【夏季・全国経営者セミナー】事業家・若手起業家…35講師登壇、経営者700名が集う3日間 

日本経営合理化協会の関連サイト
デジタルAVを味方に!新・仕事術 | 日本経営合理化協会BOOK&CD・DVD

文字の大きさ

日本経営合理化協会 BOOK&CD・DVD
お電話でのご注文も承っております:03-3293-0041

第65回 動画配信のススメ

第65回 動画配信のススメ

インターネット網の発達やスマホの高性能化を背景に、いつでもどこでも、動画が視聴できるようになりました。
特に最近では、トレンドを先取りする一部の人々だけでなく、一般に広く普及し始めたようです。その理由とは?
今回は、最新の動画配信サービスの動向と利便性についてご紹介します。積極的に採り入れれば、限られた時間をより有効に活用できるかもしれません!
 
 
■ポイント1: コンテンツが充実。定額制、無料配信も豊富
少し前まで、動画配信と言えば、視聴者が動画を投稿し、みんなで共有する性格が強い「YouTube」のようなサービスが主体でした。無料で利用できるのは魅力ですが、コンテンツの質が低く、テレビ番組ははじめとする著作物の違法アップロードなど、問題も多々ありました。
そうした過渡期を乗り越え、現在の「YouTube」は、制作者への利益還元などによってコンテンツのクオリティーアップを果たし、企業やアーティストのプロモーション映像を幅広く網羅するなど、メディアとしての価値を高めています。
また近年は、月額1,000円程度で、メジャーな映画やドラマ作品が見放題の、「サブスクリプション型」と呼ばれるサービスが定着しつつあります。
中でも、ネット通販大手「Amazon」の「プライム・ビデオ」は、年額3,900円の「プライム会員」であれば、追加料金が不要で動画が見放題に。月額換算で325円と低コストなのに加え、ネット購入物品の配送料が無料になったり、音楽も聞き放題と、充実したサービスで人気を集めています。
ほか、映画やドラマでは、「Netflix」に注目。オリジナル制作のドラマも好評で、今では、配信事業者の枠を超え、制作者として存在感を高めています。
 
少し手間が掛かりますが、探せば無料で優良なコンテンツもたくさん見つかります。中でも、ビジネスパーソンに人気があるのは「TED」。各分野の第一線で活躍し、世界に影響を与える人物のプレゼンテーションを無料で視聴することができます。意欲があれば、学生や経済的困窮者も視聴することができ、障壁の無い英知の共有と言う点で、新しい取り組みと言えます。
 
digital201702no1.jpg
スマホで「TED」を視聴。アプリ「TED」を利用すると、誰でも手軽にコンテンツを選択して視聴できます。
 
 
 
■ポイント2:  新幹線や飛行機の中でも
動画配信は、「ストリーミング」と呼ばれる、データの受信と再生を同時に行う方式と、「ダウンロード」と呼ばれる、一度端末にデータを全てコピーした後に再生する方式の2つがあります。
ストリーミングはデータのダウンロードを待つ必要がなく、長時間の動画も直ぐに再生を開始できるメリットがあり、インターネット接続が安定している昨今、主流の方式と言えます。しかしながら、外出時でインターネット回線に接続できない、あるいは回線スピードが低下する環境では、安定して視聴できないのも事実です。
そうした状況を踏まえ、動画配信サイトの多くは、ストリーミングに加え、ダウンロードにも積極的に対応しています。
筆者は新幹線の利用が多いので、出張が分かった時点で、見たい映画やドラマをダウンロードしておき、移動中の車内でも、映像が途切れたりすることなく、快適に楽しんでいます。
スマホでの動画視聴は、飛行機を頻繁に利用する人達にはもはや必需品と言え、こうした動きを受け、航空会社では、機内の液晶モニターを廃止する動きもあるようです。
 
 
 
■ポイント3: 続きは自宅のテレビで
今回ご紹介したAmazonのプライム・ビデオや、Netflixといった配信サービスは、最新のテレビに再生機能が備わっていて、家庭でも放送と同様の感覚で視聴できるようになっています。少し古いテレビでも、スティック型端末を購入すれば、DVDプレーヤーを接続する感覚で視聴できます。
また、多くの動画配信サービスでは、クラウドで視聴状況を把握しているので、利便性も向上。例えば、スマホで途中まで見ていた映画も、自宅のテレビで再生操作を行うだけで、続きから視聴できるといった具合です。
動画配信は、放送やDVDにできない利便性をも実現しているのです。
 
digital201702no2.jpg
スマホで途中まで見ていたコンテンツを、自宅のテレビで続きから再生できるなど、使い勝手も新しく便利。
 
 
 
■さいごに
インターネットを利用した動画配信は、無限とも言える豊富なコンテンツにアクセスでき、時間や場所の制約もありません。もはや、放送の代替ではなく、新しいメディアと言えるでしょう。
インターネットやスマホに抵抗を持つ中高年層も、動画配信を活用して、余暇の充実や知識の吸収に役立ててみてはいかがでしょうか?
 

バックナンバー

2017.05.26
第68回 Bluetooth対応レコードプレーヤー
2017.04.28
第67回 耳で情報収集"ヒアラブル"
2017.03.24
第66回 スマホカメラで簡単翻訳
2017.02.24
第65回 動画配信のススメ
2017.01.27
第64回 AIで白黒写真を手軽にカラー化
  1. ≫記事一覧

経営コラムニスト紹介

ディーエーシージャパン 鴻池賢三氏

鴻池 賢三氏  ディー・エー・シー・ジャパン

株式会社オンキヨーにてAV機器の商品企画職、米国シリコンバレーのデジタルAV機器用ICを手がけるベンチャー企業を経て独立。 現在、WEB・テレビ・雑誌等のメディアを通じて、AV機器の評論家/製品アドバイザーとして活躍中。その他、「ディー・エー・シー ジャパン」を設立し、AV機器関連企業の商品企画コンサルティングや、日本唯一のTHX/ISF認定ホームシアターデザイナーとして、商業施設から個人のホームシアターまで、AVの視点から空間の提案やアドバイスなども手がける。 2009年より、日本オーディオ協会「デジタルホームシアター普及委員会」委員、映像環境WG主査。 2010年より、ビジュアルグランプリ審査員(主催: 音元出版)

【主な著作】
オールアバウト「ホームシアター」
http://allabout.co.jp/gm/gt/53/
イミダス「オーディオ・ビジュアル」2007年~(集英社imidas) 「AV REVIEW」(音元出版) (鴻池賢三のハンズオン映像調整講座~画質が100倍良くなる映像調整術ほか)

オーディオビジュアル機器 評論家鴻池賢三氏の経営コラムに関するお問い合わせ