中国哲学は、現代の会社経営にも大いに役立つ。

多くの経営者が、今日も、ひとつとして間違えが許されない生き残りをかけた決断をしている。
貞観政要、韓非子、論語をはじめとした中国哲学は、古代の王朝の皇帝が、思想家が、臣下が自国の興亡をかけて、
実行した中から生まれてきた教えであり、今の会社経営にも通じるものである。

企業の健康長寿の害は好況時に発している。
好況という時の味方を己の実力と信じているあたりが行詰りの出発点となる。
この誤りを反省し、その挽回に努めるべき好機が、 逆境の時といいたい。
好況時には見えない、気付かないことにも心付くことになるからである。

井原隆一の「不況は会社守成の好機」では、経営者としての豊富な実務経験と歴史の教訓を経営に活かしてきた
教えをコラムとしてお届けいたします。

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最新記事 06/10日更新

最終回 第四十一話 「学ぶに暇わらずと謂うなかれ」

まず、朱熹作の“勧学”と題した詩を読んでみよう。 謂うなかれ 今日学ばずして来日(あす)有りと 謂うなかれ 今年学ばずして来年ありと 日月逝きや 歳我を延ばさず 嗚呼 老いたり 是誰の愆ちぞや 誰の愆ちではない、自分自身の過ちである。この詩に関連して淮南子の言葉をのべてみたい。 “学ぶに暇あらずという者は暇ありいえども、また学ぶ能ず”と述べて…続きを読む

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経営コラムニスト紹介

日本光電工業(現・日本光電)元副社長・埼玉銀行(現・リそな銀行)元専務 井原隆一氏

井原隆一氏
日本光電工業(現・日本光電)元副社長・埼玉銀行(現・リそな銀行)元専務

1923年、14歳で埼玉銀行に入行。並外れた向学心から独学で10年刻みに
法律、経済、経営、宗教、歴史を修めた苦学力行の人。


最年少で課長抜擢、常務、専務を歴任の後、大労働争議と大赤字で
倒産寸前の会社の助人となり、一挙に 40社に分社する等、独自の再建策を
打ち出し短期間で大幅黒字、無借金の超優良企業に甦らせる。


その後も、実業界では他に類を見ない理論と実践を踏まえた先見力で
数々の企業を窮地から救うなど、再建の名人として活躍。


97歳を超えた今も、矍鑠(かくしゃく)とし、全国各地で講演はもとより、
高い見識と適切なアドバイスに多くの経営者が教えを請う。

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