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「社員教育のすすめ方」 |
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今回も「一対一(マンツーマン)」で教える際のポイントを確認していきます。 さて、今回からは更に具体的な教える技術として「教え方の基本ステップ」を見ていきます。仕事を教える際には、ふむべき「4つのステップ」があります。
この「教え方の基本ステップ」のポイントは、社員にPDCAを回させるという点です。社員が、自分で仕事をどのように進めるかを考え(Plan)実行し(Do)結果を検証し(Check)次に活かせる(Act)。第7回で確認したように、このPDCAサイクルを、社員自身が回せるように意識しながら教えるのです。では、最初に「基本ステップ1.実演する」を見ていきましょう。 仕事の教え方の第一ステップは、「実演する〜やって見せる」という方法です。口で言うより、見てもらった方が早いという場合によく使いますよね。お客様との接し方や、道具の扱い方など。教える側がまずやってみて、それを教わる側が真似する。現場見学や同行訪問を通して、教えるやり方です。 この「実演する」という教え方で注意すべき点があります。それは、ただ漠然と見せても、人はなかなか学べないという点です。勘の良い人なら、何も言わずに、やっている姿を見せるだけで、気づいてくれます。 ただ、皆が皆そうだとは限りません。また、骨董屋が目利きを育てるときのように、何も言わずに良いものを見させるというやり方がありますが、この方法は時間がかかります。私たちには、あまり時間がありません。悠長に育つのを待っている余裕がないというところも多いでしょう。 そこで必要になるのが「分解する」という手法です。やって見せる際に、どこを見てほしいのか「部分を提示する」のです。 「ここを見てほしい」と、分解できる人は、仕事がわかっている人です。ただなんとなく仕事をしていたり、深く考えずに仕事をしている人は、分解することはできません。「何でもいいから、とりあえず俺のやることを見とけ!」という教え方になってしまうのです。 自分がやって見せるというと「完璧にやらないといけない」「失敗したら恥ずかしい」と思う人も多くいます。本来は、相手の見本になるぐらい、上手にやって見せられるのが理想です。「やっぱり、さすがだな」と思ってもらえれば、そのあと教えるのもスムーズになります。 ただ、「自分はそこまでできない」「自信がない」という人も当然いるでしょう。それはそれでよいのです。現場は生ものですから、思ったとおりにいかないこともあるものです。仮に失敗したとしても「あれは悪い例として学んで。」と一言いえばいいだけのことです。 どうしても自分でやって見せることができないという人は、他人を使うというのも手です。 社員教育用教材として市販されているビデオ・DVDを使うのも手です。特に、人に対する接し方を教える場合、ビデオ・DVDに出てくる「モデルケース」は有効です。お客様との営業面談、ビジネスマナー、電話対応、クレーム対応、部下指導など。多くの場合、「良い例」「悪い例」が出てきますから、それらを見せることで、こちらの伝えたいことが一発で伝わります。言葉で説明しようとしても難しいのが、ビデオ・DVDを見せれば一目瞭然となるからです。 特に、新人の場合、「良い例」を何度も見させることをオススメします。そうすることで、「良い例」のイメージを頭の中に刷り込むことができるのです。そういった「繰り返し学習」がしやすいのも、ビデオ・DVDの特徴です。
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