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第196回 サロン・デュ・ショコラ

第196回 サロン・デュ・ショコラ

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 今年は、有楽町の東京国際フォーラム展示場で2月2日(木)〜5(日)行われたバレンタインデー前のチョコレートイベント「サロン・デュ・ショコラ 東京」は、去年の2倍の来場者が押し寄せ、入場待ち行列と入場後の購入のための行列が連日続いた。
 
 今年で15年目となる日本での「サロン・デュ・ショコラ」は、2002年に日本に初上陸、2003年からは新宿伊勢丹の催事場で行われていたが、来場者が増えて混雑が激しくなったため、2015年から新宿NSビルに会場を移して開催されていた。
 
 昨年は「マツコの知らない世界」というテレビ番組で、楠田枝里子さんがチョコレートとショコラティエを紹介したことで、初日に行列が新宿駅まで続き4時間待ちとなったため、今年は新宿NSビルよりさらに広い東京国際フォーラムでの開催となった。
 
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 しかし、今年も1月17日の「マツコの知らない世界」に楠田枝里子さんが再び登場して、昨年10月にパリのポルト・ドゥ・ヴェルサイユ見本市会場で開催され10万人が来場した本場の「サロン・デュ・ショコラ」のレポートや、ピエール・マルコリーニのチョコレート工場の紹介、数人のショコラティエのチョコレート情報をお話されたので、5,000m2の東京フォーラムでも大混雑となった。
 
 私は、2月1日のMIカード会員限定日と2月5日の最終日に行ったが、去年でもそれほど混んでいなかったカード会員限定日の混雑ぶりに驚いた。
 中でも長蛇の列ができていたのが「フィリップ・ベル」「フレデリック・カッセル」「ジャン=ポール・エヴァン」で、「フィリップ・ベル」は最終日に行った時はチョコレートが全て売り切れていた。
 
■バレンタインデー
 バレンタインデーは去年が日曜日、一昨年が土曜日で、今年は久しぶりの平日(火曜日)となるため、チョコレートを販売している各社は期待していたが、「サロン・デュ・ショコラ」が去年以上の加熱状況を示したことで、期待が膨らんでいる。
 
 2月11日に行った新宿伊勢丹のバレンタイン催事場でも、大勢の人がチョコレートを買っていたが、「バレンタインデー」は以前のような女性が男性にチョコレートを贈る日ではなく、女性が自分用に厳選したチョコレートを買うチョコレートイベントとなった。
 そのため、高額品の売上が伸びており、安いチョコをたくさん買って職場の男性に配る「義理チョコ」の割合は減ってきているようだ。
 
 チョコレートの原料となるカカオ豆の国際価格は、主産地である西アフリカが好天で収穫量が増加するとの観測で、ロンドン先物市場で3年半ぶり、NY先物市場で5年ぶりの安値となっているが、2016年10〜12月の欧米やアジアのカカオ豆の加工量は前年比4%増と伸びており、現在は日本だけのチョコレートイベントとなっているバレンタインデーが、将来アジアに波及したら、カカオ豆の値段も高騰しそうだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
======== DATA =========

サロン・デュ・ショコラ
http://www.salon-du-chocolat.jp
東京開催:2017年2月2日(木)〜2月5日(日)
場所:東京国際フォーラム ホールE

●サロン・デュ・ショコラ パリ
開催:2016年 10月 28日 〜11月 01日
 
●マツコの知らない世界「楠田枝里子のチョコレートの世界 Part2」
http://www.tbs.co.jp/matsuko-sekai/archive/20170117.html

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経営コラムニスト紹介

社長専門 新事業アドバイザー 高島健一氏

高島健一氏 社長専門 新事業アドバイザー 

 次の成長事業やヒット商品を、誰よりも早く探し出す社長専門の新事業コンサルタント。日本にとどまらず世界中、人の集まるところには必ず自分の足を運ぶ行動力に定評があり、社長の経営アドバイザーとして活躍。

 「百聞は一見にしかず。百見はワンタッチにしかず」を信条とし、自分の眼で、耳で、手で必ず体験する現場主義を徹底。旺盛な好奇心と独特の感性から、次のヒット潮流を確実に先見する。

 慶應義塾大学経済学部卒業後、1978年日本楽器製造(株)入社後、(株)高島陽事務所(現在の高島事務所)に入社。現在同所代表。著「新しい儲け方のヒント」…他。

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