・オー コンサルティングに参画。
自身が現場実務で携わってきた、地場の小企業が全国ブランドへと急速に事業が伸びる過程での、お金・人・製造・販売…の思いがけない諸問題や解決のやり方を体系化し、企業の黒子として経営指導をおこなっている。2014年代表取締役社長に就任。
著書に、「経営者の財務力を一気にアップさせる本」がある。

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