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第26回「ヒルティも知っていた!?脳の積極的休養法」

第26回「ヒルティも知っていた!?脳の積極的休養法」

 
より良いパフォーマンスが求められるスポーツの世界では、より早く疲労を回復できる休養方法として「積極的休養」という手法が取り入れられています。
 
積極的休養とは、疲れたので横になるだけの休み(消極的休養)とは異なり、散歩やジョギング、ストレッチ等の軽い運動を行いながら回復を意図的に促す休養法のことで、回復までの時間が2倍ほど早くなると言われています。
 
この積極的な休養の取り方は、スポーツ分野だけでなく、限られた時間の中で成果を出す必要があるビジネス分野においてもヒントを与えてくれる方法だと思います。
 
ここである文章を紹介します。
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仕事の結果、ある程度の疲れが出てきたら、さっそく中止すべきである。
が、その場合に、決して仕事そのものをやめてしまう必要はない。
通常その特定の仕事だけを中止すれば良い。
というのは、仕事を換えることによって、必要な休息と同じくらいに
元気を回復するものだからである。
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この文章は、カール・ヒルティの著書「幸福論(岩波書店)」に書かれており、ビジネスにおける「積極的休養」を述べているような文章です。
 
ビジネスにおける積極的休養は、仕事の内容を変えること述べていますが、仕事を変えるということは、「脳の使い方を変える」ことなのです。
 
カール・ヒルティの考えは、第11回のコラムでも紹介した「脳番地シフト」と同じ考え方であることがわかります。
 
じっくり考えた後に、歩いて移動することで、自然と使われる脳番地が変わり「脳の積極的休養」が成立します!
 
今、あなたが実践しているスケジュールの立て方は、これまでの培ってきたノウハウを元にやっていると思います。
でも、もし今のスケジュールの立て方が疲れを引き起こして、うまくいっていない人がいるのであれば、積極的休養を意識して、スケジュールを立ててみてはいかがでしょうか?
 
例えば、会議続きのスケジュールを改め、脳の働きを鑑みて、行動が変わるようにスケジュールを入れていくのです。
 
そこで、トップに立つ人ができる今月の月刊脳番地トレーニングは、
 
「積極的休養を念頭に、スケジュール管理をする」です。
 
まずは、デスクワークの合間に運動(移動・散歩等)を組み入れて、行動に変化を与えましょう。
 
是非、今月はこの脳トレを実行してみて下さい。経営者と社員の脳の健康のために! 
 
 
 
 
 
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バックナンバー

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第28回「水分補給で、脳を整える」
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経営コラムニスト紹介

医師・医学博士/脳の学校代表 加藤俊徳氏

加藤俊徳氏(医師・医学博士/脳の学校代表)

1961年新潟県生まれ。 株式会社「脳の学校」代表。加藤プラチナクリニック院長。昭和大学客員教授。発達脳科学・MRI脳画像診断の専門家。14歳のときに「脳を鍛える方法」を知るために医学部への進学を決意する。 1991年、脳活動計測法fNIRSを発見。現在、世界700カ所以上で脳研究に使用され、新東名高速道路走行中の脳活動計測にも成功。1992年、脳白質線維の活動画像法を国際学会で発表し、PCローターバー博士(2003年ノーベル医学生理学賞受賞者)に認められ、その後、脳個性の可視化に成功し「脳の枝ぶりMRI画像法」として実用化。胎児から超高齢者まで1万人以上のMRI脳画像とともにその人の生き方を分析。1995年から2001年まで米国ミネソタ大学放射線科MR研究センターでアルツハイマー病や脳画像の研究に従事。 帰国後、慶應義塾大学、東京大学などで、脳の研究に従事。脳酸素交換波動方程式によるCOE計測法を開発。自閉症、学習障害、ADHDなどの発達障害の病態と密接に関係する海馬回旋遅滞症を発見。2006年、株式会社脳の学校を創業し、ビジネス脳力診断法や脳トレシステムを開発。2013年、加藤プラチナクリニック を開設し、発達障害や認知症などの脳が成長する予防医療を実践。2017年、脳トレロボアプリ「Pepperブレイン」として、脳番地トレーニングがロボットに搭載。 脳の新しい見方「脳番地」論を提唱。脳番地を用いた脳トレーニング法を提唱した著書「脳の強化書」(あさ出版)シリーズは、37万部を越えるベストセラーになる。『今日からお金が貯まる脳トレ』(主婦の友社)、『脳を強化する読書術』(朝日新聞出版)『めんどくさいがなくなる脳』(SBクリエイティブ)、『発達障害の子どもを伸ばす 脳番地トレーニング』(秀和システム)『100歳まで脳は成長する 記憶力を鍛える方法』(PHP文庫)など著書多数。
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