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第32回 聞くだけでリーダーの脳が変わる

第32回 聞くだけでリーダーの脳が変わる

会社や組織の上に立つ人は、逆に、下の役割がしたくてもできていません。
組織には仕組みがあり、その仕組みに動かされているのは人であり、その人の脳です。
その結果、上に立つ人は、上に立つ人の脳を使い、その脳の使い方がその人の脳を強化しています。上に情報を上げたり、指示を受ける下の者は、下の人の脳を使い、その脳の使い方がその人の脳を強化しています。ところが、脳からこの上下の人の脳の使い方を見ると、上の人が必ずしも、下より脳の使い方が優れているとは限りません。ここが組織の不思議なところであり、人生を面白くしています。
下は何時でも上を凌駕できるチャンスがあります。
 
そこで、リーダー脳の弱点、すなわち、リーダー脳が徐々に弱くなっていくポイントをお教えしたいと思います。部下は、より正確に上司に情報を伝えなければなりません。
この伝言情報が曖昧であればあるほど、組織運営にはほころびが出るでしょう。組織にとって不正確な情報ほど、困ったことはありません。
ところが、リーダーの脳は、部下からの正確な情報をいつの間にか不正確にを受けやすくなるという、上司の脳の副作用が明らかになってきました。上司の立場で、毎日、部下からの報告を受けている間に、上司の聞く力が劣化していくのです。
これはとっても悲しい事実です。せっかく出世して、上司の役職なのに、脳は劣化するというのは、絶句ものだと思います。
 
上司は、毎日、部下の意見や仕事の報告を念入りに報告されます。この部下の報告に一つ一つ対応していると時間がいくらあっても足りなくなります。そこで、何とか時間を節約しようとします。その時間の節約の仕方は、部下の話を聞きながら、シンプルに「こういうことなんだね」と要約して聞きます。いわば、部下の話を要約思考しながら聞くことで、時間の節約をしています。
これは、よく見かける事実です。このよく見かける要約思考の結果、即座に判断して指示が出せるようになります。ところが、これを毎日繰り返しているうちに、失うことがあるのです。「正確に聞けなくなる」ことです。正確に聞くことをやめて、自分で解釈しながら聞くことで、逆に聞き漏らしが多くなります。正確に言葉を聞くだけで記憶する力が衰えます。3行の文章ですら聞き漏らしてしまい、例えば、「5万4000円」と言っているのに、「50万円」と覚えていたり、「飲食店を経営している」と話しているのに、「飲食店の料理人だ」と聞き違えたりします。

このように書くと笑い話のようですが、1回聞いただけでは、おおよそ2から3割しか正確に聞けないことがほとんどなのです。
そこで、要約して聞くことはできるので、正確に聞く脳トレをして脳の聞く力をアップして、リーダー脳の弊害を克服しましょう。最近、宝島社から出版した「聞くだけで記憶力が上がるCDブック」 (TJMOOK)や日本経営合理化協会Aからの私の講話CDを活用してみましょう。
 
経営者の脳の健康のために!
 

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経営コラムニスト紹介

医師・医学博士/脳の学校代表 加藤俊徳氏

加藤俊徳氏(医師・医学博士/脳の学校代表)

1961年新潟県生まれ。 株式会社「脳の学校」代表。加藤プラチナクリニック院長。昭和大学客員教授。発達脳科学・MRI脳画像診断の専門家。14歳のときに「脳を鍛える方法」を知るために医学部への進学を決意する。 1991年、脳活動計測法fNIRSを発見。現在、世界700カ所以上で脳研究に使用され、新東名高速道路走行中の脳活動計測にも成功。1992年、脳白質線維の活動画像法を国際学会で発表し、PCローターバー博士(2003年ノーベル医学生理学賞受賞者)に認められ、その後、脳個性の可視化に成功し「脳の枝ぶりMRI画像法」として実用化。胎児から超高齢者まで1万人以上のMRI脳画像とともにその人の生き方を分析。1995年から2001年まで米国ミネソタ大学放射線科MR研究センターでアルツハイマー病や脳画像の研究に従事。 帰国後、慶應義塾大学、東京大学などで、脳の研究に従事。脳酸素交換波動方程式によるCOE計測法を開発。自閉症、学習障害、ADHDなどの発達障害の病態と密接に関係する海馬回旋遅滞症を発見。2006年、株式会社脳の学校を創業し、ビジネス脳力診断法や脳トレシステムを開発。2013年、加藤プラチナクリニック を開設し、発達障害や認知症などの脳が成長する予防医療を実践。2017年、脳トレロボアプリ「Pepperブレイン」として、脳番地トレーニングがロボットに搭載。 脳の新しい見方「脳番地」論を提唱。脳番地を用いた脳トレーニング法を提唱した著書「脳の強化書」(あさ出版)シリーズは、37万部を越えるベストセラーになる。『今日からお金が貯まる脳トレ』(主婦の友社)、『脳を強化する読書術』(朝日新聞出版)『めんどくさいがなくなる脳』(SBクリエイティブ)、『発達障害の子どもを伸ばす 脳番地トレーニング』(秀和システム)『100歳まで脳は成長する 記憶力を鍛える方法』(PHP文庫)など著書多数。
●特別講話収録 加藤俊徳の「脳の使い方」CD

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