中小企業の社長が目にする決算書の利益は「会計上の利益」であり、経営部長の「社長、儲かりました!」
という言葉はお金があることを意味しているのではありません。

会計上の利益=お金がある、と考えて経営していくといずれ必ず会社は倒産してしまいます。

しかし…、

ほとんどの会社は、キャッシュフロー経営と叫びながら、この「会計上の利益」を基に経営会議を行っています。

キャッシュフロー経営というなら、「本当の利益」つまり「お金」で戦略を練っていくべきなのです。
こうした悲痛な叫びは、40数年前の中小企業時代の京セラにもありました。

この「会計経営と実学」のコラムでは、社長が実際の経営に活かしていくための「経営数字」のつかみ方と、
その活用法
を、具体的な事例をまじえて解説しながら、会計経営に関する社長の身近な疑問にお答えしていきます。

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最新記事 06/08日更新

第24回 全員参加の経営

ある工業製品を製造する会社は、部門別採算制度をスタートさせて早1年が経ち、 現在大きな山場にさしかかっていました。月次のリーダー会議では、活発な意見が出るようになってきましたが、 その成果が部門の採算数字には、なかなか表れてこないのです。 10回目のリーダー会議の席でのことです。1つの採算部門であるBチームのリーダーから、 「僕らのチームの採算が伸びないのは、営業部門に払っている口銭が高いからだ。 僕らのチームの売上に対しては、営業部門の貢献度はそんなに大きくないはずだ」という意見が出ました…続きを読む

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経営コラムニスト紹介

株式会社経営ステーション京都代表取締役。京セラ株式会社監査役。公認会計士・税理士。 田村 繁和氏

田村 繁和氏
株式会社経営ステーション京都代表取締役。京セラ株式会社(元)監査役。公認会計士・税理士。

早稲田大学卒業後、大阪国税局国税調査官を経て、経営ステーション京都を創業。2005年6月、京セラの監査役に就任(〜2009年)
京セラ実学をベースとした中小企業のためのわかりやすい経営と会計を提案。
実学にもとづく、キャッシュフロー経営と部門採算制での経営会議で、会社が
生まれ変わっていただくことを使命としている。


「京セラに学ぶ新・会計経営のすべて」(共著、実業之日本社)
「社長の疑問に答える会計の本」(共著、中経出版)
「お金を残す強い会社の101の教え」(共著、清文社)
「小さな会社の必ずお金が残る経営の本」(共著、実業之日本社)他多数。


株式会社経営ステーション京都。 公認会計士・税理士。 小長谷 敦子氏

小長谷 敦子氏
株式会社経営ステーション京都。公認会計士・税理士。

早稲田大学卒業後、西武百貨店を経て、結婚・出産後、公認会計士・税理士となる。
京セラ実学をベースとした独自のコンサルティングで、中小企業のためのキャッシュフロー
制度の構築と経営会議の指導に定評がある。


「子育て主婦の公認会計士合格記」(中経出版)
「実学に学ぶ お金を残す3つの秘訣」DVD(清文社)

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