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第75回
《毛生え薬》は本当にハゲに効くのか?
~ロン毛ならぬロンハゲと呼ばれた男のハゲしい実体験談~

第75回
《毛生え薬》は本当にハゲに効くのか?
~ロン毛ならぬロンハゲと呼ばれた男のハゲしい実体験談~

 

 
人類の男の歴史はハゲとの戦いと言っても過言ではない。
 
古代エジプトのピラミッドからもミイラと共にカツラが出土しているし、紀元前1500年頃にエジプトで著された世界最古の医学書「エーベルス・パピルス」にも、動物の脂を塗る薄毛の治療法が記されている。
 
また、古代ギリシャでは、オリーブオイルで頭皮の保湿を行ったり、玉ねぎと蜂蜜で作った汁を育毛剤として頭皮に塗る記録が残っている。
 
古代インドの伝統医学であるアーユルヴェーダにも育毛法が伝わっているし、最近人気のヘッドスパは東南アジアで昔から行われて来た。
 
日本でも江戸時代には毛生え薬と称して丸薬が売られていたという。
 
古今東西、男という生き物は、薄毛・ハゲに悩まされ、もがき苦しみ、打ちひしがれ、そして、ついには開き直って、人生を終えて来たのだ。
 
しかし、20世紀には夢の製品とされていた毛生え薬だが、21世紀に入って、医学、薬学、栄養学の飛躍的な進歩とともに、現実に効果の認められるものが登場して来ている。
 
《毛生え薬》は本当にハゲに効くのか?
 
以下、まさに髪の毛一本にもすがる思いで、涙ぐましい努力を重ねて来た男の実体験談である。
 
なんじは髪を信じますか?
 
 
 
●ハゲがいかにトレンドになっても、私はハゲたくない!
 
このところ、ハゲがトレンドになっている。それというのも、ハゲを売りにして売れに売れているハゲ~人(ハゲ芸人の略)「トレンディエンジェル」のお陰だ。
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トレンドと言えば、西川りゅうじん?トレンディという言葉が出て来た頃、1987年に創刊された「日経トレンディ」誌上でも第1号から連載コラムを持たせていただいた。
 
しかし、実のところ、私自身はトレンドウォッチャーとかトレンドクリエイターといった肩書を使ったことはない。
 
だからと言う訳ではないが、ハゲがいかにトレンドになっても、私はハゲたくない!
 
最近、ハゲはスマホのゲームアプリでもトレンドになっている。
 
話題を呼んでいる最新のゲームアプリで、ハゲたイケメン男性が髪の毛がフサフサになるまでを描く育成ゲーム『ハゲが髪を生やすまで』がある。
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髪で悩んでいる男に、生えてくるムダ毛を引っこ抜いて謎の組織に売って金を稼ぎ、売った金で育毛剤を買って振りまくことで毛を増やすなどして、素敵な髪型を実現するという、シュールな究極のバカゲーだ。
 
今も中高生に人気にアプリ「MixChannel」もスマホにダウンロードしていたり、流行りもののアプリは大好きだが、私はスマホが出現する前から、その前身とも言える「ザウルス」などのPDAを使いこなしていた。
 
だからと言う訳ではないが、ハゲがいかにトレンドになっても、私はハゲたくない!
 
 
 
●ハゲとは何か?AGA(男性型脱毛症)は病気なのか!?
 
Wikipediaによれば、ハゲとは以下のように定義されている。
 
ハゲ(禿、禿げ)とは、加齢、疾病および投薬の副作用、火傷、遺伝的要因などにより髪の毛が薄い、もしくは全くない頭部などを指す。
 
また、ハゲた場合、頭皮に艶が出やすい。頭部がつるつるに禿げている様を指し、つるっぱげ(つるっ禿げ)もしくはツルハゲ(つる禿げ)とも呼ぶ。
 
近年、薄毛やハゲに関する報道で、「AGA」(エージーエー)と言葉を使うことが多くなったが、「AGA」とはAndrogenetic Alopeciaの略で、直訳すると男性ホルモン・脱毛症の意味で、通常、「男性型脱毛症」と訳される。
 
「AGA」とは、一般的に遺伝や男性ホルモンの影響などが主な原因と考えられる、成人男性に見られる髪が薄くなる状態のことだ。
 
「AGA」の男性は日本全国に約1260万人いると言われ、20歳~69歳の成人男性約4200万人のうち、実に約3人に1人が該当する。
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単純に比較はできないが、近視でメガネやコンタクトをしなければならない人が日本人の3人に1人と言われるので、同じくらいの比率だと考えられる。
 
つまり、9人に1人の日本人男性は、私のように悲しい“ハゲ・メガネ”(またはコンタクト)なのだ。
 
その中で、薄毛が気になっている人は約800万人で「AGA」男性の3人に2人、何らかのケアを行ったことがある人は約650万人で「AGA」男性の2人に1人いると言われる。
 
「AGA」は進行性で、思春期以降、額の生え際や頭頂部の髪が、どちらか一方、または双方から薄くなって行き、抜け毛が進行する。
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早い人では10代後半から脱毛が始まり、30代になると増え出し、40代に突入すると急増する。
 
「脱毛症」と呼ぶので、まるで病気のように重く受け止めさせるテレビコマーシャルや広告が多いが、おのおの方、ご安心召されよ。「AGA」は断じて病気ではない!
 
体毛が濃いのが病気ではないように、医学的には「AGA」は病気ではなく、その人の体質であり、一つの個性だ。
 
「AGA」は遺伝や男性ホルモンによる生理現象だと考えられている。また、老人性脱毛症と言って、男女ともに加齢による老化現象のために頭髪は細くなり減って行く傾向がある。
 
しかし、喫煙、過度の飲酒、乱れた食生活、不摂生、生活習慣の乱れ、ストレス、睡眠不足などによって、「AGA」は加速すると言われ、病気ではないものの、そういった意味では、ある種の「生活習慣病」だとも言える。
 
喫煙や飲酒は体内の血行不足を招き、頭皮に栄養素を行き渡らなくする恐れがある。あるいは、頭髪を洗わず不潔にしていると毛根が詰まりやすくなる。また、食事で必要な栄養素を取らなければDNAは髪を複製できない。
 
 
 
●りゅうじん実録①:「オデコが広いのはいいことだ」と思い込んで育った
 
ハゲは遺伝する可能性もあるが、祖父母に似た隔世遺伝が出やすいという。
 
私の場合、物心付いた時には、母方の祖父は額が頭頂部までツルツルだった。
父方の祖父は高齢になっても黒髪が残っていたが、年相応に髪が減っていた。
 
父方の伯父や母方の叔父、その兄弟などを思い浮かべると、日本人の平均に近く、3人に1人くらいが薄毛だったように思う。
 
つまり、半ハゲ家系で、AGAには早くから気を付けるべきだった。
 
しかし、子どもの頃からオデコが広かった上に、「オデコが広いのは『天帝、広く』と言って、いいことだ」と教えられたため、ハゲてもいいと思っていた。
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そのため、成人するまで、なるべく、額に髪がかからないヘアスタイルで育った。
 
20歳頃、大学在学中に起業し、仕事を本格的に始めると、毎日が時間との戦いとなった。
 
テクノカットが流行っていたこともあり、散髪が楽なように髪の毛は刈り上げた。
 
本業のマーケティング企画プロデュース会社の業務・経営以外に、毎週、朝日新聞、産経新聞、DODAの3本の連載を持ち、日曜の深夜には生放送で海外ニュース番組「CNNデイウォッチ」のキャスターを務め、さらに数々の月刊の連載コラムを執筆し、各局の番組に毎週のように出演させていただいた。
 
その頃、あまりのハードさに主治医が心配してくれて、スケジュール帳を調べたところ、20代は、土日祝日も含めて、1週間にベッドの上で寝られる睡眠時間を足しても10時間ほどという生活が常態化していた。
 
 
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クライアントのコンピュータ関連の会社ではタバコを社内で吸えなくなり、お付き合いさせていただいていた女性もタバコ嫌いだったので喫煙はやめたが、日々、暴飲暴食でアルコールと深夜・早朝の締めのラーメンを燃料とする毎日だった。
 
日本国中、世界各国で、働き倒し・遊び倒す生活はさらに加速して行った。
 
今、考えても、どうやって生きていたのかわからない。
 
 
 
●りゅうじん実録➁ハゲてもいいと思っていたらロン毛ならぬロンハゲに!
 
そこに、バブル崩壊が到来する。30歳で、すべて持っている資産を売り払っても4億円も借金の方が多かった。
 
私などより、数段、優秀な友人の経営者の中にも自殺する人がいた。
 
断崖絶壁から落ちて闇に飲み込まれる夢を何度も見た。
 
夜中に「ギャー!」と叫んで飛び起きると、身体中、あぶら汗でびっしょりで、枕元を見ると、髪の毛がバッサリ抜け落ちていた。
 
ある時は、寝ている間に、自分で、身体中をかきむしって血だらけになり、髪の毛もむしり取って穴が空いたようになっていた。
 
それまでの自分の至らなさのために、ビジネスもプライベートも行き詰まり、精神的にも肉体的にも限界に来ていた。
 
自分で命を絶つことさえ脳裏をよぎることもあった。
 
その後、暴騰する金利をちゃんと払いながら、会社と個人の借金をすべて返済し、昭和の後半の個人事務所の頃から現在まで30年近くにわたり、赤字の年なく何とか生かしていただいて来たのは奇跡だ。
 
今も元気でいられるのは、支えてくれた家族、仲間、友人、先輩、後輩、お客様、仕入先、パートナー、そして、世の中のお陰以外、何ものでもない。
 
人並みはずれた才能・才覚があり、人一倍、努力していても、消えた会社や人は数多くいた。
 
それでも、心身がもったのは、単に運が良かっただけだ。
 
「どうせ死ぬなら働き死にして死のう」と心に決め、寸暇を惜しんで仕事に精を出した。
 
散髪に行く時間もお金も惜しいと思っていたら、当時、ロン毛が流行り出したので、髪の毛を後ろで結んだ。
 
どんどん髪の毛が伸びても平気になり、それで雑誌の表紙や全国ネットのテレビに登場し、30代後半から40代前半はロン毛にメガネが一つのトレードマークになっていた。
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しかし、日々の生活は、まさに、過度の飲酒、乱れた食生活、不摂生、生活習慣の乱れ、ストレス、睡眠不足がずっと続いていた。
 
インターネットが徐々に広まりつつあったが、ネット上では、「西川りゅうじんは、ロン毛ならぬ“ロンハゲ”」などと揶揄された。
 
それでも、ハゲてもいいと思っていたため、どんどん髪の毛は減って行った。
 
講演会やテレビ出演の際には、開き直って、
「“バブル・シーラカンス”の西川りゅうじんです。ロン毛ならぬ“ロンハゲ”とか、最近、ネットで書かれています。たまに頭を洗う時は、抜けた毛を拾い集めて、それでカツラを作ろうかと思っています!」
などと、自分で笑いを取るネタにしていた。
 
ハゲで笑いを取るトレンドでは、「トレンディエンジェル」を10年以上、先取りしていたのだとも言えないか?



●りゅうじん実録➂:顔や頭の皮膚など見た目の若さは体内の若さの鏡と知る
 
しかし、40代も半ばになると、同級生の中にも、激務の中で倒れ、帰らぬ人となる人が少なからず出て来た。
 
その多くは生活習慣病が引き金となっていた。
 
それまで、とりあえず、人間ドックを年1回は受けていたが、数字が悪くて、医師から再検査を命じられても、忙しさにかまけて、「大丈夫だろう」とほったらかしにしていた。
 
ちょうど、当時の厚生省による国民の生活習慣病を予防するための「健康日本21運動」の委員を務めることになった。
 
医療関係者と意見交換する中で、顔や頭の皮膚などの見た目の若さは体内の若さの鏡であることを知った。
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当時まだ、“アンチエイジング(抗加齢)”という言葉は一般化していなかったが、2007年に「第1回 世界アンチエイジング医学日本会議」に登壇させていただく機会もいただいた。
 
そこで、国内外の医師や専門家とお話させていただく中で、いい仕事をし続け、元気に豊かに生き続けるためには、心身を若々しく保つことが何よりも大切だとわかった。
 
そこから、食事に気を使うようになり、運動を習慣付け、髪の毛をケアするようになったのだ。
 
そして、今や人間ドックの数値はすべて正常値となり、こうなったら髪の毛を増やしてやろうという欲が出て来た。



●「りゅうじん流《5つのライフスタイル増毛法》」
 
ことほどさように、ハゲしいヘアーライフを送って来た男が行き着いた「りゅうじん流《5つのライフスタイル増毛法》」をご披露しよう!
 
もちろん、効く効かないには個人差があるので、同じことをやっても効果がない人がいるかも知れない。
 
皆さん、自分の髪に適した自分なりの増毛法を編み出していただきたい。
 
※必ず、皮膚科、内科などの信頼できる医師、薬剤師に相談の上、各自、自己責任で行ってください。
この記事の通りにして生じたいかなるマイナスにも、当方、及び、日本経営合理化協会は、一切、責任は負えません。
 
 
 
◆《食事増毛法》:「まごわやさしい」、ナッツ、良質な植物オイルなど
 
食事は様々な野菜など植物性のものを主体に、3食、バランス良く満遍なく食べるように心がけている。
 
家で食卓を囲む際には、「主食は野菜」と言ってもいいくらい、“野菜中心生活”だ。
 
もちろん、締めのラーメンやBARでハードリカーをあおるのはやめた。
 
 
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「まごわやさしい」と言われる、豆、ごま、海藻、野菜、魚、しいたけ(キノコ類)、イモの7分類を、毎日、なるべく摂ろうと思っている。
 
薄毛を改善すると言われる食べ物やサプリメントは、ありとあらゆるものを試したが効果のほどはわからない。
 
海藻がいいというので、色々な海藻をたくさん食べていたが、ある時、テレビで、わかめで有名な漁師町の、毎日、わかめを欠かさず食べている漁師の人たちがインタビューされ、少なからず、AGAの人がいたのにはショックを受けた。
 
海藻は食べ続けているが、海藻増毛神話は信じていない。
 
その他、好みでもあり、自分なりにいい感じがして続けているのが、アーモンド・クルミなど各種ナッツ類、シナモン、鶏の手羽先、かまぼこなどだ。
 
 
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また、毎日、古代から世界各地で薄毛に良いと伝わる、オリーブオイルとココナッツオイルを欠かすことはない。
 
 
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オリーブオイルは和食・洋食を問わず、何にでもかけて食べるし、ココナッツオイルはコーヒーや紅茶に入れて飲んでいる。
 


◆《マッサージ増毛法》:頭部全体の頭皮と両耳を優しくもむ
 
髪の毛が減るのは、毛根に血液が行かないことが大きな原因の一つだ、
 
また、薄毛化が始まると頭皮を保護する髪が失われるために自衛反応として頭皮が硬くなると言われる。
 
そこで、頭全体を頭頂部に向けて、ゆっくりと優しくもむようにしている。
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さらには、頭部の毛細血管に血を行き届かせるには耳のマッサージが有効だと聞いたので、両方の耳全体をゆっくりともんでいる。
 
もむ時間帯はいつでもいいのだろうが、お風呂に入っている時などリラックスタイムがベストだろう。
 
また、なるべく、歩いたり、階段を登ったり、日常的に運動の習慣を続けている。
 
 
 
◆《ヘッドスパ増毛法》:自分に合うヘッドスパの施術師を探せ
 
散髪に美容室に行ったら、必ず、ヘッドスパをやってもらっている。
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それで髪の毛が増えるのかどうかはわからないが、とにかく、気持ちいいでので、気分も上がる。
 
散髪しなくても、ヘッドスパだけでも施術してくれる美容室もある。
 
自分に合うヘッドスパの施術師を探すために、色々な美容室に行ってみるといい。
 
美しい若い女性が中心顧客の美容室も、オヤジが意外に門前払いされることはなく、歓迎されることも少なくない。
 
来ている女性のフェロモンがあふれる空間にいるだけで、少なくとも気持ちは若返る。
 
また、美容師は、髪の毛が減ったか増えたかが一番よくわかるので、写真を撮ってもらって毎回チェックするといい。



◆《増毛剤・育毛剤》:結局、「リアップ」に戻って続けている
 
今世紀に入ったばかりの2000年頃だったと思うが、学生時代から通っている六本木のレストランバー「ラミーズ」に久々にうかがった時に、以前は薄毛だった男性スタッフが髪の毛フサフサに変身していて驚いた。
 
「アデランス?」と聞くと、「りゅうじん先生、『リアップ』っていう増毛剤が出て、試してみたら生えたんです」と言われ、初めて知った。
 
同じ頃にED(勃起障害)治療薬が発売され話題を呼んでいたこともあり、彼が「髪の毛の『バイアグラ』みたいなもんですよ」と言うので心配になり、
「オレはハゲてもいいから、いらないや。でも、スゴイね」と気になっていた。
 
 
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言わずと知れた、日本で唯一、医薬品として認定されている発毛剤で、壮年性脱毛症における発毛と脱毛の進行予防の効果が認められるとされる「ミノキシジル」を主成分としている、薬局で購入できる薬品だ。
 
その後、髪の毛を気にするようになってから買って使ってみた。
 
しかし、他の要因もあったかも知れないが、減ってはいないが増えている実感はすぐには出なかった。
 
そして、ネットや友人知人からの情報を元に、大枚をはたいて、さまざまな増毛剤・育毛剤を片っ端から試してみた。
 
でも、やはり、効果が実感できず、気休めのように、ほぼ毎日、朝晩、「リアップ」を頭皮にトントン振りかけていた。
 
使用開始から2年が経過して、増えていると感じられるようになり、今も継続している。
 
私の場合、今のところ、副作用などは出ていない。
 
 
 
◆《毛生え薬》:トランプ大統領も使っている「プロペシア」の威力
 
そして、本稿のハイライト、「《毛生え薬》は本当にハゲに効くのか?」の問いに対する答えだが、少なくとも私の場合は効いているようだ。
 
数年前に、主治医のクリニックの待合室で、年上の経営者に5年ぶりくらいに、偶然、会ったら、髪の毛がフサフサに増えていた。
 
もう60歳の還暦を過ぎた先輩なので、「ズラですか?」と聞くと、
「えっ、違うよ。『プロペシア』っていうのを飲んだら増えて来たんだ」という。
 
ちょうど、主治医が通りかかったので、「先生、私にも、その『プロペシア』っていう薬を処方してくださいよ」と言うと、皮膚科の医師の診断結果次第では処方してくれるとのことだった。
 
その後、会食の場などで友人に『プロペシア』のことを聞くと、
「その薬は、男性ホルモンを抑制する効果があるから、性欲減退や勃起機能の低下を招いて、使い物にならなくなるよ」と言われ、怖くなった。
 
しかし、何人もの医師の友人や実際に服用している友人に尋ねると、「個人差はあると思うけど、そこまでひどい副作用の事例は聞いたことはない」とのことだった。
 
 
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主成分のフィナステリドは、もともと、前立腺肥大の予防薬・治療薬でもあり、父方の祖父が、そういえば、そんな名前の病気を患っていたことを思い出し、皮膚科の診療を受け、めでたく処方され、1日1回、服用するようになった。
 
アメリカの大統領選挙中、トランプ氏の独特の髪型は「カツラではないか?」という声が出た。
 
彼は現在70歳で、就任時において歴代最高齢の大統領だから、そう疑われても無理はない。
 
 
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しかし、2017年2月1日付の「ニューヨーク・タイムズ」が報じたところによれば、トランプ家の親子2代にわたる主治医で、1980年から36年間、トランプ氏を診ているロン毛のボーンスタイン医師は、「プロペシアをトランプ氏に処方するだけでなく、自らも服用している。トランプ氏の髪はすべて本物。私の髪もすべて本物だ」と述べたという。
 
アメリカのみならず、世界各国で承認され、日本でも、2005年から厚生労働省にAGA治療薬として承認され、発売されている。
 
他にも、より作用の強いデュタステリドを主成分とする薬品が開発されているが、これで効果があれば良いと思い、飲み続けて来た。
 
その結果、他の要因との相乗効果もあるのだろうが、髪の毛が減ることはなくなり、30年間、毛が生えていなかった額の生え際にも、黒々とした太い毛が生えて来た
 
これには驚き、1本の黒髪をいとおしく感じる今日この頃である。
 
私の場合、今のところ、副作用などは出ていない。
 
 
 
●「男・西川りゅうじん、毛根は衰えても闘魂は衰えない!」と言って来たが・・・
 
日本皮膚科学会は、2010年に、男性型脱毛症に関する治療法や育毛成分などに関して、科学的根拠に基づく「男性型脱毛症診療ガイドライン」を発表している。
 
その中で、AGAに効く成分は、「ミノキシジル外用」と「フィナステリド内服」のみであると断言している。
 
それ以外は、「行うことを考慮しても良いが十分な根拠がない」「有効性を示す根拠は少ないものの、副作用が軽微である」としている。
 
つまり、現在の日本の医学・薬学においては、この2つの薬品も使用する「りゅうじん流《5つのライフスタイル増毛法》」がベストなのだと言えよう。
 
 
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「男・西川りゅうじん、毛根は衰えても、闘魂は衰えない!」をギャグにして来たが、
これからは、皆さんとともに、毛根も元気にして、さらに仕事もプライベートも元気に充実させたい!
 
 

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経営コラムニスト紹介

マーケティングコンサルタント 西川りゅうじん氏

西川りゅうじん氏 マーケティング コンサルタント


1960年生まれ。兵庫県出身。84年一橋大学経済学部卒業。86年同大学法学部卒業。

在学中に企画プロデュース会社を起業し、30年にわたり赤字の年なく経営。
実家は創業以来63年間黒字の製造販売業を営む中小企業。

「ウォークマン」の販売促進、「ジュリアナ東京」のPR、「福岡ドーム」のオープニング演出、「六本木ヒルズ」「表参道ヒルズ」「三井本館」「コレド日本橋」「京都駅ビル」「上海金融環球中心」のコンセプト立案・商業開発、「愛・地球博」の“モリゾーとキッコロ” や 「平城遷都1300年祭」の“せんとくん”のデザイン及びネーミングの選定・広報、「つくばエクスプレス」や「成田スカイアクセス」の沿線まちづくり、本格焼酎マーケティング研究会座長としての芋焼酎の全国的な人気づくり、「龍馬伝」と連動した高知県「龍馬博」総合プロデュース、日本橋・吉祥寺・柏・瀬戸内7県・沖縄離島の地域活性化に携わるなど、産業と地域の“元気化”に 手腕を発揮している。

東京工業大学・早稲田大学・津田塾大学・甲南大学・東北芸術工科大学・松山大学の非常勤講師、拓殖大学客員教授を歴任。

厚生労働省「健康寿命をのばそう!Smart Life Project」スーパーバイザー
経済産業省「地域の魅力セレクション」審査委員長
林野庁「森林セラピー」戦略会議座長
(社)全国信用金庫協会「商店街ルネッサンス・コンテスト」審査委員長
観光庁「観光立国推進戦略会議」ワーキンググループ委員
神奈川県と横浜市が連携したまちづくり委員会「マグカル・テーブル」座長
兵庫県参与
長崎県観光PRアドバイザー
熊本県「企業力《1ランクUP!》プロジェクト」スーパーバイザー
(公財)にいがた産業創造機構アドバイザー
日光市まちづくりアドバイザー
小田原市観光協会総合アドバイザー
藤沢市駅前商店街活性化アドバイザー
都城市PRアドバイザー


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