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第21号 「【ジャパニーズレストラン新時代】のパイオニア(1)」

第21号 「【ジャパニーズレストラン新時代】のパイオニア(1)」

  あけましておめでとうございます。今年、最初のコラムです。

  お蔭様で昨年は、ニューヨーク、シカゴ、ダラス、フェニックス、ラスベガス、ロサンゼルス、サンフランシスコ・・・と、
500店以上のレストランを訪問。さまざまなブランドの業態検証を重ねることができました。
  ご支援を感謝申し上げます。ありがとうございました。

  こうした経験は、当コラムを通じて読者の皆様へどんどん還元して参る所存です。
どうか、本年もよろしくお願い申し上げます。

 

第21号 「【ジャパニーズレストラン新時代】のパイオニア(1)」

  最近、日本からのビジネス客に、「米国に居酒屋はないのですか?」、とよく聞かれる。答えはイエス。
ただ、ご紹介できるのは、東西沿岸地域(ロサンゼルス、ニューヨークなど)の大都市圏に限ってである。

  「第二次日本食ブームに沸く米国!」などといっても、まだまだテリヤキ、スキヤキ、天ぷら、鉄板焼き、すしバーが
日本食レストランの代名詞。居酒屋は全体からみれば(極)少数派だ。
  振り返れば、'80年代、養老の滝、村さ来、銀座汁八などが次々にLA(ロサンゼルス)へ上陸。しかし、いずれも
本格的な展開には至らなかった。タイミングが早すぎたのであろう。日本的ロケーション(LA・リトル東京)、
日本的空間、日本的メニュー構成、そして、何より日本的サービス(日本語の接客)など、すべてが日本人向けに
つくられた居酒屋は、在米の日本人にとってオアシスのような存在ではあったが、地元の米国人には馴染みのない
遠い存在だったに違いない。

  日本食といえば、鉄板焼き、テリヤキ、天ぷらのような西洋料理に近い、または元々西洋から伝来したものが
代表料理として認識されていた時代である。
いきなり、威勢良く、「イラッシャイ!!!」なんて大声で迎えられ、実はとても困惑していた白人客によく遭遇したものだ。
    (※米国では日本的に威勢良く“元気良く大声で”お客を出迎える習慣はない)。
  ところが、時は変わり、雪崩のように押し寄せる優秀な日本の工業製品とともに、いつしかゲームやアニメのような
サブカルチャーがじわじわ浸透。気が付けば、「クール・ジャパン(かっこいい日本)」の時代を迎えた。

  そして、ついに昨年は、日米それぞれの本格派外食マンが居酒屋ビジネスに参入。米国人フィルター
IZAKAYA(居酒屋)と、日本人フィルターの居酒屋が相次ぎオープンした。
  前者は、TANEKO JAPANESE TAVERN(タネコ)。アメリカ大手外食企業(P.F.チャンズ・チャイナ・ビストロ社)が
手がけた初のジャパニーズレストランだ。後者は、TOKYO TABLE RESTAURANT & BAR(トーキョー・テーブル)。
同店の経営母体は、ハワイの超繁盛店SHOKUDO(食堂)を傘下にもつドリームダイニング・コーポレーション。
社長はワタミ元専務でTGIフライデーズジャパン社長を務めた江村哲也氏である。

  では、次回から2回に分けTaneko(タネコ)とTokyo Table(トーキョー・テーブル)を紹介し、
ジャパニーズレストラン新時代の幕開けを皆様にお伝えしたい。お楽しみに。


■P.F.チャンズ・チャイナ・ビストロ社・ウェブ http://www.pfchangs.com/
■P.F.チャンズ・チャイナ・ビストロ社・記事(JMCA第11号)
http://www.jmca.jp/column/usafood/food11.html
■TOKYO TABLE(トーキョー・テーブル)・ウェブ
http://www.tokyotable.chttp://www.jmca.jp/index.html
■SHOKUDO(食堂)・ウェブhttp://www.shokudojapanese.chttp://www.jmca.jp/index.html

 


(左)
【Taneko Japanese Tavern(タネコ・ジャパニーズ・タバーン)
@アリゾナ州スコッツデール】
2006年10月2日オープン

(右)
【Tokyo Table(トーキョー・テーブル)
@カリフォルニア州ビバリーヒルズ】
2006年12月28日オープン

 

 

※米国進出(レストラン)をご計画の方、山本講師がお手伝します。
http://www.foodinfotech.us

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経営コラムニスト紹介

Food Information Technology フードビジネスコンサルタント 山本洋三氏

山本洋三氏
Food Information Technology
フードビジネス
コンサルタント

米国の成功法則を、どうすれば日本で横展開できるのか…。

独自の『業態ワンボイス(ひとこと集約)』論コンサルティングの応用で、
米国のビジネスモデルをアレンジ。無理のない方式で日本企業への導入に
成功している注目のコンサルタント。


常に“まず訪ねる、まず観る、まず触れる”の現場主義を貫きながら、
「業態論」と「ブランドマーケティング論」の理論的側面からの考察をも併せて、
成功要因とリスク回避の方策を分析。
食品メーカーや大手料飲サービスFCをクライアントに有し、社長直属の
“知恵袋”としての情報提供や、年2~3度の帰国に合わせた
「流行・定点観測セミナー」の開催など、日米をフィールドに活躍中。


1957年兵庫県生まれ。79年、京都外国語大学英米語学科卒業後、渡米。
ロサンゼルス地区にてレストランに勤務。
その間、ハリウッド(映画・音楽・テレビなど)の授与式や
オープニング式典等のケータリング・演出を数多く担当する。


97年、その手腕を請われて流通コーディネーターに転身。
00年、フードサービス専門コンサルタントとしてMDPアソシエーツ
(カリフォルニア州モントレーパーク)に参画・独立。
01年、『業態ワンボイス』論コンサルティングをさらに拡げるべく、
フード・インフォメーション・テクノロジー
(FIT社、アリゾナ州スコッツデール)を設立、現在に至る。

山本氏が代表を務めるFIT社は、フード・ビジネスを中心としたコンサルの他、
「日本経営合理化協会アメリカ視察団」等、一般公募視察の現地コーディネート、
また、企業ごとにカスタマイズするオーダーメイド現地研修、米国企業との
交渉・業務提携の仲介業務などを専門支援する。

『アメリカ社会と外食マーケット論考』
(柴田書店「月刊食堂」2004年9月号~2005年2月号)
MOOK『NYデリ・カフェ、LAファストカジュアル』
(柴田書店)の構成・執筆協力、 『フードビズ』(株式会社エフビー、 15号より連載)
他、専門レポート等の執筆多数。

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