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第10回 仕事で差がつく!「主語と述語」がわかりやすい文章のカギになる

第10回 仕事で差がつく!「主語と述語」がわかりやすい文章のカギになる

東京では木枯らし1号が吹きました。
日に日に秋が深まります。体調を崩しやすい時季ですが、お変わりないですか。
 
今回は読みやすい文章を書く最大のコツをお伝えします。
 
日ごろ、メールやチャットのやりとりを通して、
「なんだかよくわからないけれど、なんとなく文章が読みにくい」
「どこかおかしな日本語だと思うけれど、何がどうおかしいのかわからない」
などと違和感を覚えることはありませんか。
 
文章における「なんとなくおかしい」。その違和感の正体は、主語と述語の不一致であることがほとんどです。
 
たとえば、次の文章を読んでみてください。
 

■Lesson1
 
先日、文章の書き方セミナーに行きましたが、内容が充実していて聞き応えがあり、セミナーで満足したのは久しぶりでした。
 
 
上の文章は、言いたいことの意味はわかりますが、本来の日本語の文法に照らし合わせると正しくありません。
どこがおかしいか、わかりますか。
 
上記の文章は、主語と述語が一致していません。
文中には書かれていませんが、セミナーに行ったのは「私」ですから、主語は本来「私」であるはず。
その「私」を主語として「久しぶりに満足しました」という述語とつなげると、次のように書き改めることができます。
 
先日、文章の書き方セミナーに行ったところ、聞き応えのある充実した内容で、久しぶりに満足しました。
 
「セミナー」を主語にして、次のように書き改めることもできます。
 
先日行った文章の書き方セミナーは、内容が充実していて聞き応えがあり、久しぶりに満足できるものでした。
 
 
もう一つ、次の文章を読んでみてください。
 

■Lesson2
 
新商品の企画書を提出したら、市場分析がよくできていて検討の価値があると社長が褒めました。
 
 
 
こちらの文章も言いたいことの意味はわかりますが、Lesson1と同様に主語と述語が一致していません。
この場合も主語と述語を意識して、書き改めてみましょう。
 
新商品の企画書を提出したら、市場分析がよくできていて検討の価値があると社長に褒められました。
 
いかがでしょうか。たった一文字「が」を「に」に書き改めただけですが、格段に読みやすくなったと思いませんか。
 
**
 
文章を書くにあたり、主語と述語は非常に大切です。
書き手が気づかないままだと、意図するところが相手に伝わりにくく、作業に時間がかかります。仕事の効率化につながらないだけでなく、まわりに迷惑がかかり、チームや会社全体の評価を下げてしまいます。
 
疲れているときやネット検索をしながら文章を書くと、まとまりのない文章になりやすいので気をつけましょう。
 
書くときには集中力が求められます。その上で、主語と述語を一致させるには次の3点を意識してください。
 
1. 書いた文章から主語と述語を取り出して、おかしくないかチェックする
2. 声に出して確認しながら読む
3.無理に長い文章を書こうとせずに、短くまとめるクセをつける
 
これらを繰り返すと、メールやチャットといった文字を介した意思疎通がたやすくなり、社内外のコミュニケーションが自然とスムーズになります。
部下が書いた文章をチェックするときにもぜひ意識してください。
 

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経営コラムニスト紹介

手紙文化振興協会 代表理事 むらかみかずこ氏

むらかみかずこ氏 手紙文化振興協会 代表理事

企業向け「小冊子」の制作を手がけた後、一般社団法人手紙文化振興協会を設立。 読み手の心を引き付ける手紙の書き方と使い方、ビジネスで成果につながる文章の書き方を体系化。 「メール・文章の書き方」の指導や文具の商品開発の支援や監修、NHK Eテレ「まる得マガジン/心が通じる一筆箋」講師 としても活躍。自ら一年間に書く手紙の枚数は1000枚を超え、企業研修や講演会を通じて手紙や文章の書き方の実務を発信 し続けている。 主な著書に「お客の心をつかむ売り込みゼロの3分ハガキ術」、「仕事がもっとうまくいく!書き添える言葉300」、 「仕事がもっとうまくいく!たった3行のシンプル手紙術」他多数。東京女子大学文理学部史学科卒。

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営業マン、営業アシスタント、秘書が、仕事でそのまま使える75の場面別フレーズや、気持ちが伝わる手紙や文書の書き方を集約。講座テキストで学び、課題の提出、講師の添削指導を通じて、仕事の基本「文章力」を身につけられる通信講座です。

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