【夏季・全国経営者セミナー】事業家・若手起業家…32講師登壇、経営者700名が集う3日間 

日本経営合理化協会の関連サイト
眼と耳で楽しむ読書術 | 日本経営合理化協会BOOK&CD・DVD

文字の大きさ

日本経営合理化協会 BOOK&CD・DVD
お電話でのご注文も承っております:03-3293-0041

第72回 『逆転のメソッド』(著:原 晋)

第72回 『逆転のメソッド』(著:原 晋)

2018年が始まりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
 
このコラムが更新される1月26日は
ちょうど僕が全国大会で講演する日と重なりました。
 
読者の皆さんにお目にかかれるのが楽しみです。
本年もどうぞよろしくお願いします。
 
さっそくですが、お正月の箱根駅伝はご覧になられましたか?
不利との下馬評の中、大会史上6校目となる4連覇を達成した青山学院大学。
 
今やすっかり強豪の名門校のイメージですが、
10年前の2008年には優勝どころか、箱根駅伝に出場すらできませんでした。
それも、たまたま出られなかったのではなく、
箱根の舞台から遠ざかること、なんと33年!
長きに渡る低迷から脱し、悲願の復活を果たしたのが2009年。
 
そして、2015年、創部96年目にして初優勝を果たし、
それから4連覇という状況であります。
 
この大躍進における主役といっていいのが
監督の原晋氏。
 
今回紹介するのは、原監督の処女作、
 
『逆転のメソッド』原晋(著)

72-1.jpg
 
です。
 
原監督は異色の指導者として、その卓越した手腕に
陸上界のみならず、ビジネス界からも熱い視線が注がれています。
 
というのも、
選手時代に箱根出場経験もなく、顕著な実績もない。
さらに監督経験もない、サラリーマン出身の監督だからです。
 
原監督は、長年のサラリーマン経験を活かしたチームづくりで注目を集めており、
「箱根駅伝もビジネスも一緒」
と折にふれて語っています。
 
たびたび申し上げてきたように、このコラムでは、
異分野の優れたものを、自らの仕事に応用&取り入れることを
1つの主眼としています。
原監督の手法は、これ以上ないくらいの好例であり、
ヒントに満ち溢れています!
 
本書は監督の半生を辿りながら、
そのユニークなチームづくり、選手育成法などに
踏み込んでいく構成。
 
監督の最大の強みは、サラリーマン経験であることを
感じずにはいられません。
 
たとえば、
 
・チームづくりの方法=組織づくり論
・選手獲得法=人材採用論
・選手の選抜、配置=人材登用法
・正しい目標の立て方
・上司論
・なぜ勝てるのか?
 
など、得られるものを挙げればキリがありません。
 
長年の低迷を脱すること自体が極めて困難なことですし、
まして4連覇まで達成などというと、
ほとんど人間ワザとは思えないほどですが、
そのヒミツは、全て本書にある、といっても過言でありません。
 
経営者、リーダーにとっては
どんなに時間がなくても、今すぐ読むに値する一冊、
と自信を持って言えます。
さっそくどうぞ!
 
尚、本書を読む際に、おすすめの音楽は
 
『モーツァルト:ピアノ協奏曲集』
クリフォード・カーゾン(ピアノ)、イギリス室内管弦楽団, ロンドン交響楽団(演奏)

72-2.jpg
 
です。
以前にもモーツァルトのピアノ協奏曲を紹介したことがありますが、
イギリスの巨匠カーゾンの名盤が復刻!
合せてお楽しみいただければ幸いです。
 
では、また次回。
 
 

バックナンバー

2018.04.27
第75回『名刀に挑む』(著:松田次泰)
2018.03.30
第74回『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』
(著:アンソニー・マクカーテン、翻訳:染田屋茂、井上大剛)
2018.02.23
第73回『チャンミーグヮー』(著:今野 敏)
2018.01.26
第72回 『逆転のメソッド』(著:原 晋)
2017.12.29
第71回 『夢の回想録 高田賢三自伝』(著:高田賢三)
  1. ≫記事一覧

経営コラムニスト紹介

本のソムリエ・団長

本のソムリエ・団長 シブヤ駅前読書大学 学長 一里塚華劇団 主宰

パリ、ロンドン、オーストラリア…国内外で活動を展開する、インディーズ・エンタメロックバンド
「一里塚華劇団」を主宰。ボーカル&ギター。

音楽分野のみならず、ラジオDJ、写真家、講演&教育活動、食文化研究家、翻訳家…はじめ、テレビ出演や各雑誌への寄稿など幅広く、ビートルズの ポール・マッカートニー生家で流れる日本語ナレーションも担当するなど、その活動範囲は、とどまるところを知らない。

特に、年間1000冊以上の読書を楽しむ “本のソムリエ” としてつとに著名で、小中学校や教育機関からの、読書授業の依頼が殺到。 活字離れが加速化する現代、独特の読み聞かせを始めとするユニークな授業を通じて、読書と親しむキッカケづくり、日本語教育に情熱を注いでいる。

シブヤ駅前読書大学・学長、NPO読書普及協会・専任講師、文部科学省「青少年のためのオーサービジット」講師、 日本学びテーナー協会・名誉会長、ワクバカアカデミー・主任教授などを兼務。趣味は帽子集め。世界各地の100個以上所有。大の甘党で"スイーツプリンス"の異名をとる。 著書に「夢は見つかる。必ず叶う!」、「わたしの読書日記(寄稿)」などがある。

※本名非公表。“団長”の名は「一里塚華劇団」リーダーの肩書きと芸名も兼ねています
『本のソムリエ団長』ホームページ http://www.honsom.com

本のソムリエ・団長シブヤ駅前読書大学学長の経営コラムに関するお問い合わせ