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第30回 もし、社長が認知症になったら?どうする!

第30回 もし、社長が認知症になったら?どうする!

会社の経営が長年、順調にすすんでいる時に、問題が起こるとしたら、どんな問題でしょうか?
真っ先に挙げたい項目は、「認知症」です。
 
「ここまで会社を大きくしてきて、成功した社長のわたしが、まさか、認知症なんて?」と鼻で笑っているかもしれません。
しかし、それは、おごりというより、科学的データに基づいていません。
老人の四人に一人は、すなわち25%が認知症の時代に突入しています。
これは、すなわち、65歳以上の社長が4人集まれば、その一人は、認知症という見積もりになります。年々、認知症の実態が明らかになっています。7月下旬、英国のロンドンで、アルツハイマー協会国際会議2017が開催されました。認知症になりやすいリスクは毎年の様に学会のテーマになっています。
 
ゴルフ仲間の社長4人の中で、一人は認知症の可能性があると書きましたが、4人とも認知症から遠ざかっている可能性もあれば、近づけている可能性もあります。
先ず、喫煙しているか、否か、喫煙していたら、4人ともアウトの可能性も出てきます。
次に、お腹がぷっくりして、肥満の体で、ゴルフのシャフトを振っている場合には、さらに危ないです。
さらに、肥満だけにとどまらず、糖尿病が持病にある場合、かなり認知症になる頻度が2倍から4倍に高まると言われています。
 
男性の独身は、女性の独身に比べて、圧倒的に認知症のリスクを高めるようです。成功した社長さんたちを世の美女が放っておくわけはないので、独身ということはないでしょう。
たとえ独身でも、身の回りを世話したりする人は多く、社長が孤立感を深めることは少ないでしょう。社会的な孤独は認知症をより近づけるのです。
ゴルフ三昧の社長なら、運動不足になることも少ないかもしれません。
しかし、ゴルフの送り迎えは接待の担当者、ゴルフ中はカートで移動、普段は迎えの車かタクシーで移動、ほとんどがドアからドアへの便利な生活。加えて、社長室は、気が利く秘書がいつも整理整頓、ゴミもないという生活なら、これは、認知症へまっすぐ導かれている生活シフトになっていると言っても過言ではないでしょう。
 
では、認知症への恐怖を感じたらどうしたらよいか?
先ず、MRIで社長脳を分析しましょう。
認知症の約65%はアルツハイマー型認知症と考えられています。アルツハイマー型認知症は、脳の感情系と記憶系に関与する扁桃体、海馬の周囲から発病します。
しかし、発病する前は、脳の中で衰えている脳番地や未熟で使っていない脳番地からボケてきます。ですから、MRIで社長脳の中で、強い脳番地、弱い脳番地を自覚しておくことは経営生活の中ではとても有益なのです。

さらに、今日からやるべきことがあります。簡単です!

今月の月刊脳番地トレーニングは、
 
左手を使い右脳を強化することです。
 
ここで、質問です。
「目の前に、消しゴムがあります。どちらの手でとりますか?」
「目の前に、箸があります。どちらの手でとりますか?」
「コップがあります。どちらの手でとりますか?」

わたしは、すべて、いちいち考えて決めてから、手にしています!
こんなに面倒くさいことを4歳から50年以上も継続してきましたが、ようやく、その苦労?を「右脳の強化書―左手をもっと使えば弱点が逆転できる!」(廣済堂)で表現できました。

右脳の強化書―左手をもっと使えば弱点が逆転できる! ―/amazonへ


認知症の対策は、究極、予防しかありません。社長にできることは何か?認知症を遠ざける生活です。
 
たまには、左利き用のシャフトでゴルフボールを打ってみましょう。
スコアは下がるかもしれません。でも、右脳の認知機能はアップするでしょう!

是非、このテーマで、今月を過ごしてみましょう。経営者の脳の健康のために!

 

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経営コラムニスト紹介

医師・医学博士/脳の学校代表 加藤俊徳氏

加藤俊徳氏(医師・医学博士/脳の学校代表)

1961年新潟県生まれ。 株式会社「脳の学校」代表。加藤プラチナクリニック院長。昭和大学客員教授。発達脳科学・MRI脳画像診断の専門家。14歳のときに「脳を鍛える方法」を知るために医学部への進学を決意する。 1991年、脳活動計測法fNIRSを発見。現在、世界700カ所以上で脳研究に使用され、新東名高速道路走行中の脳活動計測にも成功。1992年、脳白質線維の活動画像法を国際学会で発表し、PCローターバー博士(2003年ノーベル医学生理学賞受賞者)に認められ、その後、脳個性の可視化に成功し「脳の枝ぶりMRI画像法」として実用化。胎児から超高齢者まで1万人以上のMRI脳画像とともにその人の生き方を分析。1995年から2001年まで米国ミネソタ大学放射線科MR研究センターでアルツハイマー病や脳画像の研究に従事。 帰国後、慶應義塾大学、東京大学などで、脳の研究に従事。脳酸素交換波動方程式によるCOE計測法を開発。自閉症、学習障害、ADHDなどの発達障害の病態と密接に関係する海馬回旋遅滞症を発見。2006年、株式会社脳の学校を創業し、ビジネス脳力診断法や脳トレシステムを開発。2013年、加藤プラチナクリニック を開設し、発達障害や認知症などの脳が成長する予防医療を実践。2017年、脳トレロボアプリ「Pepperブレイン」として、脳番地トレーニングがロボットに搭載。 脳の新しい見方「脳番地」論を提唱。脳番地を用いた脳トレーニング法を提唱した著書「脳の強化書」(あさ出版)シリーズは、37万部を越えるベストセラーになる。『今日からお金が貯まる脳トレ』(主婦の友社)、『脳を強化する読書術』(朝日新聞出版)『めんどくさいがなくなる脳』(SBクリエイティブ)、『発達障害の子どもを伸ばす 脳番地トレーニング』(秀和システム)『100歳まで脳は成長する 記憶力を鍛える方法』(PHP文庫)など著書多数。
●特別講話収録 加藤俊徳の「脳の使い方」CD

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